蒸発



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初公開日(参考)1972年01月
分類

長編小説

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蒸発―ある愛の終わり (光文社文庫)

2007年03月01日 蒸発―ある愛の終わり (光文社文庫)

満席で飛び立ったジェット機内から、一人の女が消えた!?新聞記者の冬木悟郎は、人妻・朝岡美那子失踪の謎を追って、彼女の郷里・福岡へ。そこで彼は、美那子をかつて愛していた男の失踪、そして殺人事件に出遭う。愛しい女に対して深まりゆく疑惑。蒸発の真相は…。男女の愛を叙情豊かに活写したミステリーの名著待望の復刊。「日本推理作家協会賞」受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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蒸発の総合評価:7.67/10点レビュー 18件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.18:
(4pt)

設定に無理があるが、それを上回る心理描写の凄さ

数ある作品の中でも、1973年日本推理作家協会賞受賞作とのことで、楽しみにしていました。
機内から人が消えるシーンからのスタートで、どのようなトリックかとワクワクしながら読みました。
しかし、主人公には妻や子どもがいるのに、あまりふれていなかったり、2ー3度会っただけの女性が、突然主人公を好きになり、変な行動をしたりと不自然な設定が、多々ありました。殺人のトリックも、シンプルでした。
最後までスムーズに読めたのは、それに上回る、登場人物の情緒の描写が素晴らしく、引き込まれたためです。
蒸発―ある愛の終わり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:蒸発―ある愛の終わり (角川文庫)より
4041445019
No.17:
(1pt)

つまらない

つまらない
蒸発―ある愛の終わり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:蒸発―ある愛の終わり (角川文庫)より
4041445019
No.16:
(4pt)

フライトに搭乗したはずの乗客が消えてしまう冒頭から引き込まれます

1960年に江戸川乱歩賞候補となり、22歳でデビューされた夏樹静子氏。結婚後しばらく主婦業と子育てに専念されていましたが、1969年に改めてデビューされました。この「蒸発」は長編2作目で、1972年発表の作品です。

まず最初、航空機に搭乗したはずの女性が機内から消えてしまうという出だしに引き込まれます。作品全体の構成の巧みさ、そして列車や航空機など交通機関や時刻表を駆使した犯罪とそのトリック、複雑な人間関係の伏線などにうなりました。とても、本格デビュー後まだ2作目の長編とは思えません。恋愛は物語の重要な要素になっていますが、松本清張ばりの社会派的な雰囲気もあって、なかなか硬派な小説に仕上がっています。

ただ、今から約50年前に書かれた作品という時差はどうしてもついてまわります。他のレビューアさんが書かれていましたが、今となっては印象がよくない”裏日本”という表現や(当時の事情を考えれば、能登半島の田舎で情報の伝達が遅いというのは、実際ありえたことかもしれません)、個人的には、蒸発した人妻の美那子が最後までこだわり、自分を責め続けた心のありようも、今となってはそれほど自己批判しなくてはいけないことか?と感じてしまいました。これは、女性は、母親はこうあるべきであるという当時の倫理観を元にしたものと言えるでしょう。古い作品にはどうしてもこうした時代の感性の違いがマイナスになりがちです。
最近、続けて昔のミステリや小説を再読しましたが、たとえば、60~70年代には、なんでもかんでも体制や大人に反抗し逆らうのがかっこいいことだったようですが、このあたりも理解しがたいことが多いです。この作品に関しても、不倫が徹底的に叩かれる現在では、結婚後に出会ってしまった運命の相手との恋愛を純愛のように描いていることに対して、”不倫は絶対ダメ”派の人たちは憤りをおぼえてしまうかも。そこは、「へえ~、こんな感じだったんだな」と、一歩距離を置いて時代の変化を感じながら鑑賞すると、作品の本質を楽しめるのではないかと思います。

なかなかの力作でした。何十年かぶりの再読でしたが、他の夏樹作品も改めて読んでみたくなりました。
蒸発―ある愛の終わり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:蒸発―ある愛の終わり (角川文庫)より
4041445019
No.15:
(4pt)

蒸発 夏樹静子

欠陥のある女の辛さが、悲しかったです。業が深いといいますか。
蒸発 日本推理作家協会賞受賞作全集 (25)Amazon書評・レビュー:蒸発 日本推理作家協会賞受賞作全集 (25)より
4575658286
No.14:
(3pt)

うーん

結末がわかるまではドキドキしたけど、推理小説としては、トリックにちょっと無理があるような気がします。動機もそうですが。
蒸発―ある愛の終わり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:蒸発―ある愛の終わり (角川文庫)より
4041445019



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