目撃-ある愛のはじまり



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    初公開日(参考)1975年01月
    分類

    長編小説

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    目撃―ある愛のはじまり (光文社文庫)

    2007年06月01日 目撃―ある愛のはじまり (光文社文庫)

    東京・杉並区の善福寺公園で、崖から落ちそうな少年を助けた中年の男は、その朝発生した金融業者殺しの犯人なのか?夫の出張中、愛する男と密会の帰途、偶然二人を目撃した桂木麻子は、その後、少年の身が狙われていることを知るが、名乗り出ることもできない。思い余った末、匿名の投書を警察に送ったことから、麻子は新たな殺人事件の罠に…。 (「BOOK」データベースより)




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    No.8:
    (4pt)

    途中まではグイグイいけた

    1975年に刊行された夏樹静子の長編ミステリである。サブタイトルに「ある愛のはじまり」とあるのは、「女性作家による感性の豊かさをアピールするために、という編集部の提案であったように記憶している」と、解説で元担当編集者の人が回想している。

    73年に日本推理作家協会賞に輝いた『蒸発』という作品のサブタイトルが「ある愛の終わり」となっているので、なんだか姉妹編みたいだけれど、特に関連があるわけではない(と思う)。

    僕は本書をわりと面白く読んだ。サスペンス小説として、なかなかよくできていると思った。が、途中まではグイグイといくのに、ラストにかけてそれが失速する。真相が解明され始めると、途端に冗長になってしまうのだ。いっそ謎解きなどせずに、サスペンスを推進力に最後まで駆け抜けてほしかった。

    それはさておき、この人の小説を読むと毎回思うのだが、文章が本当に達者である。こういう大人の文章に触れると、今の作家の文章なんて幼いなと思う。確かに今の人の方が面白い話を創造する力は優れているのかもしれないけれど、僕はこういうひと昔前の人の小説に、どうしても惹かれてしまう。
    目撃―ある愛のはじまり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:目撃―ある愛のはじまり (角川文庫)より
    4041445043
    No.7:
    (4pt)

    TVドラマで見ました、よくできたサスペンスでした。

    原作とは異なっていまいたが好きな沢口靖子が好演していてよかった。TVドラマでは
    北鎌倉の邸宅で、一人暮らしの老人(金融業者)が絞殺された。室内には争った形跡はなく、金庫の扉は開いたままだった。)テレビのニュースで事件を知った桂木麻子(沢口靖子)。事件当日、彼女は夫以外の男性と一夜を共にし帰宅する朝に、偶然、殺害現場近くで自転車で転んだ剣道場へ行く子供を助ける不審人物を目撃していたのである。警察へ言うべきかを迷っていた矢先、目撃証言をした少年が何者かに襲われた。麻子は匿名で警察に情報提供しようと、ついに決心するのだが不倫相手に停められる。不倫相手は大学助教授で公衆衛生を調査・研究して、これまた偶然にも主人の会社の公害訴訟の調査結果をレポートしていたのだった・・・・・・
    目撃―ある愛のはじまり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:目撃―ある愛のはじまり (角川文庫)より
    4041445043
    No.6:
    (4pt)

    推理と恋愛小説の融合

    桂木麻子は、夫の主張中に幼馴染で公衆衛生学科助教授との密会の帰途に、崖から落ちそうになっている少年を発見するが、不倫の発覚を恐れ救助を躊躇するが、突如現れた中年の男が、子供を助ける。
    同日の朝、金融業者の殺人事件が発覚し、後日少年の命が狙われる。子供を助けた中年が犯人なのか?麻子は思いついた手段とは。
    夫の勤める工場が公害問題の矢面に立たされ、工場周辺の地下水の分析を依頼されたのが、不倫相手の大学という皮肉も加わって事件は混迷を極めます。
    恋愛(不倫ですが)と殺人事件との比重がバランス良く配合されていて、読み易い一冊だと思います。
    目撃―ある愛のはじまり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:目撃―ある愛のはじまり (角川文庫)より
    4041445043
    No.5:
    (4pt)

    推理と恋愛小説の融合

    桂木麻子は、夫の主張中に幼馴染で公衆衛生学科助教授との密会の帰途に、崖から落ちそうになっている少年を発見するが、不倫の発覚を恐れ救助を躊躇するが、突如現れた中年の男が、子供を助ける。
    同日の朝、金融業者の殺人事件が発覚し、後日少年の命が狙われる。子供を助けた中年が犯人なのか?麻子は思いついた手段とは。

    夫の勤める工場が公害問題の矢面に立たされ、工場周辺の地下水の分析を依頼されたのが、不倫相手の大学という皮肉も加わって事件は混迷を極めます。

    恋愛(不倫ですが)と殺人事件との比重がバランス良く配合されていて、読み易い一冊だと思います。
    目撃―ある愛のはじまり 長編推理小説・書下ろし (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:目撃―ある愛のはじまり 長編推理小説・書下ろし (カッパ・ノベルス)より
    4334022693
    No.4:
    (4pt)

    気になる子供たち

    恭太の健気さ、それとなぜか、文子の行く末が案じられた。。。
    悲しいが、浮気、強欲、エゴイズムの結末。。。
    目撃―ある愛のはじまり (角川文庫)Amazon書評・レビュー:目撃―ある愛のはじまり (角川文庫)より
    4041445043



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