目撃-ある愛のはじまり
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1975年に刊行された夏樹静子の長編ミステリである。サブタイトルに「ある愛のはじまり」とあるのは、「女性作家による感性の豊かさをアピールするために、という編集部の提案であったように記憶している」と、解説で元担当編集者の人が回想している。 73年に日本推理作家協会賞に輝いた『蒸発』という作品のサブタイトルが「ある愛の終わり」となっているので、なんだか姉妹編みたいだけれど、特に関連があるわけではない(と思う)。 僕は本書をわりと面白く読んだ。サスペンス小説として、なかなかよくできていると思った。が、途中まではグイグイといくのに、ラストにかけてそれが失速する。真相が解明され始めると、途端に冗長になってしまうのだ。いっそ謎解きなどせずに、サスペンスを推進力に最後まで駆け抜けてほしかった。 それはさておき、この人の小説を読むと毎回思うのだが、文章が本当に達者である。こういう大人の文章に触れると、今の作家の文章なんて幼いなと思う。確かに今の人の方が面白い話を創造する力は優れているのかもしれないけれど、僕はこういうひと昔前の人の小説に、どうしても惹かれてしまう。 | ||||
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原作とは異なっていまいたが好きな沢口靖子が好演していてよかった。TVドラマでは 北鎌倉の邸宅で、一人暮らしの老人(金融業者)が絞殺された。室内には争った形跡はなく、金庫の扉は開いたままだった。)テレビのニュースで事件を知った桂木麻子(沢口靖子)。事件当日、彼女は夫以外の男性と一夜を共にし帰宅する朝に、偶然、殺害現場近くで自転車で転んだ剣道場へ行く子供を助ける不審人物を目撃していたのである。警察へ言うべきかを迷っていた矢先、目撃証言をした少年が何者かに襲われた。麻子は匿名で警察に情報提供しようと、ついに決心するのだが不倫相手に停められる。不倫相手は大学助教授で公衆衛生を調査・研究して、これまた偶然にも主人の会社の公害訴訟の調査結果をレポートしていたのだった・・・・・・ | ||||
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桂木麻子は、夫の主張中に幼馴染で公衆衛生学科助教授との密会の帰途に、崖から落ちそうになっている少年を発見するが、不倫の発覚を恐れ救助を躊躇するが、突如現れた中年の男が、子供を助ける。 同日の朝、金融業者の殺人事件が発覚し、後日少年の命が狙われる。子供を助けた中年が犯人なのか?麻子は思いついた手段とは。 夫の勤める工場が公害問題の矢面に立たされ、工場周辺の地下水の分析を依頼されたのが、不倫相手の大学という皮肉も加わって事件は混迷を極めます。 恋愛(不倫ですが)と殺人事件との比重がバランス良く配合されていて、読み易い一冊だと思います。 | ||||
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桂木麻子は、夫の主張中に幼馴染で公衆衛生学科助教授との密会の帰途に、崖から落ちそうになっている少年を発見するが、不倫の発覚を恐れ救助を躊躇するが、突如現れた中年の男が、子供を助ける。 同日の朝、金融業者の殺人事件が発覚し、後日少年の命が狙われる。子供を助けた中年が犯人なのか?麻子は思いついた手段とは。 夫の勤める工場が公害問題の矢面に立たされ、工場周辺の地下水の分析を依頼されたのが、不倫相手の大学という皮肉も加わって事件は混迷を極めます。 恋愛(不倫ですが)と殺人事件との比重がバランス良く配合されていて、読み易い一冊だと思います。 | ||||
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恭太の健気さ、それとなぜか、文子の行く末が案じられた。。。 悲しいが、浮気、強欲、エゴイズムの結末。。。 | ||||
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