藩主の座: おれは一万石
- おれは一万石 (18)
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時代小説が好きでかなり読んでいますが、ここ数年では出色のシリーズだと思います。 勧善懲悪の王道をゆきますが、難題に次ぐ難題に追いこまれる主人公・正紀と忠臣たちの奮闘ぶりに手に汗を握らされます。ご都合主義的なところもありますが、それが起きるのも正紀の過去の努力の反映と思うと感慨深いです。 | ||||
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世子井上正則は下屋敷で謹慎の身。正紀を廃嫡しようとする輩の暗躍は凄すぎる。高岡藩先代藩主井上正森の陰で動き素早い。おかげで正紀は助かる。藩士を煽った高岡藩国家老児島は役を下ろされる。藩政を打ち出すため、その連判状は中身を見ずに焼かれる。捕らえられている以蔵は再吟味。以蔵のお真砂(お由)と蔵吉のお咎めなしと進言、蔵吉の書いた文字を見て矢張り人のか、以蔵は一切を白状。これで正紀の嫌疑は晴れる。待望の藩主の座。何時読んでも良いですね。 | ||||
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藩主の座につくための試練 前巻で相手の搦め手で窮地に陥る 今巻では、それに奮闘する 犯人の一部を取り逃す 企んだ相手の上層部は逃す 考えれば、一万石だから犯人とか上層部を捕まえたら、そんなに犯罪は起こらない…と思う 巻を繋ぐための方策か…? そういう認識も悲しいが… | ||||
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正紀さんが下屋敷に謹慎となって、いつも側に仕えていた植村さんや源之助さん、そして青山さんに高坂さんが陥れた者の調べに入ります。いやその過程がもどかしい。もうだめかと思ったけれど、なんとか、賊の家族を探し当てます!が、敵もさるもの、口封じと金を奪いに悪者共が大集合!表紙カバーの絵はそれなのですね。 今回の事件では老中や将軍が、噂やいい加減な証言だけから「藩主にふさわしくない」と決めかかったり、高岡藩でも、別の藩主を求める連判状が回されたり。世の中こういうものだと思うけれど、無念です! 連判状など、え、あの人が!?と思う人まで署名してるし…。 それを取り上げた佐名木江戸家老が、上屋敷に戻ってきた正紀さんに見せようとするのですが、「見なくて良い、焼いてしまえ」と、正紀さん。そうですよね。そう言うしかないわなあ…。大事なのは、藩政で、藩、藩士、民が少しでも豊かな生活になることですし。 正直、最後近くまで、ハラハラ・ドキドキでした。 ただ、細かくつめていけば、正紀さんや賊の女房のことで、これで言い逃れできるの?と思う点はでてくるのですが、「(相撲取り崩れの)こいつが言っても信じないだろう」「(南町定廻の同心が)自分から言うことはないだろう」で済んでいるのが、少しだけ疑問でした。 だって、前巻では、捕らえられた賊の言うことが怪しげだったのに噂として出回り、それが廃嫡の連判状?にまでなって行くのですから。 やっと藩主になるのですが、廃嫡の悪巧みをして、トカゲの尻尾きりで逃れた人達は、今後も強烈な反撃をしてくるのだろうかな…? ですが、それが、またこのシリーズの続編になっていくのかな? 今回で(完)になったわけではなさそうなので、そこはホッとしました。 | ||||
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シリーズ22作目。前巻の引きから本巻では主人公が川船で動き回って無事一件落着。その際、御都合主義そのものと言える絶妙のタイミングが大きいところで2回あって、さらに思い切り情に絡めての問題解決は、王道としか言いようがない。難しいことを言わず、ああよかった面白かったという世界。それで良いのかと思いつつ、こうして発売を待ちわびて読んでいるのだから、これで良いのだ、と言うしかない。 その上で主人公が無事相続。あるいはここで完結かとも思ったが、話はまだ続く。松平定信の失脚まで行くのか、それとも主人公の生涯を描き切るのか。そろそろシリーズの結末が気になり出した。 | ||||
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