ホック氏の異郷の冒険
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全1件 1~1 1/1ページ
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明治中期の新日本が舞台なので時代性に面白みがありました。全体にホンワカとした雰囲気で軽く読める話でした。ただ冒険と呼べるようなエピソードではないですね。ホック氏の正体は言わずもがなですが。 | ||||
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週刊文春1983年 国内5位1891年 医師 榎元信は、時の農商務大臣 陸奥宗光より、紛失した英国との機密文書の探索を依頼される。パートナーとして行動をともにするのは、来日中のサミュエル・ホック(シャーロック・ホームズ)氏。捜査をつづけるうち、文書を盗んだと目される人物が殺害されてしまう ・・・シャーロック・ホームズの優れたパスティシュ。『最後の事件』で消息をたったホームズが日本に立ち寄ったという設定になっている。偽名を与えたのは、コナン・ドイルの著作権に配慮してとのことらしい。本書では、ワトソン役に日本の医師を配し、ホームズらしい推理の冴えを見せている。日本の固有の文化にとまどい、過ちをおかしてしまうあたりは面白い。過去の事件と接点がある人物が登場したりで、シャーロキアンにも満足いくのではないかな。本書の設定では、嘉納治五郎から柔術を習っていたために、滝壺に落ちる寸前、命拾いをしたらしいのだが、日本で再開する場面も含めて、ちょっとできすぎとは思うけど。事件そのものは大したことはないが、鹿鳴館時代の伊藤博文の婦女暴行事件などを、背景として扱っていたりと、当時の社会情勢や風俗が上手く作品世界に取り入れられている。原典の方を読み返して見ようかなという気になった。 | ||||
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