四万人の目撃者



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初公開日(参考)1958年01月
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長編小説

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復刻 四万人の目撃者

1997年11月30日 復刻 四万人の目撃者

長打を放った四番打者が三塁ベースの手前で突然倒れ、死亡する。たまたまスタンドからその光景を見ていた一人の検事。突然の死に疑念を抱いた検事のこだわりから始まる壮大な謎解き…。社会派ミステリーの先駆的傑作。巻末には不世出の大投手、巨人・沢村栄治をモデルにした短編小説「肩の悲劇」(1958年)を収録。沢村投手は著者が中国東北部で軍隊生活を送っていた時の同僚で、“兵隊にさせられた”職業野球選手の悲劇を哀感をこめて綴っている。 (「BOOK」データベースより)




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No.6:
(5pt)

検事の視点で描いた点が面白い

検事が事件解決に向けて奔走するという内容。主役が検事というのが地味な印象だがそれが返って斬新であった。
四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (10)Amazon書評・レビュー:四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (10)より
457565809X
No.5:
(3pt)

野球ミステリーの初期作

プロ野球を舞台にした初期の推理作品である。
試合中に選手が毒殺されるという派手な幕切れだが、実際はその後の捜査の地味な人間関係を洗い出す良くも悪くも古臭い昭和のミステリーと言った感じである。
四万人の目撃者という魅力的なタイトルから想像されるような内容ではないのでそこらへんは覚悟されたい。
四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (10)Amazon書評・レビュー:四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (10)より
457565809X
No.4:
(4pt)

好著である

昭和の古い時代のミステリーではあるが、ミステリー好きには是非読んでほしい一冊である。
四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (10)Amazon書評・レビュー:四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (10)より
457565809X
No.3:
(2pt)

ありえない

セネタースの4番打者 新海清が、三塁への走塁中、心臓発作で倒れた。4万人に観客の中の一人、検事の高山は、彼の死に事件性を察知し、捜査を開始するのだった ・・・

昭和33年度の日本推理作家協会賞受賞作品。が、現代から見るとありえない というか荒唐無稽すぎる。検事が直感で、殺人事件と認定するのは、まだ良いとして、確たる事件性を立証できないまま、新海を解剖にまわしたり、刑事に捜査の指示をしたりする。犯人の特定の仕方も良く分からないし、捜査の対象を絞り込む思考回路も疑問符をつけざるをえない。おまけに、途中で発生する高山検事への脅迫や狙撃事件の犯人については、事件解決後に「そんなことはもうどうでもいい」といってしま白々しさ。

作者が野球小説として世に出したようなので、この賞に選ぶ方に問題があるとしかいえない(野球の描写はいいんだよなぁ)。映画化されているので、当時は評判良かったのかもしれないが、ある程度リアルを求める現代では受け入れらないと思う。

作者の父君が中央競馬会の理事長で、有馬記念にその名を残す有馬藩当主 と解説にあったのだが、ここが一番面白かった。
四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (10)Amazon書評・レビュー:四万人の目撃者 日本推理作家協会賞受賞作全集 (10)より
457565809X
No.2:
(3pt)

社会派?

 1958年に講談社から出た単行本の復刊・文庫化。ほかにも、さまざまな版がある。
 本書は、第12回探偵作家クラブ賞の受賞作。野球ミステリの代表作として有名だが、社会派ミステリということもあって、最近では読まれることも少なくなっている。
 著者は久留米藩主の家系。競馬の有馬記念も、著者の父親にちなんで付けられたものだとか。そういう異色の出身の人だが、書いているものは普通のミステリ。
 昭和29年に直木賞を受賞して、その後、松本清張らとともにミステリ・ブームの仕掛け人になったとか。
 本書は、四万人の観客を集めたプロ野球の試合中、チームの四番バッターが殺されるというミステリ。
 しかし、不可能犯罪のトリックを暴くとか、そういう方向には行かないのである。かなりガッカリさせられる。
 むしろ、男女の機微、野球選手の苦悩、社会の暗部に付け込んだ犯罪を、地味に解き明かしていく小説であった。まあ、犯罪のアイデアとしては面白いと思うが・・。
 プロ野球の制度が現在とはまったく違っていて、そのあたりは興味深く読むことが出来た。
四万人の目撃者 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:四万人の目撃者 (光文社文庫)より
4334707068



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