石の下の記録
- 日本推理作家協会賞受賞 (110)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
石の下の記録の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
入力校正校閲が全くできてない。OCRで読み取ったままなのでは? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終戦直後の光クラブ事件を題材にしているという触れ込みに興味をひかれて購入しました。しかし、残念ながら50頁ほどで早々に投げ出しました。 読み進めても誰が主人公なのか一向に掴めず、話をどういう方向にもっていきたいのかもさっぱり分かりません。 古い小説であることを差し引いても、あまりにもつまらない作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不良少年 藤井有吉は、代議士の父 有太から、賄賂の金を盗すことで、父を窮地に陥れてしまう。書生の友杉に、苦しい胸のうちを吐露する有吉。そのさなか、有太が自宅で、何ものかに惨殺される。 ・・・ 昭和26年第4回探偵作家クラブ賞 長編賞 受賞作。 残念ながら、警察小説として見ても、ミステリとして見ても面白くない。これといった謎ときがあるでなし、筋書きに惹きつけるものがあるでもなし。本筋とはあまり関係のない描写に頁が割かれていたりして、冗長さを感じてしまう。登場人物の個性を際立たせるには、効果があるとは思うけれど。解説の山村正夫氏は、”光クラブ”がモチーフになっていると想像しているが、なるほど、当時としては、旬な題材だったのかもしれないなぁ。 推理小説としてはピンとこないけれど、心理描写は見るべきところがあるとは思う。とくに頭脳明晰で、美男の学生高利貸 笠原昇が、自説を滔滔と展開する場面が印象的。 「・・・古くて醜くて動かないということ、それがすでに許せないのだ。若くて生き生きしているものは、それだけで賛美するだけの価値がある ・・・ 若さや美しさはその過失を償うことができるのに反し、古くて醜いものこそは、ぜったいに償いがない ・・・」 笠原と友杉が緊張状態で対峙する場面、有太へ妻貴美子が心の内を涙ながらに訴える場面、笠原の執拗な誘いを貴美子が断固として拒絶する場面もよい。 それにしても、"石の下の記録"が、全編をとおしてどこにかかってくるの分からんなぁ。真相が判明する証拠が出てくるところかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不良少年 藤井有吉は、代議士の父 有太から、賄賂の金を盗すことで、父を窮地に陥れてしまう。書生の友杉に、苦しい胸のうちを吐露する有吉。そのさなか、有太が自宅で、何ものかに惨殺される。 ・・・ 昭和26年第4回探偵作家クラブ賞 長編賞 受賞作。 残念ながら、警察小説として見ても、ミステリとして見ても面白くない。これといった謎ときがあるでなし、筋書きに惹きつけるものがあるでもなし。本筋とはあまり関係のない描写に頁が割かれていたりして、冗長さを感じてしまう。登場人物の個性を際立たせるには、効果があるとは思うけれど。解説の山村正夫氏は、”光クラブ”がモチーフになっていると想像しているが、なるほど、当時としては、旬な題材だったのかもしれないなぁ。 推理小説としてはピンとこないけれど、心理描写は見るべきところがあるとは思う。とくに頭脳明晰で、美男の学生高利貸 笠原昇が、自説を滔滔と展開する場面が印象的。 「・・・古くて醜くて動かないということ、それがすでに許せないのだ。若くて生き生きしているものは、それだけで賛美するだけの価値がある ・・・ 若さや美しさはその過失を償うことができるのに反し、古くて醜いものこそは、ぜったいに償いがない ・・・」 笠原と友杉が緊張状態で対峙する場面、有太へ妻貴美子が心の内を涙ながらに訴える場面、笠原の執拗な誘いを貴美子が断固として拒絶する場面もよい。 それにしても、"石の下の記録"が、全編をとおしてどこにかかってくるの分からんなぁ。真相が判明する証拠が出てくるところかな。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|