罪と罰



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初公開日(参考)1987年06月
分類

長編小説

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罪と罰 (上巻) (新潮文庫)

1987年06月09日 罪と罰 (上巻) (新潮文庫)

鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

罪と罰の総合評価:8.66/10点レビュー 442件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

名作ではあるんでしょうが面白くはありません

訳がひどい。工藤精一郎という人はロシア文学の大家なんでしょうか。普通は漢字が書くだろう言葉をひらがなで表記していて、極めて読みにくい。人の名が長くて、しかも呼び方がいくつもあるので分かりにくい。退屈な本でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

罪と罰の感想

ミステリー好きで、絶対外せない一冊を上げろと言われたら、本書だと思います。倒叙ものの王道です。

読み終わった直後の感想は、感性のメーターを振り切っているので、どひゃー、というぐらいです。
本当に、どひゃー、となった後、数日して整理すると初めて細部が見えてくる。そんなすごい作品です。どうして、ミステリーのランキングに上がらないのか不思議です。
これを超えるミステリーなんて、世界には片手で数えるしかないんじゃないでしょうか・・・・
読んだのは今から20年も前なのに、いまだにいろいろ覚えています。

刑事がだんだん外堀を埋めて近づいてくる、そのときの主人公の心理描写がものすごいです。
わずか数日のお話にこのド厚い書籍になるのですから当然なのですが、情景の描写が緻密すぎるほど緻密です。
途中、ある酔っ払い(マルメラードフさん)の、人間とはどんなものか酔っ払いながら語り続けるところが秀逸で、何度も読み返したくなるところがあります。
出始めは飲んだくれである一部の特別な人間を説明したものと思わせながら、全ての人間の怠惰を完全に代弁しているところが好きです。そのあたりの読ませ方はすごいと思います。
最後まで、気を抜けるところがありません。

私は慣れてしまったのですが、難を一つ上げますとロシア人の名前は長くてなかなか覚えにくいことです。
また、知らないとロシア人の習慣に戸惑うこともあるかもしれません。
同じ家族名が男性と女性で、マルメラードフ、マルメラードワ、と変わったり、愛称形といって「ソーニャ」→「ソーネチカ」(日本でいえば、「愛子」→「愛ちゃん」)のように、同じ人物が断りなしに違った名前でよばれることがあります。
(このあたりは、訳者によっては解説してくれるかもしれませんが)

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注意があります。訳者によっても書籍の評価は変わるのかもしれません。私が(20年ほど前に)読んだのは、江川卓さんの訳ですが、訳者によっても印象が変わってしまうようです。
購入は、他のレビュアーの意見も参考にしてみてください。

absinthe
BZLMTCHK
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.440:
(5pt)

やはり読んで間違いなし

60近くになって文豪の名著を読みたくなり買いました。主人公を取り巻く人々との関りから、少しずつこころが変わっていく様は読み進めていくと感動しました。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.439:
(5pt)

西洋合理主義の終わりと始まり

2025年の今、「戦争終結のために原爆使用も許される」というヒロシマナガサキの80年前、西洋合理主義の始まりに立つラスコーリニコフの物語が終わりに立つわたしたちに訴えるもの。現代にこそ必読の本
罪と罰 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.438:
(5pt)

名作。しかしこの本書のあらすじを信じてはダメ

訳は読みやすい。原文は知らないが多分正確だと思います。
長ったらしい心情描写やこのシーンこんな長く必要か?ってところも多いです。
主人公をアホでしょコイツ!と言いたくなります。
あと正直ロシア語の名前に慣れないし呼び方が多すぎてネットの一覧表の力を借りました…。覚えれない…。
しかし、人間の罪の本質を考えさせられる話。名作には名作たる理由があります。
登場人物たちがそれぞれ思想や矛盾の問いの装置だと思います。個々のやりとりや一文ではなく、作品全体が問いかけになっていると感じました。

でも本書のあらすじは間違っていると思います(誰が書いたの?絶対翻訳者じゃない。編集が書いたと思う)

「鋭敏な頭脳」とか書かれると頭脳明晰な主人公が考え抜いた信念に基づいて行動したと見えるが、そうではなく、「愚かで、脆く、欺瞞的で、それゆえにとても人間的である」人物であり論理的とはほど遠い。自分を凡人だと思いたくない若者らしい若者。万能感。虚栄。孤独。
それにこのあらすじだと、関係ない人物を殺害してしまった第二の殺人によって倫理的に苦しんでいるように読めるが、そうではなく、罪はもっと大きな殺人という行為自体の全体性によるもので、悪いことをしてしまったという苦悩ではなく、自分の存在が崩れたという苦悩と葛藤を書いているのだと思います。
罪と罰 (上巻) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰 (上巻) (新潮文庫)より
4102010211
No.437:
(5pt)

全員が主役

亀山郁夫さんの翻訳で初めて一気に読み通しました。ラスコーリニコフだけでなく登場人物すべての精神と命が輝いていて何か大合唱が響き止まないような感動を味わいました。ドストエフスキーの凄みを感じる本当に名訳だと思います。
罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)より
4334751687
No.436:
(4pt)

面白いです。

kindle版で読みました。読みやすくて、面白いです。物語にリズムが有り、登場人物も個性的で読者を飽きさせません。巻末の読書ガイドも良いです。一冊のあらすじがあり、その後に解説があります。あらすじを読んで、物語全体を思い出してから、解説を読むことが出来ます。
罪と罰〈3〉 (光文社古典新訳文庫)Amazon書評・レビュー:罪と罰〈3〉 (光文社古典新訳文庫)より
4334751849



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