出身成分
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出身成分のことがよくわかる。それに尽きる。この中佐がやってることがなかなか無理筋ではないか?こんなに大がかりに保安員をだますだろうか。そして捜査の結果は本当に正しい? | ||||
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北朝鮮の実態を知りませんが、拉致被害者が自分自身で脱出出来なかったことを考えると、ありうる社会なのかなと思います。凄まじいです。 小説は最後のところが、凝りすぎて、やりすぎじゃないの? と思いました。 最後のところがもう少し練られていれば、直木賞も狙えると思いました。 昔、松岡圭祐ファンでしたが、最近ちょっと遠のいていました。また、松岡圭祐のとりこになりそうです。 | ||||
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ニュースでもネットでも教えてくれない北朝鮮の現実 脱北者から何度も取材したというだけあって 風景や土壌、国の現実がものすごくリアルだった 勿論小説だから全部が本当だとは限らないだろうが興味深かった 例えば新札に変わる時 新札1に対して旧札は100枚で同等になるなど 有り得ない政策が行われている 主人公は保安員として真っ当に正義を突き詰めようとするのにそれを国に阻まれ 翻弄され あっ!という展開が待っている 読み進めると何が真実なのか何を信じていいのか訳が分からなくなってくる そこがとても読み応えがあって衝撃的だ だが、読み進めていくうちにとても他人事とは思えない現実が喉に突きつけられる 「日本はちがう!豊かな国だ!餓死する事はない」 本当に? 正当な理由があるのに生活保護を受けられない人 ずるがしこくその目をかいくぐり不正受給をする人もいる 餓死する人だって虐待する親だってブラック企業で亡くなる人だってホームレスだっている ひどい格差も、男女差別もある 正義を通そうとしてもこの主人公と同じように圧力をかけられ そうそう上手くはいかない 理不尽な政策だってある また、生まれによってチャンスは平等ではない この本の冒頭に「もしあなたが北朝鮮に生まれていたらこの物語の主人公はあなたである」 というような文章があるが 「どの国に生まれてもこの物語の主人公はあなたである」 物語りに入り込んだ自分はそう思った | ||||
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でした。 北朝鮮の身分制度、国民の暮らしなど、小説としつつも実情に沿って書かれています。 北朝鮮の幹部の、北朝鮮で、起こることは全て、始めから終わりまで筋書きが決まっている、というような言葉には背筋がゾクりとしました。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、たった1人のしがない公務員のためにそこまでするのか...と恐ろしかったです。 最後はかなり駆け足&出来過ぎ感がありましたが、面白かったです。 | ||||
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書き出しは、なかなか難解で、最後まで、読み切れるか、疑問でした。ところが、途中かららあれよアレよ展開になって来ました。難解な前半を読み進めると、展開も急速に進み、視野も開けて来ます。北朝鮮の地方の村が舞台で、始まり、チョさんに、出会うあたりから、モノトーンの状況に、変化が訪れます。前半部を北朝鮮を舞台にする為の、通過儀礼だと思って、読み進んでください。次も、北朝鮮を舞台に、女性を主人公の物語を期待します。ぜひ、最後まで、読み進めてください。 | ||||
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