大好評「幽霊」シリーズ第25弾! なんと宇野警部が、大晦日の国民的テレビ番組「赤白歌合戦」の審査員に? ケガをした警視総監の代役をつとめることになった宇野は、慣れないタキシードを着せられ、メークまでされて、審査員席で大奮闘。

中央区佃一丁目で男性の遺体が発見された。捜査一課・青山愛梨は、月島署の捜査本部に合流。

「深刻に、ぼくはくだらない話を書く必要に迫られていた」――雑誌『トランジスタ技術』を“圧縮”する謎競技をめぐる「トランジスタ技術の圧縮」、〈ヴァン・ダインの二十則〉が支配する世界で殺人を企てる男の話「法則」など著者自ら選んだ16編を収録。

「養父に身体を触られるのが、嫌で嫌でたまりません。

小田原の北条氏を滅ぼし、天下統一の総仕上げとして奥州北端の九戸城を囲んだ秀吉軍。その兵力はなんと15万。

普通の高校生活を送る僕・相葉孝司に突然起こった「自分以外の時が1時間だけ止まる」という不思議な現象。

旅の目当ての地である筑後久留米に到着した真田俊介一行、まずは名物のうどんに舌鼓を打つ。

那覇市内の高級ホテルで男女の遺体が発見された。

「地獄の業火で焼かれるがいい」女の口から漏れた赤い炎が、男の全身を包んだ――。

二つの太陽間を8の字形の軌道を描く惑星上では、何が起こるか？　十八万年前に生まれた男から届いた手紙とは？　電力を失った20世紀文明は？　悪魔と坊やとの大決戦は？　既刊『未来世界から来た男』で絶賛を博したブラウンのSFとファンタジー、男性も女性も大人も子供も

独房からは信じがたい静寂が漂ってきた。獄内の静けさを残らず集めたより深い静謐が。

会社をリストラされ、北新宿のアパートに引っ越した児玉翔。

文具メーカー勤務の竹中秀治は、職場結婚することになった純江と新居を探していた。

その名が語るのは嘘か真実か 珠玉の短編ミステリ傑作選！ ゆりかごから墓場まで、すべての人に一生ついて回る「なまえ」を巡る短編ミステリ傑作選。

増田文学賞の打ち上げとして、年に一度岡山の旅館に集まる人気作家たち。ところがそこで、作家の卵の惨殺遺体が見つかった。

それは不思議な「誘拐事件」だった。

病院長の孫娘が誘拐された。犯人からは、人質の黒髪と、前代未聞の要求が突きつけられる。

中越・永生藩の山村から、奇妙な男が江戸に送り込まれた。

「一生の仕事なんて、ありえないんじゃないんですか？」変わり続ける時代の中で、リストラ面接官の村上真介が新たにターゲットとするのはー英会話スクール講師、旅行代理店の営業マン、自動車の整備士、そして老舗出版社のゴシップ誌記者。

崖から転落死したはずの兄から連続して届く、謎の手紙。明子はマンドリン教室の仲間である萩原朔太郎に相談を持ちかけるが…。

学校から帰宅し、母親に捨てられたと知った小学生の純矢。

宮城県沿岸部のとある高校。そこで起こるささやかな謎の中心には、いつだって彼がいた。

夜になると、僕は化け物になる。 寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。

町田そのこ 2021年本屋大賞受賞後第1作目は、すれ違う母と娘の物語。 小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。

きっと誰にでも「やり直したい」ことがある。

刑事になるという夢破れ、留置管理係として職業人生を閉じようとしている、近藤。

1935年、ドイツ。若く優秀な保安情報部員アルベルトは、党規に従い神を棄てた。

春夏秋冬と不審死が発覚!四人の人物がいずれも“完全犯罪完全指南”という裏ファイルに従い、物的証拠を残さずに遺恨ある相手を殺害したのだ。

とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣篭カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

予備校生殺人の事件を追う、鬼刑事・目黒一馬。

キャリアの新人警部補・桜川が大藤署にやって来た。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

“宗教法人炎矢教団総本部”この教団から娘・葉子を連れ戻してほしい―というのが今回の僕への依頼であった。

知り合いの編集者から霊能者と誤解された結果、ある少年の失踪調査をその母親から依頼された女性推理作家の「私」。

英国の秘密情報部MRUに属するジャックに、奇妙な任務が下された。

恋人にふられたバーニイは、傷心を癒すため、古い屋敷を改造した片田舎の英国カントリーハウス風ホテルへ―もちろんそんな殊勝なバーニイではない。

「犯人は幽霊なのでしょう?」 宮沢賢治ゆかりの地で起きた連続殺人に浅見光彦が挑む! 人気ミステリーシリーズ登場! 宮沢賢治が「イギリス海岸」と名付けた岩手県花巻の北上川の岸辺に男性の殴殺死体が漂着。

