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バックストリート
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バックストリートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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ホームズも現代に蘇ったのだから、岡坂さんもAIを駆使して活躍して欲しーいです | ||||
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ハードボイルドものの岡坂神策シリーズの最新刊である。 例によって作者得意のフラメンコの話に、ナチスドイツ、ドイツのカナリス提督、19世紀のロマン派作家で不可思議な心中をしたフォン・クライストなどが絡む。 カナリス提督が絡むのは、著者の別の大河小説であるイベリア半島シリーズでも登場しているので当然かもしれないし、この大河シリーズは続編を待ちわびているので、カナリスの消息を知らされたようで悪い気分ではないw 卵子売買が絡む荒唐無稽な話も、それなりに面白く捌いてくれている。 ハードボイルドな、というか都会的な(←死語w)せりふ回しも以前ほど不自然ではない。というか、文句つけようがないほどよくなっているw けれども、この人の小説は突然、不可思議な過激派が出てきたりする。 その過激派が今回は、昔、左翼だったのが突然右翼の組織を作って、だらけ切った社会に喝を入れるために皇居にロケット弾を撃ち込もうとする。 過激派にも論理性があり、組織であるためには規約や綱領的な内容が不可欠であるのだが、彼にとっては内的論理を忖度しないで済む存在であるようだ。 それは、彼の出世作である『カディスの赤い星』と全く変っていない。 『カディスの赤い星』でも、過激派が絡むと話が無茶苦茶になったw | ||||
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バックストリート(裏街)を舞台にした ちょい悪の男たちと美しい女たちが繰り広げる サスペンスがよく描かれている | ||||
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コダワリとマニアックの微妙なバランスの上にある本なので評価は分かれるか。 ドイツ文学、フラメンコ、御茶ノ水界隈に興味があればページは進むだろうし、ミステリーとしてもそれらの要素を上手く取り入れていると思うけど、ドイツ文学、フラメンコ、御茶ノ水界隈に興味がなければ、下手な色恋話の現実味のなさが目につくかもしれない(婦警にせまられるくだりなんて、ほとんどモテない男の願望のようだ)。 | ||||
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待ち焦がれていたので購入してあっという間に読んでしまった。なじみの街、虚々実々のありそうなバー、レストラン、地名から懐かしい街並みやなじみの店が浮かんで面白かったが、ストーリーは逢坂氏らしいといえ中途半端な感じがしました。 どうせならイベリアシリーズに結び付けて、当時のスペイン・ドイツのエピソードをもっとからませてほしかったですねカナリス提督! イベリアシリーズ、その後を待ち望んでいます。早く書いてくれ〜 | ||||
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「コージーコーナー」以来の作品で面白く読ませて頂きました。 ナチスの件は、しつこかったですネ? 他の作品で面白く読んでいたので残念に思った部分です。 「カディスの赤い星」以来、多数の作品を読ませて頂きましたが、この作品で最後にさせて頂きます。 長いこと楽しませて頂きましてありがとうございました。 | ||||
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9年振りに出た岡坂神策シリーズの新作小説。 さすがベテランの技が光る読ませる小説でした。 現代調査研究所所長という私立探偵のような主人公・岡坂神策。 盟友である弁護士の桂本と食事をした後向かったバーで 神田小川町に新しく出来たタブラオ(フラメンコショーのあるレストラン)の宣伝ポスターを目にする。 スペイン通の岡坂は当然フラメンコにも精通しているが 桂本は全くのど素人にも関わらずポスターの写真を見て 気に入ったダンサー目当てに岡坂をなかば強引に誘い タブラオ‘サンブラ’に繰り出す。 それが謎の事件の始まりだった。 店を出た二人は見知らぬカップルに尾行されている事に気付く。 彼らの尾行対象は岡坂なのか桂本なのかはたまた二人と意気投合した バイラオーラ(フラメンコの踊り子)の神成真理亜たちなのか。 そして尾行の目的とは。 謎を追う内に岡坂は同じように事件を追う女性刑事・知恩炎華と知り合い捜査の協力に関わる。 しかし岡坂も知恩も化かし合い合戦で互いになかなか事件の尻尾を掴めない。 ギタリストや独文科教授なども現れ事態はどんどん複雑化を増して行く。 一番の巨悪は誰で一体どのような目的があったのか。 岡坂神策はバックストリート(裏町)の悪の罠の企みを看破できるのか。 かなり読み応えのある1冊です。 途中少し長丁場を感じますが終盤一気に読ませてくれる魅力があり 事件の真相が明らかとなった時 「そういう事だったのか!」と驚きます。 9年振りの新作はとても面白かったです。 次回作はせめて5年以内に出して欲しいところですね。 | ||||
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作家さんは、一つの作品を書き上げるのにとてつもない労力を費やしているのだと思います。編集 者さんも含め、関係者の方には敬意を払いたいと思います。 経験を積んだ作家さんらしい「濃さ」は感じられましたが、心に残る秀作かと言われると・・・。 途中からは宮部みゆきさんの新作と並行して読んでいたので、余計に差を感じました。 こういった作品に出会うたび、つまらなくはないけれど二千円近いお金を払う価値はないなと 思わされます。文章の上手い下手も大切ですが、それが「面白い」に繋がるかは別。逢坂さんの 作品はこれで五、六冊目だと思いますが、もう次はないかな。 | ||||
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