さらばスペインの日日



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    初公開日(参考)2013年11月
    分類

    長編小説

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    さらばスペインの日日

    2013年11月22日 さらばスペインの日日

    著者渾身のイベリア・シリーズついに完結! 日本の無条件降伏、第二次世界大戦終結で、北都昭平、ヴァジニアにいかなる未来が──。 「だれかがわたしに、裏切り者の汚名をきせようとしている」 1945年、ドイツに続く日本の無条件降伏で第二次世界大戦が終結。密命を帯びてスペインに潜行していた日本陸軍の情報将校・北都昭平は、戦犯指定の危機にさらされる。一方、英国情報部員ヴァジニアは、同国秘密情報部(MI6)第九課長キム・フィルビーがソ連の二重スパイである事実を暴こうと動き出す。だが、二人は同時に拘束され、別々に勾留される。国境も戦火も越えて愛し合っていた彼らに、いかなる未来が待っているのか――。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    さらばスペインの日日の総合評価:8.36/10点レビュー 14件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    ついに完結

    逢坂剛のライフワークであるイベリアシリーズの完結編。ほぼ16年の歳月をかけて書き継いで来た、7作品、約4000ページもの大河ドラマのクライマックスである。
    本作の舞台はドイツの敗戦後から北都昭平の日本への帰還まで、1945年7月から46年4月までである。日本の敗戦がほぼ確実となり、スペインが日本と断交したこともあってやることがなくなり、精神的にも挫折した北都だったが、愛するヴァジニアが英国情報部から裏切りを疑われ、しかも英国内で行方不明になったことで気力を取り戻し、ヴァジニアを救出するために単身、英国に潜入することにした。
    拉致されていたヴァジニアを発見し、二人で国外脱出をはかるのだが、最後の土壇場でヴァジニアは英国にとどまって情報部の疑惑を解くことになり、北都はアメリカ情報部によってスペインに送られ、日本に強制帰還させられることになる。
    前6作品のような情報戦の面白さは無く、敗戦国のスパイの心情のドラマに力点が置かれている。その点で、歴史ミステリーという本シリーズの魅力が十分に発揮されているとは言えないのが残念。しかし、大河ドラマの完結編としてのパワーは十分に持っている。
    シリーズ読者は必読。シリーズ未読の方は1作目から読むことをオススメしたい。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.13:
    (5pt)

    逢坂剛の最高傑作

    読破、イベリアシリーズ第7弾下巻。
    スコットランドヤード警察に出頭した北都とヴァジニアは、北都は米軍に引き渡され戦犯容疑で日本に召喚されることに。
    ヴァジニアは敵国に機密情報を漏らした疑いでスコットランド警察とMI6から尋問され、二人は離れ離れに...
    二人の再開はあるのであろうか!?

    足掛け16年、原稿用紙約8000枚に及ぶ大作は、間違いなく逢坂剛の最高傑作だ!
    さらばスペインの日日(下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:さらばスペインの日日(下) (講談社文庫)より
    4062934671
    No.12:
    (5pt)

    ソ連の2重スパイ

    イベリアシリーズ第7弾上巻。
    ゲシュタポによりドイツの収容所に送られた北都は、米軍の進駐により解放されたが、カナリス提督はその1週間前に処刑をされてしまっていた……マドリードで恋人ヴァジニアと再会したが、彼女の同僚キム・フィルビーがソ連の2重スパイであることを疑い、ロンドンへと異動していった。しかし何者かにより拉致されるはめに……
    さあ盛り上がってきたねえ~( ̄▽ ̄)=3
    さらばスペインの日日(上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:さらばスペインの日日(上) (講談社文庫)より
    4062934663
    No.11:
    (4pt)

    感動の1冊・・・川越のシゲさんより

    この作品は、文庫本で探していたのですが、都内の大きな書店でも見つからずにがっかりしていたところでした。
    たまたま検索したアマゾンに在庫があり幸運でした。読み応えのある内容のシリーズの完結編で感動して読みました。
     これからも積極的に利用して、我が読書ワークを充実していくつもりです。
    さらばスペインの日日Amazon書評・レビュー:さらばスペインの日日より
    4062186667
    No.10:
    (5pt)

    いいね

    面白い。継続して読みたい本ですね。続編が待ち遠しい一冊です。もう終わりかな
    さらばスペインの日日Amazon書評・レビュー:さらばスペインの日日より
    4062186667
    No.9:
    (4pt)

    ついに完結!

    逢坂剛氏のライフワークともいえるイベリアシリーズがついに完結した。著者によるエピローグを読んで、第二次世界大戦をヨーロッパで戦った日本人を描くという意図で書かれていたと知り、なるほどと思った。

    正直言って本作品は物語としてはさほど面白いものではない。北都とヴァジニアが怪しげな中国人に騙されて海外逃亡を図るというエピソードも、荒唐無稽な設定で物語に入り込めなかった。ただ上記の作者の意図から考えると作者が本書で最も描きたかったのは、スペインから日本に引き揚げさせられる日本人たちを描いた船上の場面ではないのかと思う。
    さらばスペインの日日Amazon書評・レビュー:さらばスペインの日日より
    4062186667



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