牙をむく都会
- 岡坂神策シリーズ (8)
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作者のベスト作品ではないと思いますが、十分に面白く読めるエンターテイメント作品だと思います。 主人公が関わる複数のプロジェクトや関係者が、実は裏でそれぞれ関わりあっていた、、、というストーリーは、やや複雑なプロットですが、分かりやすく書かれているので長さの割に読みやすいと思います。 とはいえ、西部劇を中心とした古い映画(それも”駅馬車”や”赤い河”のようなメジャー作品ではなく、マイナー作品)のうんちくが多いので、それらを楽しめないとただの冗長な作品に思えるかもしれません。 本編に入るまでの映画のうんちく話が前半に集中してバランスが悪いこと、明らかなになる事件の裏側がいささか拍子抜けすること、長さの割に終わり方がぶつ切りで雑に思えることから、冒頭に書いたように本作が、作者のベストとは思いません。 もし、逢坂氏の作品を初めて読むなら、「カディスの赤い星」か「十字路に立つ女」あたりがおすすめだと思います。 | ||||
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安くても品質はとても良く満足しました。お買い得。お奨めします。 | ||||
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映画祭の企画とスペイン内乱終結60周年記念行事のコーディネーターを同時に引き受けた探偵に元シベリア抑留者から告発を手伝って欲しいとの依頼があって・・・と、かなり錯綜しているようですが、実際にはストーリーだけを追うのであれば、この1/3程度の作品でしょう。 映画祭の作品選考に絡んで開陳される蘊蓄の記述の長いこと長いこと。スペイン内乱の概要もこの作品には必要と思えません。これらが作品全体のリズムを壊しています。後者はまだしも、前者はまったくストーリーと関係なくて冗長性を高めているだけなのですが(1940〜70年代位の西部劇のコアなファンには楽しめるでしょうが)、これはもしかしたらこの作品が初出の際、出版社の都合で、執筆途中に連載期間が延びたことに関係しているのかも知れません。 無駄な部分を切りつめて、テンポよく書いていけば、小気味よい中編小説になっただろうにと、残念な作品です。 | ||||
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タイトルに惹かれて本を読むと言うことは結構あるけれど、たいていの場合思ったより成功する確率が高い。この作品は要注意。逢坂剛、得意のスペインもの、西部劇ものといったテーマが出てきて、どのテーマも思ったほどには深くない。言ってみれば中途半端。どうも著者はマンネリ気味か。この作品を謎解きとして読まない方がよい。そう思って読むと必ず失望する。ただ神田・お茶の水界隈の様子はやっぱり読んでいて楽しい。 | ||||
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タイトルに惹かれて本を読むと言うことは結構あるけれど、たいていの場合思ったより成功する確率が高い。この作品は要注意。逢坂剛、得意のスペインもの、西部劇ものといったテーマが出てきて、どのテーマも思ったほどには深くない。言ってみれば中途半端。どうも著者はマンネリ気味か。この作品を謎解きとして読まない方がよい。そう思って読むと必ず失望する。ただ神田・お茶の水界隈の様子はやっぱり読んでいて楽しい。 | ||||
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