五両の報: おれは一万石
- おれは一万石 (18)
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たった1万石の大名家に婿入りした正紀。今回はどんな資金づくり。米の経済からすっかり金至上主義になった江戸。武家の金策は大変だ。 | ||||
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連載ものなので少しマンネリ状態 | ||||
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現世の流行り言葉の「闇バイト」があるが、江戸時代、武家の次三男は婿に出るしか武士としての活躍の場が少なかったようだ。それを巧みに利用して猟官運動をする悪い武士が。見知らずの武士を指図された場所に集め,わずかの時間にバイト料を稼ぐ仕事を斡旋する。商家から盗んだ金子は破落戸の手へそれからと闇へ。その仲間に正紀の近習植村仁助と夫婦になろうかとしている喜世の弟文之助が居た。植村は正紀等に話し黒幕までの悪い奴を一網打尽に。正紀の妻お京は喜世のお蔭で無事にお世継ぎを出産。植村と喜世は夫婦に。勿論、文之助は奉行所に協力したとのことで、お咎めなしに。万々歳!!! | ||||
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これを読んでまず思い出したのは、twitterなどで高額の仕事を募集し、無理に犯罪にかかわらせる、断れば家族の安全も危ういと脅迫し無理に犯罪に加担させる掛け子を使う現代の新手の犯罪でした。 そういった若者たちの苦しさや葛藤が一部見えるようでしたが、本当のところ、江戸時代はどうだったのだろう。今以上に、家族全体がその影響を受けるので、それが抑止力になっていたかもしれません。 一方、投機的なことに関しては、状況が変わり始めた時に、即座に切り捨てて売っていればいいのにー松平定信の新しいお触れ情報も入ってきていたのだからー何故それをしないのだろうかと、歯がゆい思いでした。まあ、ほとんど損がなくてホッとしましたが。 熊井屋の一人息子、房太郎については…高岡藩は「お得意さん」ではないのでしょうね。あまりにドライな対応で引きましたが、これが商人というものなんですかねえ。(こんなドライな男に嫁は無理では) 物語は新しい話題と展開ですが、旗本や御家人の次男、三男坊の問題は、高岡藩に直接は関係がないし、今ひとつといった感じもありましたが、考えてみると、コメを経済の基盤にしている体制の問題点を示唆する出来事でした。 植村さんは、腕力と忠誠心だけの描かれ方が多かったですが、今回、江戸家老にも評価されているとわかり、一読者としてなんだか嬉しかったです。無事、新しい生活が始まりますように! | ||||
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