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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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ノンシリーズながら、逢坂剛ならではのフラメンコと独西現代史の蘊蓄がたっぷり詰まったハードボイルド・ミステリー。こんな蘊蓄は必要ないという反応も多いだろうが、そこが逢坂剛なのだというしかない。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ホームズも現代に蘇ったのだから、岡坂さんもAIを駆使して活躍して欲しーいです | ||||
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ハードボイルドものの岡坂神策シリーズの最新刊である。 例によって作者得意のフラメンコの話に、ナチスドイツ、ドイツのカナリス提督、19世紀のロマン派作家で不可思議な心中をしたフォン・クライストなどが絡む。 カナリス提督が絡むのは、著者の別の大河小説であるイベリア半島シリーズでも登場しているので当然かもしれないし、この大河シリーズは続編を待ちわびているので、カナリスの消息を知らされたようで悪い気分ではないw 卵子売買が絡む荒唐無稽な話も、それなりに面白く捌いてくれている。 ハードボイルドな、というか都会的な(←死語w)せりふ回しも以前ほど不自然ではない。というか、文句つけようがないほどよくなっているw けれども、この人の小説は突然、不可思議な過激派が出てきたりする。 その過激派が今回は、昔、左翼だったのが突然右翼の組織を作って、だらけ切った社会に喝を入れるために皇居にロケット弾を撃ち込もうとする。 過激派にも論理性があり、組織であるためには規約や綱領的な内容が不可欠であるのだが、彼にとっては内的論理を忖度しないで済む存在であるようだ。 それは、彼の出世作である『カディスの赤い星』と全く変っていない。 『カディスの赤い星』でも、過激派が絡むと話が無茶苦茶になったw | ||||
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バックストリート(裏街)を舞台にした ちょい悪の男たちと美しい女たちが繰り広げる サスペンスがよく描かれている | ||||
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コダワリとマニアックの微妙なバランスの上にある本なので評価は分かれるか。 ドイツ文学、フラメンコ、御茶ノ水界隈に興味があればページは進むだろうし、ミステリーとしてもそれらの要素を上手く取り入れていると思うけど、ドイツ文学、フラメンコ、御茶ノ水界隈に興味がなければ、下手な色恋話の現実味のなさが目につくかもしれない(婦警にせまられるくだりなんて、ほとんどモテない男の願望のようだ)。 | ||||
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待ち焦がれていたので購入してあっという間に読んでしまった。なじみの街、虚々実々のありそうなバー、レストラン、地名から懐かしい街並みやなじみの店が浮かんで面白かったが、ストーリーは逢坂氏らしいといえ中途半端な感じがしました。 どうせならイベリアシリーズに結び付けて、当時のスペイン・ドイツのエピソードをもっとからませてほしかったですねカナリス提督! イベリアシリーズ、その後を待ち望んでいます。早く書いてくれ〜 | ||||
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