そして誰かいなくなった
- クローズド・サークル (178)
- 予告殺人 (97)
- 変死体 (165)
- 米澤穂信の100冊 (47)
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトルの通り『そして誰もいなくなった』のオマージュ的作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
トリックがあまりにも強引で実現不可能な絵物語。 もしかしたらとは思ったが、さすがにそれはないだろうというトリック。 また、トリックをさておいても、スッキリしない3つの不満。 1つは、船の航行中の船内での事件だからだが、その舞台がさっぱり分からない。大型クルーザー内部の様子など、知る人も少ないだろうに、その描写がゲップが出るほど多く、その割にまったくイメージがわかない。 2つ目は、クリスティの有名な3つ作品のアイディアをごちゃまぜにして構築したこと。1988年発表と古いことを差っ引いても、これは品が無い。 3つ目は、その元ネタ作品を、作中で登場人物のセリフを借りてネタバレしていること。これはひどい!まだ読んでない人には悲劇だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
説明の必要も無いほど有名なアガサクリスティーのオマージュのようなタイトルと展開 しかし実はオリエンタル急行の殺人だった! 素晴らしいですね | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
挑戦が失敗したかは賛否両論あると思いますが(私はちょっと失敗かと思いました)、挑戦したことに意味があると思います。 今の時代からはあまりないだろう場面設定で話が進みます。Deviousな心根をもった人が分からぬまま進むので、その間、自分なりに推理するのが楽しかったです。理系の読者からすると、本に書いてあることが可能かの疑問がわいてくると思いますが、そこを捨象すれば楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夏樹静子氏がクリスティのそして誰もいなくなったを下敷きにして再構築した88年発表の作品。 トリック云々というよりはプロット型のサスペンス作品である。 バブル期の作品らしく豪華クルーズを舞台にそして誰もいなくなった同様の事件が展開する。 二転三転というよりは最後でどんでん返しの一発ネタである。 最後まで読めばそして誰もいなくなったはもちろん、クリステイのもう一つの有名作も念頭入れて書かれていることが分かるだろう。 そして、タイトルであるそして誰かいなくなったの誰かが分かるという洒落た構成になっている。 非常に読みやすく展開もサスペンスに溢れていて、なかなか面白い作品と言えるだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品は読む前から、もちろんアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」へのオマージュだと思っていました。 読んでみて的外れではありませんでしたが、さすが夏樹静子という展開を次々に見せてくれます。 舞台やアイテム的な設定は確かに似ている部分もありますが、全体的には全く違う作品に仕上がっているので純粋に楽しめます。 ちなみに、前もってアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を読んでおく必要はなく、 読んでいなくてもしっかり楽しめる構成になっておりますので、こちらを先に読まれても何ら問題はありませんので安心してお読み下さい。 この作品を読めば、きっと夏樹静子が好きになりますよ。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 11件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|