ブラッド・クルーズ
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パワフルなホラーとして出色の出来映え。放題が示すように吸血鬼ものだが、ほとんどゾンビホラーの一級品になっている。噛み殺し、人肉食、人体破壊などがお好きなゾンビマニアにこそオススメしたい。 | ||||
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スウェーデンとフィンランドを往復する豪華クルーズ船。しかし全盛期は過ぎて老朽化し、客もほとんどが一夜の乱痴気騒ぎを求める者ばかり。 そんな舞台で、孤独な老年女性、アルコール依存の父親に車椅子の母という養子の少年、元乗員でボーイフレンドに求婚する予定の男、カラオケ・バーのホストを務める一発屋の歌手、警備員や乗組員たちetc.といった多様な面々が繰り広げる群像劇ホラーとなっています。 群像劇だけに、その人生(大半がどこか問題を抱えている)とキャラクターを描くのに前半が使われ、ホラー展開が始まるまでにはちょっと時間がかかりますが、後半は逃げ場のない船内で見事な血まみれ大パニックが繰り広げられるのでご安心を。 以下、スプラッタな状況を引き起こすものについてのネタバレあり。解説でも触れているので、知りたくない人は解説を先に読まない方が良いでしょう。 ということで、本書はジャンルで言えば、吸血鬼+海洋(閉鎖環境)・ホラーでした。 吸血鬼設定に特に意外性や詳しい説明はなく、襲ってくる様子はゾンビものに近い雰囲気でもあります。 今作はそんな王道モンスター・パニックという感じでしたが、作者のストランベリは『Hemmet』(『コクーン』+『エクソシスト』な老人養護施設ゴースト・ストーリーらしい。気になる)や『Konferensen』(80年代スラッシャー映画へのラブレターなコメディホラーで、ネトフリで映画化予定とか)といった作品も書いているそうなので、 それらも含めた北欧ホラーの紹介が続くといいなあと期待しています。 | ||||
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