第三の女
- アリバイ (477)
- フランス犯罪小説大賞 (1)
- フランス犯罪小説大賞受賞 (1)
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読み出したら一気に吸い込まれてしまって時間を忘れてしまいます、最後まで。 | ||||
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男ってきっとこういう生き物なんだろうなあ……とため息をつかされる小説。称賛でも憧憬でも軽蔑でもなく、ただひたすら納得させられてしまう、そんな小説です。 題名にすでに答えが提示されているじゃないか、とただひたすら「第三」の登場人物をあれこれ推測しながら読み進めたけれど。さすが夏樹さま。フランス犯罪小説大賞受賞だけのことはある。 日本の警察の優秀さもあますところなく描いていて、警察小説としても読みごたえもあり、いろいろ楽しめました。 ……ただ。美人がたくさん登場しすぎかな。男が美人好きというのもよくわかった。いや、今までも十分知っていたけれど。 | ||||
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大体、最近のおすすめ本というのが、情けないのが多くて、角川に しても新潮にしても、百選といっても読んだことがあるものばっかり。 かつての名作は? ということでこの作品。 当たりでした。 始まりはフランス。たまたま巡り合った男女は、なぜかお互いの 身の上を語り合い、そして結びつく、肉体的にも、精神的にも。 誓い合ったのは、懲悪。 九州のJ大学衛生学教室の助教授の身の回り。不思議な連絡と 不思議な事件。 助教授は、いつしかフランスで結んだ約束に、心を囚われる。 囚われた心は、さ迷い歩き、行き着いたのは箱根。捜し歩いたのは 一人の女性。そう、運命の。 求め、求めて、捜し歩いて、たどり着いたのは.....。 確かに、プロットが甘いところがある。 考えにくいところがある。いくら何でも、それは。と言いたくなる。でも 許しちゃいましょう。 翠さんの気持ちが、実はよくわかったので。 99点。 あまりにも助教授の気持ちが浮かれすぎてる。Woman in redじゃあ ないんだから。ちょっと喜劇にも似てるから、1点マイナス。 でも、良好。 | ||||
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うんと乱暴な言い方をすると、カトリーヌ・アルレーの『わらの女』とか、そういうフランス犯罪小説の香りをまとっている。男と女が奏でる、むせ返るような愛と犯罪の物語だ。 「香りをまとう」とか「男と女が奏でる」なんて、思わず言葉の選び方が気取ってしまうのだが、まあその手の味わいを持った小説なのである。フランス犯罪小説大賞受賞というのも頷ける。 現実にはあり得ないような話を、丹念な心理描写で読ませていく手腕は素晴らしい。最後の最後までどんでん返しの心を忘れない作者の心意気にも拍手を送りたい。「人間は、一生のうちでほんの何回か、キラキラした永遠に触れる機会に恵まれる」(P179)など、文章も巧みだ。 好みだけでいえば、あまり大好きというような小説ではないのだけれど、ミステリとしてのこしらえは申し分ない。70年代の小説だが、古くささを感じさせないところもすごいと思う。 | ||||
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とても30年も前に書かれた作品とは思えないほど意外な展開で面白かったです。 交換殺人のきっかけも唐突で、作品の古さをまったく感じさせません。 この作品は序盤で犯人が読者にわかり、それを警察がいかに解決に導くか というところがみどころになってきます。 この著者の作品は、まだ三作品しか読んでいませんが、 外れはありませんでした。 私は前知識なしでこの本を読みましたが楽しめました。 著者を知らない方にもお勧めできる作品です。 | ||||
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