年に一度、の二人
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この手の切なさというか迷いというか、惑いというのは余りピンと来なくなるw とても普通人である飯島の、とても実直な交際と、 「ちくしょう」 本当に好きだった が一番共感 | ||||
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「前章の登場人物と、全く関係ない人でてきたよ? 話も全然関係なさそうだし。前章の結末どうなったの?」 と、思わせておいて、しかし最後には、その関係ない者同士を、しっかりと一つの舞台に結び付けていく。 まさに正統派な小説でしたが、それ相応にドラマティックな、 年に一度のイベントを迎え続ける、運命的な恋愛する人間を描いている割に、登場人物がドライです。 心の揺らぎを表現する描写は、ほとんどのページに散らばってはいますが、 永井さんの書き方なのでしょうか? 全体を見渡すと、穏やかに映る作品にしたいという、演出なのでしょうか? 乾いていて、なんだか寂しくもあり、でも柔らかくて、劇的などんでん返しが、あるわけでもなく、 スーッと真っ直ぐな線を引いていくかのように、話は終わりへと、淡々と進んでいきます。 僕は、永井さんの『グラデーション』は、今まで読んだ本の中でも、かなり面白いものだと思っているのですが、 エンターテインメント性のある土台の上で、純文学的なストーリーが進んでいく、その感じが、この作品にもあって、 なんだか、心地よかったです。 印象に残ったシーンは、82頁。 『「もういいの」「よくないよ」「本当にいいの」「困ったな」また門倉がつぶやく。 もっと困ればいい、と沙和子は思った。』 おお、これが女性か・・・コワイ・・・、って思いました。 | ||||
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う〜ん 最近一押しだった永井作品だったんですが この作品に関しては正直今ひとつでした。 香港のハッピーバレー競馬場を拠点として物語は展開するのですが、人物の深みがないと言うか、重きに欠けた作品でした。 さらっと読めますが、読後感が物足りない感じです。 次の作品に期待します。 | ||||
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この作者の本は好きでどれも読んでいますが、今回の作品はちょっと物足りなさが残りました。いつもの心の裏側までスルリと入り込むような目があまり感じられずさらりと流れていってしまうような…。 作者のいつもの巧さがあまり感じられない作品でした。 | ||||
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永井するみさんというと、 美容やファッション業界など女性にとって興味深い世界をテーマに描いてくれる 作家というイメージでしたが、今回は「競馬場」。 まずはここにう〜ん・・・つまずいてしまいました。 一話目と二話目は香港で出会った別々の男女を描いているのですが、 どちらもそれぞれすごく中途半端な終わり方をする。 しかし、三話目でその二組がなんとなくリンクし、結末に向かうといった構成・・・。 タイトルそのまま、七夕的な「年に一度しか会えない男女」の話なんだけど、 情熱的なモノが文章から伝わってこず、恋愛ものにしては淡白で盛り上がりがない。 七夕のようなロマンティックも感じられず、 いまいち世界観にこめり込めない、引き込まれないお話でした。 恋愛小説を読みたい人にはおすすめしません。 | ||||
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