あやかし、幽霊といった人ではないモノが視える高校生・新城孝春は、あることをきっかけにトイレに潜むあやかし、通称花子さんと出会う。

十日間にわたって盛大に催す予定だった北野大茶湯を、豊臣秀吉がわずか一日で中止にした理由は、実は桜の狂い咲きだった?「和の植物の博物館」を作りたいという実菜に、彼女の祖父が突き付けた条件は、その真相を探ること。

コペンハーゲン警察の特捜部Q。未解決事件を専門に扱う部署である。

満開の桜の中に埋まるように建つ洋館―桜館。

地球を離れて３４７年目の世代宇宙船《ノア》。

アダムスベルグ署長は、古い連続殺人事件のひとつとしか思えない殺人事件の報に接する。

自らの藩が取り潰しとなり浪人となった塙十四郎。

架装したフォルクスワーゲン・タイプ2をねぐらに、フリーのカメラマンと探偵の二足の草鞋を履く辰巳翔一。

「月給20万円。販売、修理、その他なんでも対応します」。

銃を持って押し入ってきた男は、なぜ人質に「憎み合う三人の男たち」の物語を話すのか? 意外な真相が光る「二人の男、一挺の銃」をはじめ、腕利きの殺し屋に次々と降りかかる予測不可能な出来事を描く「残酷」、常連が殺されたコーヒーショップで、ツケをチャラにするため犯

ボート上で発見された男女の遺体。

19世紀末のニューヨーク。

女は男を利用する。女は自らの肉体で男を虜にする。

第二次大戦中に殺された男は何を見つけたのか?

1947年、戦時中に行方不明になったいとこを探すシャーリーは、ロンドンの薄汚れた住宅を訪ねる。

『君の膵臓をたべたい』の住野よる史上 いちばんキュートな主人公、登場! 「朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。

警視庁「特殺」。猟奇殺人等、通常とは一線を画す「特殊殺人」が集まる、捜査一課来生班の略称だ。

運河の見える駅で恋人は殺された――十津川警部たちが悲劇の恨みを晴らす! 十津川警部と東海道をめぐる殺人事件簿! 傑作短編集。

沙織が地元の結婚相談所で紹介された男・杉下はハンサムで真面目、収入も十分だ。

1994年夏、海辺のリゾート地で1歳の女の子が行方不明になった。

全寮制の名門女学園の薔薇園に、夜な夜な姿を現す黒猫の幽霊…さらに、学園中の鏡が割れるという事件が!捜査にやって来た木暮十三郎を、恐るべき連続殺人が待ち受けていた!特待生の美少女・高垣絆の周りで、次々と起こる惨劇。

