火中の富札: おれは一万石
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参勤交代の費用捻出で苦しんでいる高岡藩。あの吝い井尻さんが、「初の国入りですから」と何やら必死。この回は、まさに瓢箪からコマみたいな、最後にはものすごく降って湧いた幸運でお金の算段がつきます。あの偏屈ジジイである大殿さまは、正紀さんのお願いの手紙に即断りの返事。それを恨まない正紀さん、藩士ら一同立派です。まあ、降って湧いた幸運を持ち込まないと、お金できんわな~と思いました。 お金の算段として、家臣の杉尾さんとか橋本さんが奔走して、火事が起きた→木材の需要が上がる→取手河岸上流から運んできた木材を、取手河岸置くアイデアで、顧客を探すんですが、その発想と努力は素晴らしい。うまく行かなかったけれど。ますます、米が経済の中心から離れていく世の中を表している様子です。なにか方策が見つかればと思います。あとは、相変わらず、幕府内の定信周辺vs.尾張徳川とその一族という感じで、巻き込まれそうな高岡藩やその他の小藩は大変です。しかしまあ、これほど目の敵にされるのも疲れる話ですけど、ホントのところどうだったのだろうか…。 気になったのは、京様が、出家した母親である妙蓮院様を訪ね、話して、夫正紀さんからは得られないホッとした気持ちも持つところ…。妙蓮院様から、「もう子供を産むつもりはないのじゃな」と尋ねられて、図星らしい。…。確かに前にも流産し、今回は幼くして亡くなりましたが…。大丈夫だろうか、夫婦仲に一抹の不安がよぎる回でもありました。 | ||||
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2ヶ月連続の発売で楽しく読ませて貰いました! | ||||
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やっとお国入りの準備が整い、その日が近づいてくる頃に、突如わかった、高岡藩の領地での病気の蔓延。国家老の手紙を届けに来た者が発症してしまい、長屋の人の来ない所で藩医が看病をします。運が良かったのは、領地に出発前に病気が発生し、江戸で薬などを購入して行くことができる機会があったことです。最初は治療法がわからなかったけど、小石川療養所の薬草園の人から勧められた薬が効くとわかって、薬を探し回ります。でも、正紀さんを陥れようとして、失脚した武士とつながりのある薬種問屋が、薬がないなどと嘘をつき…。それも暴いて薬を手に入れて領地に赴くのですが途中も妨害の数々。やっと領地で、感染者を一箇所に集め治療をします。これは、コロナ禍でひどく痛めつけられた、日本の各都道府県を思い出しました。家にいて祈祷師の祈祷で良いというものを説得し連れてきたのに、亡くなった者もいて、恨みも買った様子。当たり前ではあるけれど、そういうふうなのを敵に利用されたら、と少しだけ心配な雰囲気もあります。大殿様も立ち寄って正紀さんの初の領主ぶりを見るのですが…。京様とは半年ほど別れ別れです。清三郎ちゃんを亡くして未だ心の傷が生々しい京様。二人の間に思いやりはあれどこの期間になにがおこるのか、心配であります。特に作者が、国家老の17歳の娘を度々登場させており、正紀さんの反応もちょっとばかり普段と違う…。これはなにかの伏線なのでしょうか…。まあ、藩主は後継者をもうけないとトラブルのもとになりますが…。ちょっとこの先が心配な展開になってきました…。 | ||||
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なんだかんだ言っても危機を乗り越える痛快さ。 | ||||
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毎回、最後は上手く解決すると判ってはいても、ハラハラ、ドキドキしながら解決策を推理しながら読んでいます。 | ||||
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