無防備都市 禿鷹の夜II



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長編小説

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無防備都市 禿鷹II (文春文庫 お 13-20)

2022年08月03日 無防備都市 禿鷹II (文春文庫 お 13-20)

ハゲタカの冷酷非情ぶりがグレードアップ! 暗黒警察小説の金字塔第2弾。 渋谷を縄張りにするヤクザ・渋六興行に食い込み、上前をはねる神宮署生活安全特捜班のハゲタカこと禿富鷹秋。 縄張りを侵食しようとする南米マフィア・マスダから送り込まれた殺し屋を返り討ちにした禿富だが、マスダは更なる刺客を放ってきた。さらに、同じ神宮署内にも禿富の横暴を面白く思わない者が、制裁を加えようと暗躍する。 マスダと警察内部の敵の挟み撃ちに会いながら、禿富は持ち前の知恵と腕力で対抗する。 ヤクザにたかり、弱きをくじく、冷酷非情な刑事。彼にかかれば上司もキャリアも関係なし。警察組織を食い荒らし、南米マフィアを翻弄し、さらには関係を持った女性をも平気で見殺しにする。 圧倒的存在感で描かれた悪漢ヒーローの非道ぶりをご堪能あれ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

無防備都市 禿鷹の夜IIの総合評価:7.56/10点レビュー 18件。Bランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

やられたら、倍返しだ

稀代の悪徳刑事・禿鷹シリーズの第2弾。やくざ同士の縄張り争いに悪徳警官同士の勢力争いが加わって、今回も壮絶な暴力の応酬が繰り広げられていく。
渋谷の小さなバー「みはる」に、新宿を根城にする南米マフィア・マスダの幹部・宇和島がちょっかいを出し、ママの世津子を脅迫した。そこに現れた禿鷹は宇和島を痛めつけて放り出したが、その夜、禿鷹は3人組に襲われてしたたかに痛めつけられた。実はこの3人は、宇和島とつながりのある悪徳警官グループだった。絶対にやられっぱなしにはしない禿鷹は、さまざまな策を講じて悪徳警官たちに次々に落とし前をつけていく。
個人も組織も、時には付合っている女性さえ「とかげのように無表情な目」で冷徹に見極め、徹底的に自分の損得で行動するアンチヒーロー・禿鷹。好きと嫌いがはっきり別れるキャラクターだが、もっと読みたくなることは間違いない。日本のハードボイルドにビターな味が欲しいと思っていた読者にはオススメだ。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17:
(4pt)

久し振りに読みましたが、今考えると、「新宿鮫」を意識したのか?

逢坂さんの作品は百舌鳥シリーズがなんといっても読ませます。ただ、この禿鷹シリーズも少々荒っぽい展開ですが、それなりにハードボイルドとしては良作の部類でしょう。1作目を読んだのがずいぶん前で、古書店で2作目のこの作品を見つけて読んでみましたが、不良刑事物として迫力があります。ただ、今となって考えると、新宿と渋谷あたりの違いはあれ、大沢在昌さんの「新宿鮫」がやはり作者の意識の底にあったのでは
と思うのは考え過ぎで、作者に失礼でしょうか? この際、新古書店で見つけてシリーズ全部読んでみる気ではいますが・・・。
無防備都市―禿鷹の夜 2Amazon書評・レビュー:無防備都市―禿鷹の夜 2より
4163206205
No.16:
(1pt)

変色がひどい

本の中全部が黄色く変色していて、気持ちが悪く読む気がしない。Amazonで中古本を良く買うが、この状態は初めて。こちらのお店では何回か購入していて、良い状態だったので、たまたまこの本だけだとは思うが、、、
無防備都市―禿鷹の夜 2Amazon書評・レビュー:無防備都市―禿鷹の夜 2より
4163206205
No.15:
(5pt)

このハードボイルドにはまつた!

淡々と物語が展開し過ぎていくのが少し気になつたが、とにかく面白い、頭のほねやすめに、ちようどいい。
無防備都市―禿鷹の夜 2Amazon書評・レビュー:無防備都市―禿鷹の夜 2より
4163206205
No.14:
(3pt)

無防備都市

ヤクザにたかり、弱きをくじく、冷酷非情な刑事が帰って来た! 史上最悪の刑事禿富鷹秋(とくとみたかあき)――通称ハゲタカ。警視庁神宮署の放し飼い。彼にかかれば、上司もキャリアも関係なし。警察組織を食い荒らし、南米マフィアを翻弄し、さらには関係を持った女性をも平気で見殺しに――。圧倒的存在感で描かれた悪漢、神宮署生活安全特捜班のハゲタカの非道ぶりをご覧あれ。
無防備都市 (文春文庫―禿鷹の夜)Amazon書評・レビュー:無防備都市 (文春文庫―禿鷹の夜)より
4167520095
No.13:
(4pt)

禿鷹シリーズ2作目。禿鷹のキャラが強化された。

1作目よりもさらにパワーアップ、スケールアップした禿鷹物語。
ハードなストーリーの中で、1作目と2作目で禿鷹の性的能力が少しレベルアップしたことが気になるのは私だけだろうか?
1作目の恋人は、禿鷹はごく普通だと感じていたのに、警視の妻は忘れられない夜だと体に刻印されるほどだったと述懐している。
今作では、禿鷹の性的技術力がアップしたのか?
それとも、好きな女への愛と、策略で女を抱くときとは違うということか?
これはサイドストーリーなので、大きな問題ではないが、やはり禿鷹の男の部分としては重要なファクターであり、次作以降が気になるところ。

ストーリーは1作目から続けて読んだため、勢いで読み終えたが、まあよく似たストーリーといったところだろう。
ただ、登場人物たちがこなれてきて、じわじわとストーリーや人間関係に深みが出てきて、より面白さが増している。

また、警察内部の暗闘や、派閥、ろくでもない警察官たちがぞろぞろと現れて、単なるやくざモノから、警察も巻き込んだ
闇社会の全貌を描くストーリにスケールアップした面白さを感じることができた。

安定した面白さと言える。
無防備都市―禿鷹の夜 2Amazon書評・レビュー:無防備都市―禿鷹の夜 2より
4163206205



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