古き良きヴィクトリア朝を思わせるドラゴンたちの国ティアマト国。

都に起こる異変の原因を突き止めるべく調査を開始した伊月と豊日。

ある日、同じ高校・同じクラスの男女合わせて十人が、一斉に失踪した。

立花併右衛門は江戸城の書類決裁に関わる奥右筆組頭。

先住民の居留地で生まれ育ったグレイウルフは、弁護士としてネイティブアメリカンの地位向上に尽力していた。

自分が異なるなにかに乗り移られることの恐怖、自分の愛するものが別のなにかになってしまう恐怖、それにさえ気づかぬ恐怖。

検察、公安、捜査一課が一丸となって、国際社会の闇を暴く! ODAコンサルタントに従事する三人の日本人が殺された!密命を受けた特捜検事の芦名は、アフガニスタンへ飛ぶ。

死んだ取引相手の男が渡したのは籠に入った赤ん坊だった!?依頼人も行方不明となり事件の謎を調べ始めたアルバイト探偵隆クンは二人組の男にら致されてしまう。

ハゲタカの冷酷非情ぶりがグレードアップ! 暗黒警察小説の金字塔第2弾。

五年前、渋谷で殺人を犯し、国際手配されていた船田透が突如帰国するとの情報が、追跡捜査係の西川大和の許に入った。

東京、大阪、そして京都。三都で起きた連続殺人事件の現場には、同じ筆跡のカードが遺されていた。

〜作家・田中芳樹さん、堪能！「まさしく石持ワールド！　読者をほろ酔いかげんにさせてくれる作品」〜 湯浅夏美と長江高明、熊井渚の三人は、大学時代からの飲み仲間。

二階堂日美子は、高校時代の友人、菱田実那子から深刻な相談を受ける。

奥多摩で発見された女の全裸死体。それが事件の始まりだった。

人の不幸のみを予言する謎の占い書「フォーチュンブック」。

年の瀬も押し迫ったある日、オカルト研究会に奇妙な依頼が。絵画愛好会主催の、卒業生のための展示会。

19世紀半ばのアメリカ、ニューオーリンズ。そこで英国領事を務める男の元へ相談が持ち込まれた。

美術(アート)という名のタイムカプセルが、いま、開かれる――。

神奈川県警・二階堂警部の妻・日美子は、何者かに堕胎剤を注射され、待望の二世を流産してしまった。

「おまえに殺された女は、俺のおふくろだ」売春婦を斡旋した容疑で取調べをしていた坂本トミに、私は言った。

仕事を解雇され、やむなく私立探偵となった冴えない中年男、ジョー・シックススミス。

今、猛威を振るうコロナウィルスにより、私たちの「日常」が脅かされています。

無外流の剣士として高名だった亡父から秘伝を受け継いだ路は、上意討ちに失敗して周囲から「役立たず」と嘲笑され、左遷された曾根兵六にその秘伝を教えようとする。

深夜の放火事件。無人だったはずの建物で身元不明の少女が焼死し、警備員の射殺体が見つかる。

伝統あるマルヨシ百貨店に勤める美由起は、大食堂のマネージャーに就任した。

ホイスラーはコーヒー・バー〈ジェントリー〉の窓ぎわにすわり、通りにたむろする娼婦、男娼、ポン引き、アル中たち、そして彼らを目当てに集まってくるさまざまな人間たちの非喜劇を見守っていた。

乳呑み児をかかえた家来と出奔した妹を斬るために遠国まで追っていった兄は、みじめな境遇におちながらも小さな幸福にすがって生きる妹一家と出会う。

人間の血を吸うなんて、ありえないーー！　吸血鬼一族・嵐野家のひとり娘でありながら普通の高校生として暮らす弓子だったが、17歳の誕生日を間近に控えたある朝、得体の知れない物体に出くわす。

ド田舎の大青山村。世界最長の滑り台を目玉にしたテーマパークで村おこしを図るも、台風で崩壊。

極限の貧困の中、シベリアに売られた青年・南雲凱は帰国後、些細なことをきっかけに新格闘技団体に入門。

地球規模の地殻変動で、日本を除くほとんどの陸地が海没してしまった。

パーティ・コンパニオン小田香子は恐怖のあまり声も出なかった。

大伯父が遺した博物館は、時間旅行の秘密の実験場だった。

ありがとうズッコケ三人組!age50シリーズついに完結!ハチベエ、ハカセ、モーちゃんはいつまでもズッコケ三人組!

徳本峠から上高地への樹林帯で彼女は絞殺されていた。連れの男性はすぐ先の断崖で転落死。

毎日通う喫茶店でも顔を覚えられず、隣に座っていても大事な話を始められてしまうほどの存在感。

麻酔医ウィルの出張中に五歳の娘が誘拐された。

人の世はなんとおぞましく、美しいのだろう―。

ステファニー・プラムは30歳でバツイチ、ただ今独身。

銀座のクラブの客で、国から研究開発費が出るほど注目されていた新進学者・森中が首を斬られ殺された。凶器は特殊な刃物。

怠惰な魔女が口にした運命は、いつも必ず現実に起こる。

誤って恋人の脚本家を射殺してしまった妹をかばうため、凶器の拳銃を捨てようと山梨方面に車を走らせていたフリーライター、世良祐介。

通り雨が過ぎて虹が出た昼休み、高校二年の百瀬太郎は同学年の美園玲と運命的に出会う。

娘と二人だけの日々を過ごす「僕」のもとに残された、母親の思いを静かに綴る表題作、幼い頃の記憶を確かめる真夏の出会いを描いた「向日葵の迷路」など、精緻な筆致で喪失と再生を描く全五篇。

