黄土の奔流
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黄土の奔流の総合評価:
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全2件 1~2 1/1ページ
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著者初読み。昭和40年に発表された作品だが、物語の舞台は大正12年の中国上海なので、今読んでも逆に違和感は無かった。「冒険小説の時代」とかつて呼ばれた頃、船戸与一、志水辰夫、北方謙三、佐々木譲らの、冒険、ハードボイルド小説をかなり読んだ。でも著者は昔の人と言う感じがして、読まなかったね。主人公紅真吾の行動の規範はハードボイルド的であるが、作品の文体や会話の雰囲気は冒険小説寄りな感じ。次々と襲い掛かる危機をどう乗り越えるのか、出会いと別れ、友情と裏切り、秘密や嘘。凄く面白い冒険活劇、読まずに死ねるか!。 | ||||
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揚子江を溯る 主人公・紅がカッコよすぎます。 | ||||
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関東大震災の頃の上海で命懸けの仕事を請け負い、海賊船だった小舟で危険な大河をさかのぼる。 主人公の紅さんは日本人なのに北京官話も上海話も流暢で頭脳明晰射撃も名手、と出来すぎな設定なのだが、大食いで頭の弱そうな車夫を本気で大事にしているのがいい。実際この車夫の存在感は強烈だし、この男を救出するため土匪の本拠地に単身乗り込むシーンは手に汗握る。その先の思わぬ展開も私は好きだ。 そして、顔半分に火傷を負った怪しげな美青年葉村の正体が本当に切ない。このラストも私は好きだし、紅さんの勝ちだと思う。 | ||||
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数十年ぶりの再読です。堪能しました。 1923年(大正12年)、激動の時代の中国が舞台ですね。 まさに「冒険小説のクラシック」、バディ小説の傑作だと思います。 次作もkindle化されている様ですね。その後の作品もkindle化をよろしくお願いします。 | ||||
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往年の上質な和製活劇映画を観ているかの如く、疾走感とスリル、友情と裏切りなど、起伏に富んで読ませた一冊。ただ、キャシイ(明芳)の登場が第二章だけだったのと、結末部分にはややがっかり。シリーズとしては、『夢なきものの掟』『総統奪取』『上海カサブランカ』とあと三作続くようなので、早速古書で注文しました。読み継いでいくのが楽しみです。 | ||||
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中国大陸、揚子江を舞台にした壮大な冒険小説 上海から重慶まで河を遡ります 当時品薄だった歯ブラシ毛の材料豚の白毛を 格安の重慶で仕入、持ち帰れば何倍もの値で売れるからです 登場人物の個性も際立っており 悪人あり盗賊あり、また美女も登場、描写が絶妙です 各所で事件が起こり盗賊に襲われたり 激流に悩まされたり、起こる事件にハラドキです ただ事が終わるとスッと次の展開になるので読み易いです 重慶に着いても安心は出来ません なかなか白毛は手に入りません、そこら辺は読んで下さい 当時の時代背景に基づいており全く誇大とか 違和感を感じさせない秀作でした 冒険小説の先駆け、代表作と言えるのではないでしょうか 再版されないのが不思議です | ||||
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以前読んだのは、小説だったので、マンガであったのを知り読みたくなりました。 | ||||
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