「彼女は無理やりこの国に 連れてこられただけなのだ」 この女性(拉致被害者)を連れて、 日本に亡命するーー。

和泉蝋庵の旅に出ては必ず道に迷う奇妙な道中記。旅本作者と仲間たち湯煙の向こうに現れるのは極楽の温泉かこの世の地獄か。

ロシア海軍の原子力潜水艦が北氷洋で沈没。

公園で〈笛吹き鬼〉をして遊ぶ六人の少女たち。 だが、奇妙な笛の音が鳴った時、一人、また一人と姿を消してしまう。

第16回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作『筋読み』の著者、受賞後第一作。

京都府警が擁する「人外特別警戒隊」、通称「あやかし課」。

戦地から戻り平穏に恋人と暮らすトムのもとに、かつての上官からの緊急メッセージが届いた。

内閣情報調査室―CIRO―の香月喬は、首相官邸から霞が関エリート官僚たちの調査を命じられる。

館で催されるカクテルパーティーで怪死を遂げる男。

明智光秀最期の地と伝わる明智藪で、真っ赤に染まった竹が見つかった。

別々の人生を歩み、10年ぶりに再会したアサヒとユウヒの兄弟。ふたりはある目的のため、狂言誘拐を実行に移す。

ヘンリー・Oの元に奇妙な絵が届いた。

分限者の薬種問屋に拾われた女、スイ。並外れて美しく豊饒な肉体を持つ彼女は、人の形をして人にあらざる「観音様」だった。

リストラの憂き目に遭いつつ、転職口が見つかりホッとしていた中年男・青葉一成。

所轄から警視庁捜査一課に異動となった女性刑事・吉田裕美は、 中野区で発生した殺人事件の現場に向かった。

織田家の軍団長(レガトゥス・レギオニス)で、最後に生き残るのは誰だ? 尾張国守護代の重臣で、富と力を蓄え織田弾正忠家の名を高めた織田信秀の番頭格・柴田権六勝家は、困惑していた。

かつて炭鉱で栄えた離島で、小学校の養護教諭であるセイは、画家の夫と暮らしている。

彼女と知り合ったのは学生時代だった。互いに心を通わせてる、そのことすらも確認しなくても分かる日々。

日常のなかで、ふと感じる誰かの“まなざし”。

これは悪夢か現実か。独自の美意識に貫かれた淫靡かつ幻想的な世界を築いた異色の作家。

鎌倉・鶴岡八幡宮のそばにひっそりと佇む『硝子館 ヴェトロ・フェリーチェ』は、 謎めいたイケオジの店長と、時折美青年に変身する黒猫のいる不思議なガラス雑貨店。

ヘルペスウイルスの研究をしていた大学教授の首なし死体が発見された。

都内で起こった幽霊騒動。

わたし、野村響子。

時が過ぎ、処が変わっても、今もここに居る怨念! 宮城の拝み屋に持ち込まれた戦慄の実話集! 東北でリアルに拝み屋を生業としている郷内心瞳が、自らの体験も含めた怪異の数々をしたためた一冊。

容疑者は十五歳の少年 ありきたりの日常に潜む狂気、 スキャンダラスな報道と捜査の行方は―

アメリカ随一の女流本格作家マクロイによる、趣向と技巧を凝らす短篇集が文庫化。

パリ、NY、東京。世界のどこかに、あなたが出会うべき絵がきっとある。

横溝正史著の単行本未収録の捕物小説12編を収録。

ギャングのボスのために借金を取りたてる―どんな危険も顧みない幼なじみのジョーとピートにとって、それは簡単な仕事だった。

アイルランドの小さな町でハリウッドの脚本家を目指すアダム。恋人のサラが海外出張に出かけ、音信不通になってしまう。

時効５日前。桜町中央署刑事課の凸凹トリオのもとに、１０年前の強盗事件の再捜査依頼が舞い込んだ。

大学講師の母と高校生の娘、動いて喋る骸骨シドの三名が暮らすサッカリー家。

警視庁捜査一課の鹿取信介。以前は公安部に属し、警察庁警備局長の直轄で「隠れ公安」として動いていた。

軍を除隊し求職中のバンに、亡くなった祖父の友人ウィラードが、恋人ケンドリックとともに山中の山小屋に出かけたきりの姪のエレナを捜してほしいという依頼。

廃ビル地下のバーに男女六人と死体が二つ。

調理師の実果は、念願の三ツ星レストランで働き始めた矢先にケガをして失業、恋人にも逃げられてしまう。

二人の結末を見届けた時、きっともう一度読み返したくなる――。

バレンタインデーの夜、長野県諏訪市の十九歳の新聞配達員・青島蕗子が行方不明になった。

妖怪に花見に誘われた弥助と千弥。こっそりあとをつけた久蔵は…「春の巻」。

人に迎合し、喜ばせることが生きがいの眉子。

24歳の平凡な娘ホリーは、ある日突然、莫大な遺産の相続人となった。

イギリスの特殊空挺部隊SASの元隊員で、現在はカメラマンを生業としているマット・ドレイク。

貴重な演者対談から、舞台裏潜入写真まで。文楽入門書の決定版。

バツイチの理々子は、路地裏のバーで柴田と名乗る男に声をかけられた。

太平洋を航海しながら寄港先で興行を行なう移動サーカス団〈サーカス・クイーン号〉。

高校三年生の俺・君塚君彦は、かつて名探偵の助手だった。 「あんたが名探偵?」二度目の始まりは一ヶ月前、夕暮れの教室。

14歳の少年Aによる20年前の女児殺害事件。その残酷な犯行映像が闇売買された。

渋谷スクランブル交差点でのテロを防ぎ、事件に関わる警察官を大量検挙した「クラン」。

ソーシャルワーカーのピートは問題のある家庭の面倒をみる仕事をしている。

事故で父を亡くしたと思っていたブラヴォーだったが、その死には中世宗教の謎が絡んでいた!