外国人留学生の多いロンドンの学生寮で盗難騒動が次々と起き、靴の片方や電球など他愛のないものばかりが盗まれた。

内容（「BOOK」データベースより） 経営していた会社も家族も失った家具職人の東口。

五年生の夏休み、洸は物心がついてから一度も会っていない祖父・白木義明の住む茶木村で過ごすことになった。

謎解きだけを専門に扱う探偵事務所に持ち込まれた六つの事件を、探偵・古谷が鮮やかに解決!メールのやりとりから夫の浮気をあぶり出す「卵消失事件」、三つの和歌からお宝を掘り当てる「兎の暗号」、差出人不明の手紙から父の居場所を見つけ出す「別荘写真事件」など、『イニ

ニューオーリンズ市警最強の麻薬班を率いるジミーは、ある手入れの報復に弟を惨殺され復讐の鬼と化す――。

「坊っちゃん」の裏に浮かぶもう一つの物語。 東京に帰った「坊っちゃん」は、山嵐に赤シャツの自殺を知らされ、再び松山へ。

取調べ中、呪術医オマルに暴力を振るい、休暇を取らされていたカタルーニャ州警察のエクトル・サルガド。

駿河湾沿いの温泉地。天地龍之介と光章、長代一美は、地元で幽霊館と呼ばれる廃ビルに浮上する女の幽霊を目撃した。

ジングルベルが奏でるミステリ・シリーズ第1弾! 夏も冬もずっと「クリスマスの町」。

50年前、日本画家・香山風采は息子・林水に家宝「天地の瓢」と「無我の匣」を残して密室の中で謎の死をとげた。

沖縄で最高裁の判事が殺された。判事はなぜ死なねばならなかったのか。

大学生の秋月昌平は墓参りに行った霊園で、瀕死の男に遭遇。

コアラマスク連続殺人事件勃発。

観劇に訪れた正統なる吸血鬼の末裔フォン・クロロックとその娘で人間とのハーフであるエリカ。

「私は、現代の坂本龍馬である。必ず、日本を洗濯する」。

今度の舞台は江戸! 累計35万部突破の大人気遺跡発掘ミステリ! 今も昔も、人も想いも。 この空で、繋がっている。

「俺たちはこの山で許されるのか?それとも裁かれるのか?」戸部康太、平沼英紀、後藤国男、伊藤仁志、今年十九歳となる四人はかつて固い友情で結ばれていた。

日本橋の玄冶店と呼ばれる路地で小間物屋を営むお玉は、元花魁。

雪のコペンハーゲン。イヌイットの血をひき、雪と氷と孤独を愛する女性、スミラ。

謎めく敵意。食い違う過去。

『凍える牙』で、読者に熱い共感を与えた女性刑事・音道貴子。彼女を主人公にした初の短編集。

東京から深澤が転校してきて、何もかもおかしくなった。

橋倉藩の近習目付を勤める長沢圭史と団藤匠はともに齢六十七歳。

高校教師・巣藤浚介は、恋人と家庭をつくることに強い抵抗を感じていた。

認知症になった益恵を、二十年来の友人アイと富士子が最後の旅に連れ出した。それは、益恵の人生の足跡を辿る旅。

「殺る前に、一つだけ面白い話を聞かせてやろうか。

1841年、本格推理の祖といわれるE・A・ポーの「モルグ街の殺人」が生まれた。

純喫茶「昭和堂」の店主・霧子は、美人なのに、ちょっとぐうたらな不思議系。

十八世紀ヨーロッパ山中、雪に閉ざされた城館の密閉された書庫で当主の伯爵が死んでいた。

本職・探偵、副業・ライタ。飄々と生きる頚城悦夫。

“クッキー・ジャー”の6月はとにもかくにも忙しい。それでも頼まれるとイヤとはいえないのがハンナ。

架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。

マリ―見かけは普通の少女だが、実は天国から地上へ「研修」にやってきた落ちこぼれ天使。

亡者の囁きが、時の間に埋もれていた事件の真相を呼び覚ます。

本所五間堀の「鳳来堂」は、父親が営んでいた古道具屋を、息子の長五郎が居酒見世として再開した“夜鳴きめし屋”。

元大臣の小西が、連続少女殺人容疑で逮捕された。愛人の手紙が、小西のアリバイを崩す証拠となった。

辛い過去を抱えたミュージシャン志望の青年・守生光星は平穏無事に暮らすことを心がけて暮らしていた。

息子は実在した。34年前のひと夏の情事がハリーに息子を授けていたのだ。

「お探し物は、本ですか？仕事ですか？人生ですか？」。仕事や人生に行き詰まりを感じている５人が訪れた、町の小さな図書室。

たくさんのユニークな人々が暮らし、日々大小さまざまな事件が起きる花咲小路商店街。

競馬評論家・大友隆一が東北の牧場で銃殺された。ともに撃たれたのは、牧場長とサラブレッドの母子・モンパレットとパステル。

世紀末の大晦日午前9時、ワシントンの地下鉄駅で乱射事件が発生。間もなく市長宛に2000万ドルを要求する脅迫状が届く。

コーラはランドル農園の奴隷だ。身よりはなく、仲間たちからは孤立し、主人は残虐きわまりない。

「ぼうず、おかえり…」12歳の少年・棟像貢太郎は、近所の老人が呟く言葉に不吉な予感を覚えていた。

五つの島々をまわって数人ずつ客を拾い、合計二十五人を輸送してほしい、但し目的地は全員が乗船するまで秘密―奇妙な依頼の目的は?潮見島と風見島、瀬戸内海に浮かぶ二つの島の対立に心ならずも巻き込まれた海上タクシー船長・寺田の前に、さらに不審死の謎が立ち塞がる。

その部屋には、何かがいた…。強盗事件のトラウマに苦しむ夫婦は、気分転換にパリ旅行を計画する。