若旦那の覚悟: 札差高田屋繁昌記
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 | 2015年03月12日 若旦那の覚悟―札差高田屋繁昌記〈1〉 (時代小説文庫) 金貸しは、どうも性に合わない―。札差高田屋の次男坊・新五郎は、夏五月の切米(幕臣への禄米支給)の直後、兄嫁だったお鶴と再会する。兄の惣太郎は先の二月に事故で亡くなり、お鶴は実家へと戻っていた。何をやってもかなわぬ兄を、近寄りがたく感じていた新五郎。だが高田屋の跡取りとなり、厳しくみえた兄の商いに隠された秘密に気づく…。武家の悲哀、淡い恋、家族の情。武士相手に金を貸した商人「札差」として生きる若旦那の成長を、市井の哀歓のなかに瑞々しく描く。待望の新シリーズ。(「BOOK」データベースより) |
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| 面白ければ、続きを購入と 思っていましたが、今までの時代小説の設定の 切り貼りでした 跡取りの兄急死、世情に通じてる・・・ 後味が悪い作品て゜した | ||||
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| 時代劇版「飛んでる警視」のような印象が若干あったが、 主人公は兄が急逝したために、急きょ跡取りになった、札差の若旦那だし、 銭を使う規模も、全く違う。 単に、大店の札差を生業としているので、懐具合に余裕があり、聞き込みに使えるだけ。 武家相手の、いわば貸金業の主人公が、食い詰めた武士の犯罪を食い止めたり、 借金で首が回らなくなった武家に食い武士を稼ぐ道筋を付けよう、と 一風変わった設定が、目新しく、読み手を惹き付けるのかもしれない。 さて兄嫁とは、どうなることか、ちょっと次が気になる。 ２時間強。 | ||||
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