燃える地の果てに



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

7.00pt (10max) / 1件

7.63pt (10max) / 16件

Amazon平均点

4.52pt ( 5max) / 27件

楽天平均点

3.00pt ( 5max) / 3件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
2pt
サイト内ランク []A総合:1687位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

5.00pt

67.00pt

20.00pt

10.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1998年08月
分類

長編小説

閲覧回数7,594回
お気に入りにされた回数8
読書済みに登録された回数23

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

燃える地の果てに(上) (角川文庫)

2019年12月24日 燃える地の果てに(上) (角川文庫)

ギター製作の名手を捜し、スペインの小さな村パロマレスを訪ねた日本人の古城。村の沖合では給油中の米軍機2機が空中衝突し、搭載中の核爆弾が海に落ち行方不明になる事故が。30年後、新宿ゴールデン街でバーを経営する織部は、美しいギター奏者ファラオナの演奏会で、彼女が弾くギターが幻のエル・ビエント作であることに気づく。ビエントを捜してパロマレスへ向かうことになった2人。やがて運命の渦に巻き込まれていく。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

燃える地の果てにの総合評価:8.96/10点レビュー 28件。Aランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

気持ちよくダマされましょう

1995年から98年までに雑誌連載された、700ページを越える長編作品。スペイン現代史という逢坂剛の得意の舞台で繰り広げられる、豪華な政治アクション小説である。
1966年、スペイン上空で米軍機同士が衝突し、爆撃機に搭載されていた核爆弾4基が放出された。うち3基は地上で回収されたのだったが、残りの核爆弾1基は海中に没したらしく、米軍の必死の捜索でも見つけることができなかった。事実を隠しながら核爆弾を探す米国、その事実を暴露し、あわよくば核爆弾を入手しようとするソ連側のスパイが、スペインの田舎町で激しい神経戦を繰り広げ、この町に住むギター製作者・ディエゴのもとを訪れてギター製作を依頼し、出来上がるのを待っていた日本人・古城も否応無く、その争いに巻き込まれて行った。
1995年、新宿ゴールデン街でバーを営む・織部は、イギリス人ギタリスト・ファラオナのコンサートで彼女のギターに心を奪われ、彼女を店に招待する。店を訪れたファラオナは、古城と自分のギターが同じディエゴの作品であることに驚き、ディエゴに会うために一緒にスペインへ行こうと古城を誘ってきた。そして翌年、核爆弾墜落から30年が経ったスペインの田舎町で、二人は幻のギター製作者・ディエゴを探し始めたのだったが・・・。
スペイン現代史、情報戦、ギター、史実をベースにした現在と過去の並行した話の展開など、これぞ逢坂剛の世界という要素がびっちり詰まった超重量級の作品である。最終盤で、極めて重要な仕掛け(トリック?)が明かされるのだが、「それは無いだろう」とはならない。気持ちよくダマされた快感が味わえる。
逢坂剛ファンには文句なしのオススメ。スパイミステリー、軽いアクション小説のファンにもオススメだ。

iisan
927253Y1
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.27:
(5pt)

推理していく過程が楽しい

ほとんど読んでいる作家さんの作品なので、ワクワクしながら読みました。一気に読んでしまいたい作品です。
燃える地の果てに(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:燃える地の果てに(上) (角川文庫)より
4041078598
No.26:
(4pt)

一気読みの傑作

舞台のパロマレスの描写が秀逸。本を読みながら実際自分がそこで登場人物の中に入って
いるような感触だった。最後の結末は意外で驚いたがそこまでのカタルシスは感じなかった
燃える地の果てに(上) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:燃える地の果てに(上) (角川文庫)より
4041078598
No.25:
(5pt)

即配、丁寧。

配送も早く、丁寧で大満足。
燃える地の果てに(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:燃える地の果てに(下) (角川文庫)より
404107861X
No.24:
(5pt)

ミステリ史に残る究極の一撃を。

スペインとギターとハードボイルドと言えば逢坂剛である。
色んな逢坂作品が復刊される中、この作品が復刊されないというのは不思議であった。角川さんありがとう。

1966年に実際に起こった米軍爆撃機同士の衝突墜落事故にフィクションを絡ませ、30年後の舞台とリンクさせるハードボイルドミステリ。物語だけでも凄いのに、最後にとんでもないのが待っている。読者は想像の斜め上から来る衝撃のラストに凍り付くだろう。ミステリ史に残る究極の一撃をどうぞ。
燃える地の果てに(下) (角川文庫)Amazon書評・レビュー:燃える地の果てに(下) (角川文庫)より
404107861X
No.23:
(3pt)

未読、のためレビュウなし。

上記参照。その他のものについても同様。
燃える地の果てに〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:燃える地の果てに〈下〉 (文春文庫)より
4167520036



その他、Amazon書評・レビューが 27件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク