ヒトラーの試写室
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第二次世界大戦中の物語なのに、平成時代の造語の「真逆」が出てくる。この物語の時代なら、「真逆」は「まっさかさま」と読む。 「頑張る」という、昭和十九年のサトウハチローの造語が出てくるのもNGだろう。 他の作品だが、「無下」とすべきが、すべて「無碍」となっていた。 | ||||
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ここ最近、主に明治維新以降第二次世界大戦辺りまでの人知れず活躍、または偉大な業績を残した日本人に関するノンフィクションや “史実に基づいた”フィクション作品を結構読んできたが、偶然にも本書はその一つで、正規職員でも無いイチ雑用係にも等しい日本人青年が、戦中ナチスドイツの招きにより渡独してナチスのプロパガンダ映画の制作に、特殊技術スタッフとして関わった物語だ。 当時、政治家や軍人以外で黄金党員名誉バッジを授与された日本人はどれだけいたのだろう?ある程度居たとしても、恐らく本作の主人公はその中でも最も無名な人物であろう。 その様な人物にスポットを当てた松岡氏。非常に面白いエピソードを読ませて貰えたと感じた。 評価が低いのは、物語が余りにも淡々と進んでいき、少々あっけなかったから。勿論、千里眼や高校事変の様な奇想天外な内容やアクションを期待した訳では無い。しかし、せっかくの人材を上手く活用仕切れなかった感が若干あった。無名の人物故にエピソードが少な過ぎ、でもフィクションのエピソードを余り使いたくないと言った所なのだろう。 ところで、本書の解説にも他のレビューにも一切触れられていないが、主人公が敗戦した日本に帰国した際、東京駅近くの建物でGHQによる取り調べを受けている。その際、英語と日本語の通訳をした人物が藤田田と書かれている。物語にも後記にも一切書かれていないが、これはあの藤田田なのか?それはそれで凄い “史実” だなぁと思った。 | ||||
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実話に基づいた作品という点で非常に良かった。 こんな事実はこのような作品でしか知ることができない点では残念だ。 映画にでもなってよいくらいだ。 一般文学通算2540作品目の感想。2021/06/29 19:30 | ||||
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映画、映像の力。 戦争の時代にあって、国威高揚にも、煽動にも、 場合によっては嘘も現実にしてしまえる力。 特殊技術の素晴らしさを目の当たりにすると同時に、 その使い道次第では、武力に勝る力があることがよく分かりました。 今はさらに進んだネット社会。 使い方次第でさらに大きな力があるからこそ、 そこで目にするもの、自分で発信するものを、きちんと判断していく 必要があることを感じました。 ストーリーもとても楽しめ、大満足の一冊でした。 | ||||
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個人的にはこれが太平洋戦争を扱った歴史小説の中でベスト1です。なぜか松岡圭祐の他の歴史小説(「八月十五日に吹く風」「黄砂の籠城」)ほどレビューの数がないんですが、是非読んでいただきたい本だと思います。ドラマティックだし、当時の空気が感じられます。ナチスドイツ版「タイタニック」という映画は実在したんですよ、ご存じでしたか? | ||||
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