バックストリート



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    初公開日(参考)2013年06月
    分類

    長編小説

    閲覧回数3,404回
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    バックストリート

    2013年06月25日 バックストリート

    美貌のフラメンコのバイラオーラ神成真里亜。彼女に迫る罠の裏側には、彼女の「血」とドイツ現代史との迷宮があった。岡坂神策シリーズの快作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    バックストリートの総合評価:6.89/10点レビュー 9件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    メインテーマを霞ませるこだわり

    ノンシリーズながら、逢坂剛ならではのフラメンコと独西現代史の蘊蓄がたっぷり詰まったハードボイルド・ミステリー。こんな蘊蓄は必要ないという反応も多いだろうが、そこが逢坂剛なのだというしかない。
    個人で調査事務所を経営する岡坂は、フラメンコの店で知り合ったダンサー・神成真里亜と食事をした後、だれかに尾行されているのに気づいた。尾行者の正体を暴こうとした岡坂だったが、さらに、別の尾行者として公安刑事が現れ、岡坂にコンタクトを取ってきた。二組の尾行者たちの狙いは何か・・・。
    メインテーマは、不妊症の金持ちを相手にした卵子提供斡旋ビジネスで卵子を求める側が特定の提供者にこだわってことから生じる混乱なのだが、その背景になるフラメンコの世界、ドイツ浪漫派とナチズムの関係の説明が詳細で、途中からはどれが主題だか分からなくなってくる。
    人が殺される訳ではなく、ピストルをぶっ放すような派手な暴力がある訳ではない日本のハードボイルドの枠組みの中で、私立探偵が主役を張り、魅力的な女性が周辺を彩るハードボイルドとしてきちんと成立させているのは、さすがベテラン。フラメンコと現代史の蘊蓄に我慢が出来るなら読んで損は無い作品だ。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.8:
    (5pt)

    今風な次作を

    ホームズも現代に蘇ったのだから、岡坂さんもAIを駆使して活躍して欲しーいです
    バックストリートAmazon書評・レビュー:バックストリートより
    4620107956
    No.7:
    (3pt)

    フラメンコ、ナチスドイツ、カナリス提督、卵子売買などが絡み、著者のお得意の展開に

    ハードボイルドものの岡坂神策シリーズの最新刊である。

    例によって作者得意のフラメンコの話に、ナチスドイツ、ドイツのカナリス提督、19世紀のロマン派作家で不可思議な心中をしたフォン・クライストなどが絡む。

    カナリス提督が絡むのは、著者の別の大河小説であるイベリア半島シリーズでも登場しているので当然かもしれないし、この大河シリーズは続編を待ちわびているので、カナリスの消息を知らされたようで悪い気分ではないw

    卵子売買が絡む荒唐無稽な話も、それなりに面白く捌いてくれている。
    ハードボイルドな、というか都会的な(←死語w)せりふ回しも以前ほど不自然ではない。というか、文句つけようがないほどよくなっているw

    けれども、この人の小説は突然、不可思議な過激派が出てきたりする。
    その過激派が今回は、昔、左翼だったのが突然右翼の組織を作って、だらけ切った社会に喝を入れるために皇居にロケット弾を撃ち込もうとする。
    過激派にも論理性があり、組織であるためには規約や綱領的な内容が不可欠であるのだが、彼にとっては内的論理を忖度しないで済む存在であるようだ。

    それは、彼の出世作である『カディスの赤い星』と全く変っていない。
    『カディスの赤い星』でも、過激派が絡むと話が無茶苦茶になったw
    バックストリートAmazon書評・レビュー:バックストリートより
    4620107956
    No.6:
    (3pt)

    シリーズ毎に見るといいね

    バックストリート(裏街)を舞台にした
    ちょい悪の男たちと美しい女たちが繰り広げる
    サスペンスがよく描かれている
    バックストリートAmazon書評・レビュー:バックストリートより
    4620107956
    No.5:
    (3pt)

    コダワリとマニアックの間

    コダワリとマニアックの微妙なバランスの上にある本なので評価は分かれるか。

    ドイツ文学、フラメンコ、御茶ノ水界隈に興味があればページは進むだろうし、ミステリーとしてもそれらの要素を上手く取り入れていると思うけど、ドイツ文学、フラメンコ、御茶ノ水界隈に興味がなければ、下手な色恋話の現実味のなさが目につくかもしれない(婦警にせまられるくだりなんて、ほとんどモテない男の願望のようだ)。
    バックストリートAmazon書評・レビュー:バックストリートより
    4620107956
    No.4:
    (3pt)

    お茶の水にスペインとドイツとくれば

    待ち焦がれていたので購入してあっという間に読んでしまった。なじみの街、虚々実々のありそうなバー、レストラン、地名から懐かしい街並みやなじみの店が浮かんで面白かったが、ストーリーは逢坂氏らしいといえ中途半端な感じがしました。
    どうせならイベリアシリーズに結び付けて、当時のスペイン・ドイツのエピソードをもっとからませてほしかったですねカナリス提督!
    イベリアシリーズ、その後を待ち望んでいます。早く書いてくれ〜
    バックストリートAmazon書評・レビュー:バックストリートより
    4620107956



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