蒼ざめた告発
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自分には、ミステリの短編集は没入感が小さくあわないことが分かりました。 | ||||
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夏樹静子の十三冊目の短編集。初刊は1978年。本作品集刊行の前には短編集『重婚』が、後には短編集『閨閥』が刊行されている。 【収録作品】 「冷ややかな情死」 美紀がある小学校の校舎から出火したのを目撃したとき、校舎から逃げてきた少女を偶然救ったのが、少女の父親である弁護士の架山との出会いだった。美紀は情人がある身でありながら、架山との情事に溺れていく。その架山が自分の事務所の中で殺されていた。現場には、美紀のハンカチが……。 「蒼ざめた告発」 厚子が自宅で、一度だけ過ちを犯した相手である宮野が路上で刺殺された。夫の榊原は、それには気づいていないと思っていたが、宮野の殺された日、遅く帰宅した夫のワイシャツの袖口にわずかな血痕のようなシミがついていたのを思い出した厚子は、事件を探り始めた。そして、あるホステス殺しに行きつくが……。 「二粒の火」 ルポライターの私は、同級生の京子から、夫の高倉の素行調査を依頼されたが、突き止めた情人は、同じく同級生の雪江だった。雪江には結婚を迫っている田川という男がいたが、田川の母は高倉の別荘で家政婦をしていた。その別荘が火事にあい、京子の焼死体が発見されたのだった。 「男運」 弁護士の藪原は、先日変死した大物画家の内縁の妻・蓉子に遺産のことで相談を受けた。蓉子は前夫もガス中毒で亡くしていたが……。 「お話中殺人事件」 私は交流のある純子から、異父の姉の佳乃とともに命を狙われていると相談を受ける。純子の直感では、姉夫婦の家に出入りしている磯部という男があやしいという。純子の父は過去に交通事故を起こしており、その交通遺児が彼ではないかと匂わすが、私の調査によりその遺児であった立原は別にいたことが分かる。それ以外にも、周辺人物たちの秘密が次々に露わになっていくが……。 「見知らぬ敵」 銀行員の菅は、偶然乗り込んだタクシーの運転手から交換殺人を持ちかけられる。菅の妻を殺す代わりに、商事会社社長の宇野という男を殺してほしいというのだ。相手から妻を殺したという連絡を受け、菅も宇野を転落死させるが、帰宅すると、生きた妻の姿があり、そして相手から失敗したという電話が……。交換殺人劇の顛末は、玄界灘へと移る。 「死者からの電話」 変死した姉の名を騙る電話を受けた典子。相手は、須崎三千夫という男を調べろという。姉は探偵社の調査員で、須崎は姉の担当した人物だった。典子が須崎の案件を探っていくうちに、姉が須崎の愛人の蕗子を脅迫していた事実を知る。しかし、蕗子にはアリバイがあった。 | ||||
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