スターリン暗殺計画
- 日本推理作家協会賞受賞 (110)
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ほぼ資料や証言だけで、「スターリン暗殺計画」が実行されたことを証明しようとする、実験的なミステリー小説。しかし、この時代に興味のない人にとってはおそらく退屈極まりないであろう作品。 異色作ではあるが、ミステリーとして読むのはどうかな? という作品である。 なお、この双葉文庫版(1996年版)は紙質が悪く、紙が茶色く変色し黴臭い臭いがする。「日本推理作家協会賞受賞作全集」という企画は素晴らしいが、もう少し保存に耐える上質紙を使って発刊できなかったのかと残念に思わざるを得ない。 | ||||
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週間文春1978年 総合ベスト9位。 日本軍にスターリン暗殺計画があったという仮説を、関係者のインタビューや、当時の報道等から検証していく。 虚実おりまぜているらしいが、歴史的背景に暗い読者には、よくわからないだろう(そもそも興味もわかないかもしれない)。ルポルタージュ形式のため、情景や心理描写は皆無であり、発表当時、ミステリとしての新機軸ではあったとは思うが、読みにくい。 読者を選ぶと思う。 | ||||
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週刊文春1978年 総合ベスト9位。 日本軍にスターリン暗殺計画があったという仮説を、関係者のインタビューや、当時の報道等から検証していく。 虚実おりまぜているらしいが、歴史的背景に暗い読者には、よくわからないだろう(そもそも興味もわかないかもしれない)。ルポルタージュ形式のため、情景や心理描写は皆無であり、発表当時、ミステリとしての新機軸ではあったとは思うが、読みにくい。 読者を選ぶと思う。 | ||||
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この種の邦語作品としては、おそらく最高の作品だと思います。虚実を巧みに混ぜながら、ストーリーは展開されるわけですが、逆に難点としては、どこまでが事実でどこからが虚構なのかがわからないところです。話は、もっぱらインタビューと生の歴史資料の組み合わせで進むわけで、何のアクションやお決まりのフリルは一切ないのですが、なんともいえない臨場感が迫ってきます。特にインタビューつまりオーラル・ストーリーの部分は、最後までどこまで虚構なのかは判然としませんが、最後の大上段まで、その緊張感は持続されます。この作品は、著者の処女作ですけど、その後著者は、これとは違う架空戦史の世界にもっぱらその力を注いでおり、何度かこの処女作のアプローチへの先祖がえりをほうふつさせる作品に手を染めていますが、この処女作に匹敵する作品を残しているとは思われません。 | ||||
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