無人の稲田: おれは一万石



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初公開日(参考)2019年08月
分類

長編小説

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おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)

2019年08月07日 おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)

海賊船は正紀らの活躍で退治したが、一味の幹部と悪徳商人は捕縛の手を逃れ、米俵四千俵とともに行方をくらましていた。賊の背後では大藩の黒幕が糸を引いている。黒幕は、ここで手に入れた金を、府中藩の世子問題に利用し、勢力の拡大を図っていた。さらには府中藩領内の行方郡三村では、再び一揆が起きようとしていた。待望のシリーズ第十弾!(「BOOK」データベースより)




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No.4:
(2pt)

ワンパターンのよさ、なの?

これまでは、ワンパターンとはいえ、京との関係性やら大名家の見栄と実情の板挟みやら、それなりに色々あって面白く読めたけど、本巻では、まさかの何もなし。
出世侍ではジャンプマンガみたいな出世のインフレが楽しく、早々見えていたゴールも逆に最後まで楽しめたけど、こっちは天明の飢饉が終わったらどうするんでしょうか。
おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)より
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No.3:
(4pt)

やはり続編でした

9巻で続編があるのではと思いましたがやはりでした。
水戸黄門てきになってきました。他領の問題ですからなんだかなと思います。アイデアが尽きたかもしれないです。
次巻での発展を期待致します。
おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)より
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No.2:
(4pt)

痛快

勧善懲悪の世界なので、痛快です。
前回で海賊が逃げ、その後どういうふうに話が発展するのかと思っていましたが、一揆問題に絡めて話が進んでいきます。正紀さんの叔母さんが嫁いでいる府中藩の跡継ぎ問題もようやく解決が見え、ホッとします。
しかし、江戸時代、いくら親戚とは言え、ここまで他領のことに介入介助できたのだろうか…。
著者の方、稲作の方法や一揆など資料を色々あたったのかしら?と思うほど詳しく述べられていて、リアリティを感じます。そういう資料を読んでいるうちにこの一連の物語を考えついたのかしら?と。
その一方で、正紀さんの活躍ぶり、以前は、決まりを破るレベルでしたが、今や、他人の名前を騙るわ、藩を超えて活躍(介入)するわ。「ええっ?む、無理じゃない?」とびっくりすることもあります。

かたや京様、相変わらず姉さん女房で、婿の正紀さんをやり込める。きつい!きつすぎる!江戸時代、大名と言えども、婿の立場ってこんなのだろうか…。人間関係だけに、記録にはなくても、実際は十分ありそうです。
二人の間に確かな愛情があるのはわかるけれど、それでもきつい。
この人が男なら、ものすごいことをやってのけたかも~と思います。でも、国元の窮状を京様に気づかせたのは、ほかなら正紀さんですからね!
最後に一言「婿は時におだて感謝を見せて使うべし!」
おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:おれは一万石(10)-無人の稲田 (双葉文庫)より
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No.1:
(5pt)

「太陽の王子ホルスの冒険」のような爽快感・故高畑勲にアニメ化してほしい

シリーズ10作目となる本作を読んだ感想を凝縮すると表題。著者の「出世侍」シリーズも本シリーズも総じて基本に忠実な勧善懲悪の荒唐無稽なおとぎ話だ。そしておとぎ話としては主人公や主要キャラがとても清廉潔白で良心的であり、その点でとても気持ちよく読める。一方で物語の筋立ては全く荒唐無稽でありながら、登場人物たちの生活はリアルに具体的に描かれる。本作品で河川交通に絡む諸事とか一揆の作法だったりする。この辺りの「生活のリアリズム」で思い起こすのは「アルプスの少女ハイジ」や「火垂るの墓」の故高畑勲監督だ。ところで筆者がシリーズ十作目である本作で高畑氏を連想してしまったのはなぜかと言うと、終盤のクライマックスを読んでいて「太陽の王子ホルスの冒険」を連想してしまったからである。頭の中で「ゆけ、はしれ、ホルス」と聞こえて来てしまった。どこでどう連想するかは「ホルス」を知っている人が本作を読めば自明であろう。知らない人は是非見て欲しい。ちなみに現在毎朝放送中の「なつぞら」ではヒロインの旦那さんになった人のモデルが高畑氏らしい。そういう時宜を得たこともある。
 もっとも高畑氏なら「何で水戸黄門の亜流みたいなものをわざわざ作らなければいけないのか」と鋭く問いかけて来そうな気もするが、そこは支配階層とは言え弱小な小藩において階層を越えて封建制の桎梏に呻吟する状況から、却って封建秩序を乗り越える契機が…」などとごまかして欲しい。そう言ってみると、本シリーズでは水戸徳川家は悪役側ですわ。
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