クリスマス・テロル
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クリスマス・テロルの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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これを読んで作家「佐藤友哉」に今まで以上に好感を覚えた。特に秀逸が佐藤さん自らによる解説!これからの活躍にも期待。 | ||||
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女子高生が密室を解くのかと思い、読んでみたがミステリーとしてはネットで素人方がもっと面白いものを書くし、作者が執筆することへの愚痴が書いてあるだけな上にそれが物語の途中でダラダラと書かれているので話の途中で全く没頭出来ない。 映画に例えると途中に何度も作者の不満や意見の動画を流される上に話自体もつまらないような作品。 | ||||
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佐藤友哉前期作品。 鏡家サーガ。 個人的には今の作品類よりも好きなシリーズです。 | ||||
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メフィスト賞でデビュー後、パッとしなかった(らしい)著者の怨念が感じられる作品。 家出していつの間にか見知らぬ島に辿りついた少女。彼女が巻き込まれる(とても)些細な出来事をつづっている。タイトルから想像する過激さとは相反するストーリーだね。 と思ったら、ぶっちり切られた音楽のような終わり方といい、その後の著者の述懐といい(こちらが本番!)、ふつふつと湧き上がるのは文学熱だろうか。 密室からの人間消失トリックのアレレ感はともかくも、どストレート本音を吐露してくるひねくれた世の中ナナメ目線は嫌いはない。『デンデラ』は良かったよ。うんうん。 | ||||
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デビュー作から発売日買いをしている、しなびたファンの初読時の思い出です。 「やってしまった」という途轍もない後悔と、後味の悪さと、とにかく色々な感情に襲われました。一番強かったのは後悔。 本の間に挟まっているあれに、丸をつけてちょっと買いて切って貼ってポストに投げ込む。「行」を消して「御中」にする手間さえ省いていい、ただ極太のペンで花丸を描くだけでもいい。それを怠ると、こうなる。 もちろん、自分一人のせいではないことも、大袈裟すぎることもわかるのだけれど。ファンである自分も、作家・佐藤友哉を殺した加害者だったのだと重く殴られる作品でした。カバー裏の通り。 賛否両論、むしろ否定意見が多数のラスト、私は大好きですよ。大変刺さりましたが、効きすぎるほど良い薬でした……。 佐藤友哉初見で楽しめる話でも、100年読まれる話でも、ミステリーを求めて読む方のための話でも、ありません。初めて佐藤友哉に触れられる方は鏡家サーガからぜひどうぞ。 ノベルス全体での企画でお祭りムードだった中でこれを叩き込んできたという背景が最大のスパイスだったと思います。若さ、青さ、空気の読まなさ(当時はまだ空気を読むという言葉がなかったですね)。 ファン向けです。名探偵とアシスタントの美少女と王道のトリックと謎が解けた爽快感は手に入りません。 | ||||
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物語は一応の決着をみますが。この作品で強い印象を残すのは終章です。 とはいっても物語は終了し作者である佐藤友哉の苦悩と葛藤が延々と述べられます。 これをはたしてどうとらえているのかというと この作品を単独で読んでいる人には当惑 ファンには興味深い独白を読めたという喜び という反応だと思います。 文庫版でよんだので後日談がついていたのですが。 それまで出版部数が伸び悩んでプロの作家として行き詰まっていたがこの作品を機に重版が掛かるようになったり他の作家とのコラボイベントやもちろん新作など、いわば一皮むけたらしいです。 この本の楽しみ方としては単独の物語というより作家・佐藤友哉の作家人生のターニングポイントとして作品群のなかで楽しむのがよい見方だと思います。 | ||||
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