新人警察官アリ=ソウルの赴任先は、アイスランド北端の小さな町、シグルフィヨルズル。

かわいいかわいい由美子ちゃんセンセ。こどもみたいな、ばかな大人。

十津川警部は、下田の蓮台寺温泉に逗留していた友人から、1通の手紙を受け取った。

進学のため金沢から京都へ引っ越してきた、双子の兄妹の直史とまどか。

田舎に引っ越してきた主婦につきまとう、美しい二頭の銀の犬――不安に揺れる女性の孤独を幻想的な筆致で描く、ケイト・ウィルヘルム「銀の犬」。

TPSテレビ、夜のお楽しみ番組「八時スペシャル」。

【ホームズ登場130周年 時空を超える大型エンタテインメント! 】ホームズ研究家団体〈ベイカー・ストリート・イレギュラーズ〉の大会会場で、著名シャーロッキアンが死体で発見される。

すべてのミステリの総決算……。究極の連続不可能犯罪を企む天才犯罪者が、陸の孤島で「幻影城殺人事件」を演出する。

“掟破り？”の第４６回メフィスト賞受賞作！ 「20年間彼氏なし」女子大生が狐さんに初恋!? 「本読みの達人」が絶賛！ 恋をするなら奈良。

「神」の手により、次々と姿を消していく警官たち。

「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれる、ホワイトハウスの厨房で働くオリーは、小柄ながら腕と舌は確かなアシスタント・シェフ。

ゲストの食の好みやアレルギー、出身地など経歴をくまなく調べあげて提供するホワイトハウスのディナーは安全なうえに、どこよりも美味しい完璧な料理。

「忘れないで、これが、わたしたちが長らく待ち続けた最後の時だということを」 世界の終わりを告げる声、 そして「屋敷」は新しい世界への方舟となる―― 傑作長篇、待望の本邦初訳。

週末だけ探偵事務所を始めた男二人は不思議に思いつつ、そのままになってしまうような「ささやかな謎」の真相を解き明かしていく。

闘将マクラナハン、イラクに立つ。

軍靴の音が忍び寄る昭和9年。かすかな地響きをあげ、数多の自転車が中山道を疾走する。

国家が存在を秘匿する超能力者養成機関・ 悠世学園。全国から集められた子どもたちが 日々訓練していた。

「脳卒中は手術をするな!」を提唱してマスコミの寵児となった脳神経外科医香山和之進。

一人息子が誘拐された。身代金の額はわずか十五万円。

二十九歳の桐子は、求婚してきた吉森と萩の温泉に来ていた。だがその夜、桐子は宿を抜け出し別の温泉宿へと向かう。

農民の息子ケイレブは両親を亡くし、有力者の地主フォークランドの秘書となる。

イスラム教国首脳会議が開催されたパリのエッフェル塔が、テロ攻撃を受けた。

「クォーター」とは4分の1ドル、つまりは25セントのこと。

豪華8名によるオール書き下ろし! 意外な結末から忍び寄る恐怖まで人気作家が「毒」を使いこなして導く絶妙な競作! 致死量に詳しすぎる女、正統派の毒殺、ネットで知り合った女、身近すぎる毒、毒より恐ろしい偶然…サスペンスから本格まで、一冊に閉じ込めたバラエテ

嵐の夜、携帯電話も持たずに車を運転していたフェイスは、見渡すかぎりサトウキビ畑がつづく場所で道に迷ってしまう。