(短編集)

半七捕物帳 1



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初公開日(参考)2001年10月
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半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)

2001年10月31日 半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)

岡っ引上がりの半七老人が、若い新聞記者を相手に昔話を語る。十九歳のとき、『石灯篭』事件で初手柄をあげ、以後、二十六年間の岡っ引稼業での数々の功名談を、江戸の世態・風俗を織りまぜて描く、捕物帳の元祖!「お文の魂」「半鐘の怪」「山祝いの夜」等十四編収録。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

半七捕物帳 1の総合評価:9.20/10点レビュー 30件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

名作です

普通に面白かったです。 

わたろう
0BCEGGR4
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.29:
(5pt)

心を読む天才、半七

・問答を避けてる素振りが見えた。
・油断しないような目付きをして
・口数を聞かないように努めているのは何故だろう。
・冷淡に構えている
・鈍い人間ではない
・不安らしくこちらを見返っているらしかった。
 岡っ引の経験がなす業なのだろう。半七は一眼で相手も心持ちを見抜く。年齢、商売や誰に仕えているか、親子・家族関係、住所などや、一言二言会話を交わすだけで、相手の見抜く。
 犯人でなければ、犯人を知っている。あるいは、何かを隠している。嘘をついていることを次々と言いあて、真相に迫っていく。
 まあ、江戸っ子だから気が短いと言うところもあるんだろう。テレビの1時間時代劇のごとく、べらんめえ調で解決していく。現代ドラマでこれをやると嫌味でしかないが、幕末の江戸が舞台であり、全て許される気がする。
 大正に書かれたものなのに古さを感じないのは、岡本綺堂さんの筆力と言うところだろう。
半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)より
4334732291
No.28:
(5pt)

時代小説と捕り物帳の嚆矢となった連作集

江戸時代に活躍した半七という岡っ引きが、昔手掛けた事件を語り・・・というお話。

捕り物帳というジャンルは、テレビの時代劇でよく観ましたが、小説は恥ずかしながら、この作品が初めてでした。結果からゆうと、非常に面白かったです。

原書で英語の小説を読めて、翻案小説も書けたという著者の才人振りから、創作でも独創的な推理小説をかけたらしいです。

また、著者は実際の江戸の文化を知るか、知っている人から、色々聞けたりもしたらしいので、時代の考察も優れているという理由で、我々が体験できない江戸の時代を疑似体験できる時代小説にもなっております。

怪談からの翻案からの作品も多いという事で、いまならホラー扱いになるかもしれない作品や、ポーの作品から影響を受けたらしい作品もあり、バラエティ豊かな時代推理小説にもなっていると思いました。

時代小説と捕り物帳の嚆矢となった連作集。是非ご一読を。
半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)より
4334732291
No.27:
(5pt)

なるほど推理小説とは違うのですね

まったく読んだことがなかったのですが、最初の第一作からして想像と違いました。いわゆる推理小説ではなくて、江戸情緒の中の人情噺という要素が強いようです。あとがきにおいて、そういう捉え方はよろしくないと解説されていましたが、一般読者としてはやはりそういう印象。ただし、縛りというか約束として、事件の発生とそれの謎解きという筋は必ず通す、というものがあるという理解ですね。謎解きも、読者が自力では溶けるものはほぼなく、「こういうことだったんですよ」という解説を楽しむ趣の謎解きです。一部「ううん、それはなさそうだなあ」というのもある一方で、「これは深いな、よくできている」」というのもあり、なるほどシリーズとして読み続けたくなる気持ちがよくわかりました。
半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)より
4334732291
No.26:
(4pt)

江戸時代のシャアロック・ホームズ譚

「捕物帳は、推理的興味を、主にした小説ではない。江戸の風物詩をえがくのが、狙いなのであって、いわば『季の文学』なのだ」という説に対して、都築道夫は、困ったものだという感想を解説で述べている。しかし残念なことに、わたしは半七捕物帳の面白さのメインは、江戸の情緒を味わえるところだと思っている。
 そんな情緒や風物詩を味わうに加えて、本シリーズの江戸は幕末だから、同時代の京では尊王攘夷が吹き荒れて、新撰組が活躍した時代に重なってくる。「その時、京では」なんて考えながら、読むのがおもしろい。

 実際の処、謎解きを興味の中心に読むと、わたしがこれまでに齧った範囲では、半七に限らず、捕物帳はどれであっても大したことはないし、拍子抜けするものも多い。大体において、本家ホームズ譚でも謎解きで感心させられるものは僅かだし、興味の少なくない割合はビクトリア時代の情緒を味わえるところだと思う。
 そして江戸情緒を味わえる点において、数ある捕物帳ものの元祖でもあり、書かれた時期が他のものよりも江戸の世に近い半七捕物帳は、他の同類から一頭抜きんでているは間違いないだろう。
 だから上の説は、決して半七捕物帳を貶めるものでないし、困る必要もさらさらない。

 というわけで、わたしは時代小説として捕物帳を読んでいるが、個々の話は、どうしても謎解きの結末に影響されてしまうので、個々の短篇が面白いかどうかと問われると、正直どれも下駄を履かせて★★★がよいところなのだが、全体を通じて★★★★にしてしまいたくなるそんな作品集である。

 細かい事だがついでに。
 本書では、明らかに女性の三人称を「かれ」としている。
 「かのじょ」を使うようになったのはいつ頃からだろう。まだ読んでいない高嶋俊男のエッセイのどこかに書かれていることを期待しておこうw
半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)より
4334732291
No.25:
(1pt)

このシリーズをコンプするよりも、はるかに安く購入できる「全巻セット」がある

これ2冊分の値段で全巻セットが購入できるなら、
2022/04/21時点でこの商品の存在価値ってあるのかな、と。
半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)より
4334732291



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