そして誰かいなくなった



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初公開日(参考)1988年09月
分類

長編小説

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そして誰かいなくなった (徳間文庫)

2009年05月01日 そして誰かいなくなった (徳間文庫)

湘南・葉山マリーナから沖縄を目指す豪華クルーザーのインディアナ号が出港した。船のオーナーから招待を受けたのは、会社役員秘書、エッセイスト、医者、弁護士、プロゴルファーの五人。オーナーは御前崎から乗船するという…。翌朝、一人の死体が発見され、彼の干支である猿の置物が消えていたのだ!騙される快感に酔える傑作長篇。 (「BOOK」データベースより)




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そして誰かいなくなったの総合評価:7.64/10点レビュー 14件。Bランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

そして誰かいなくなったの感想

 
 クルーザーにて海の旅を楽しむ男女7人。 某小説をなぞった犯罪予告が行われ事態は急変、悪戯だと高を括るも翌日一人が死体となって発見される。 そして意味ありげな7つの置物が6つに減っていた・・・・。

 アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュ。 原典と一文字違いなだけあってかなり設定は近しいです。 と言うのも今作の事件自体が「原典」を見立てたものとなっています。  原典について既知なのを前提としてそこから裏切るような作りですがむしろクリスティーを知らない人に読ませたいと思いました。 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

『そして誰もいなくなった』オマージュの究極系?

タイトルの通り『そして誰もいなくなった』のオマージュ的作品です。
舞台は孤島ではなくクルーザーになりますが、その名前が「インディアナ号」なのをはじめ、招待者が「宇野(UNO)氏」だったり、随所に『そして誰もいなくなった』のオマージュが溢れ、あの作品が好きな人ならそれだけでニヤリとさせられてしまいます。

展開もまるで元ネタをなぞるかのように一人ずついなくなっていき、テンポの良い展開で物語りは進み、それだけである意味面白いのは約束されているわけですが、あくまで元となる作品あっての面白さかなぁ、と思うところはありますね。
しかし当然結末は違った形が用意されています。

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.1:
(7pt)

そして誰かいなくなったの感想


▼以下、ネタバレ感想

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hiro-m
4K1CCRGG
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.11:
(2pt)

ちょっと品の無いトリックのような・・・

トリックがあまりにも強引で実現不可能な絵物語。
もしかしたらとは思ったが、さすがにそれはないだろうというトリック。

また、トリックをさておいても、スッキリしない3つの不満。
1つは、船の航行中の船内での事件だからだが、その舞台がさっぱり分からない。大型クルーザー内部の様子など、知る人も少ないだろうに、その描写がゲップが出るほど多く、その割にまったくイメージがわかない。
2つ目は、クリスティの有名な3つ作品のアイディアをごちゃまぜにして構築したこと。1988年発表と古いことを差っ引いても、これは品が無い。
3つ目は、その元ネタ作品を、作中で登場人物のセリフを借りてネタバレしていること。これはひどい!まだ読んでない人には悲劇だ。
そして誰かいなくなった (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:そして誰かいなくなった (講談社文庫)より
406184945X
No.10:
(4pt)

どんでん返し

説明の必要も無いほど有名なアガサクリスティーのオマージュのようなタイトルと展開
しかし実はオリエンタル急行の殺人だった!
素晴らしいですね
そして誰かいなくなった (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:そして誰かいなくなった (講談社文庫)より
406184945X
No.9:
(4pt)

アガサ・クリスティへの挑戦

挑戦が失敗したかは賛否両論あると思いますが(私はちょっと失敗かと思いました)、挑戦したことに意味があると思います。

今の時代からはあまりないだろう場面設定で話が進みます。Deviousな心根をもった人が分からぬまま進むので、その間、自分なりに推理するのが楽しかったです。理系の読者からすると、本に書いてあることが可能かの疑問がわいてくると思いますが、そこを捨象すれば楽しめます。
そして誰かいなくなった (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:そして誰かいなくなった (講談社文庫)より
406184945X
No.8:
(5pt)

いなくなったのは誰なのか

夏樹静子氏がクリスティのそして誰もいなくなったを下敷きにして再構築した88年発表の作品。
トリック云々というよりはプロット型のサスペンス作品である。
バブル期の作品らしく豪華クルーズを舞台にそして誰もいなくなった同様の事件が展開する。
二転三転というよりは最後でどんでん返しの一発ネタである。
最後まで読めばそして誰もいなくなったはもちろん、クリステイのもう一つの有名作も念頭入れて書かれていることが分かるだろう。
そして、タイトルであるそして誰かいなくなったの誰かが分かるという洒落た構成になっている。
非常に読みやすく展開もサスペンスに溢れていて、なかなか面白い作品と言えるだろう。
そして誰かいなくなった (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:そして誰かいなくなった (講談社文庫)より
406184945X
No.7:
(5pt)

意外すぎる結末に吃驚

この作品は読む前から、もちろんアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」へのオマージュだと思っていました。
読んでみて的外れではありませんでしたが、さすが夏樹静子という展開を次々に見せてくれます。
舞台やアイテム的な設定は確かに似ている部分もありますが、全体的には全く違う作品に仕上がっているので純粋に楽しめます。

ちなみに、前もってアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を読んでおく必要はなく、
読んでいなくてもしっかり楽しめる構成になっておりますので、こちらを先に読まれても何ら問題はありませんので安心してお読み下さい。
この作品を読めば、きっと夏樹静子が好きになりますよ。
そして誰かいなくなった (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:そして誰かいなくなった (講談社文庫)より
406184945X



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