最後の藁
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夏樹静子の四十冊目の短編集。単行本初刊は1998年。本作品集刊行前にはエッセイ集『時が証す』(文庫化の際には『幸福な罠』と改題)、後には長編『茉莉子』が刊行されている。なお、文春文庫には収録されていない「罪深き血」は、同文庫『夏樹静子のゴールデン12』に収録されている。 【収録作品】(本文庫版のみ) 「最後の藁」 病院長の奈須が、自宅で服毒死した。現場にあったブランデーのボトルとグラスから青酸反応が検出され、警察は他殺の疑いを濃くしていく。第一容疑者は、奈須の死により五億円の保険金が手に入る、妻の千草。千草は事件のあった日、奈須の従兄に予約してもらったゴルフ場とホテルに、友人たちと一緒に泊りがけのプレーをしていた。が、アリバイとしては穴がある上に、愛人の存在が浮上し……。 「たおやかな落下」 道路に倒れていた女を車で轢いたと、銀行支店長・塩川が警察へ出頭してきた。現場の状況や女の死亡推定時刻から、死体は殺された後に現場に放置されたものと思われた。やがて女の夫・谷藤が捜索願を警察へ提出しに来たが……。死体が翻弄した皮肉な事件の顛末は。 「仮説の行方」 国道沿いのドライブインのパーキングエリアで二人の女が刺殺された。現場では犯人らしき男が目撃された。警察の捜査線上に、被害者の一方に怨恨がある男・八亀が浮かんだが、八亀は警察へ出頭して犯行を自供する。警察は裏付け捜査を急ぐが、不審点が浮かび上がり……。事件関係者の隠された意図が、最後まで捜査陣を翻弄する。 | ||||
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表題の意味はドラマで主任刑事が説明していました 「駱駝の背中には荷物をいっぱい背負わせるのですが、もうこれ以上は重たくて無理という状態のときに、一本の藁のように軽い物なら大丈夫だろうと思って載せてしまうと、駱駝の背骨が折れてしまい、結局はすべての荷物が運べなくなってしまうという意味です。」 「このくらいなら大丈夫だろう」という安易な軽弾みな行動がその後破滅的な結果を招く、そういう「思慮の足りない行い」を戒める「ことわざ」です。 | ||||
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