エリート大学生が惨殺された。遺留品は名簿の一部と思える紙切れのみ。

ドラゴンたちの国、ティアマト国。アゴールニン啖爵の臨終の席は大騒ぎだった。

加速度的に発展するAIによって、人間の就く職が減少することを憂いた人々が機械の打ち壊し運動を起こす最中、首謀者と関わりを持つ一人の女子学生が機械を抱いて海に飛び込んだ。

老いて死期の迫った核物理学者から、カリフォルニアの地方紙副編集長ケン宛てに一通の手紙が届いた。

このビタミンは心に効きます。疲れた時にどうぞ。

インド料理店で働くカミルは元刑事。彼が給仕をしたパーティで事件が起こり……。

古き良きヴィクトリア朝を思わせるドラゴンたちの国ティアマト国。

戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。

もし、史上まれな強風を伴う超大型台風が日本を襲ったら。もし驚異的な雨が降っていたら。

上野の美術館の前庭にある“地獄の門”の前で、水曜日11時に頼みたい仕事の内容を話すと“泥棒の守護神”が現れるという奇妙な噂が。

東京都、二子玉川。

拳と蹴りが空気を切り裂く。肉を打つ重々しい音。

父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人―それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。

“夜見師”―祟り神を始末する者。その存在を知る者は限られている。

弁当工場でバイトしながら、三流大学に通う高良伸晃、19歳。教室で、陸安娜という中国人女子学生に惹かれる。

倉敷市の山林で音楽教師・夏井康子の死体が発見された。

初交易から帰還したレイナ一世号と藤之助・玲奈の披露宴に沸く長崎。

5年前に起きた少女連続殺人事件。

京都の化野染匠で居候を続ける元料理人の真澄は、友禅作家の蓮爾から来客があることを知らされる。

リーマン・ショックの最中、世界最大の法律事務所を解雇されたエリート女性弁護士サマンサはニューヨークを離れ、アパラチア山脈の田舎町ブレイディにある無料法律相談所に、仕事の口をどうにか見つけることができた。

日村誠司が代貸を務める阿岐本組は、ちっぽけながら独立独歩、任侠と人情を重んじる正統派のヤクザだ。

多くの悪徳警官を監獄送りにした元警部が命を絶った。

弟を喪った晴彦はパリに戻り、曲芸一座の名番頭・孝介の下で再び働き始めた。

本所五間堀の「鳳来堂」は、父親が営んでいた古道具屋を、息子の長五郎が居酒見世として再開した“夜鳴きめし屋”。

昭和二十五年、静岡県で発生した一家殺害事件、二俣事件。

巨匠ルヘインが20世紀を駆け抜ける男たちを描く3部作、完結篇。 1943年、第二次世界大戦下のフロリダ州タンパ。

大正時代の東京。

「身勝手な女」と呼ばれたって一ミリも後悔なんかしないわ。 照子と瑠衣はともに七十歳。

親を亡くし、親戚中をたらいまわしにされる不幸な少女、勇希。

失踪した前任者・香取の行方を探すために、内戦下のサイゴンに赴任した坂本の周囲に起きる不可解な事件。

努力家の珊瑚。だらしない翠。

深雪は婚約者の俊亜貴を連れ故郷の雪之島を訪れる。結婚をしてありふれた幸せを手にいれるはずだった。

網走から知床を廻って阿寒湖まで旅行をして写真を撮ってきてほしい―女子大生の牧野由美と平田みどりは、売れっ子シナリオ・ライター有末吾郎の新作ドラマのための取材を代行することになった。

警視庁捜査一課・継続捜査係の特捜刑事・香月功は、秋風の吹き始めた北アルプスの単独行を開始した。

OLの有希は公園でスマホを拾う。無事落とし主に返したのだが、それを機に身のまわりで不可解な出来事が起こり始める。

深い喪失感を抱える少女・美緒。謎めいた過去を持つ老人・丈太郎。

「ぼくはゴールデン街が好きで、嫌いだ」 「日本冒険小説協会公認酒場」と銘打ったバー〈マーロウ〉のアルバイト坂本は、本好きが集まるこの店でカウンターに立つ日々を送っていた。

電話の向こうで親友が殺された。死に際に僕の住所を殺人者に告げて。

意想外の設定と冴え渡るラストのひねり。稀代のアンソロジスト・井上雅彦が贈る、海外異色作家短篇シリーズの第二巻が登場。

6年間付き合った元彼を忘れられないりりあ、友達以上になれないとわかっていても彼を一途に思い続ける茉白、浮気した彼女を許せずやり返してしまった葵。

神奈川県警捜査一課生え抜きエリートの萩原哲郎に突然の異動命令が下された。赴任先は重大事件が希な湘南・鎌倉南署。

行方不明になった女子高校生の捜索に加わった元保安官コークは、吹雪に行く手を阻まれるが、不思議な影に助けられる。

シーズンオフの別荘地。見回り中の保安管理人は、無人のはずの別荘で、少女に銃口を突きつけられた。

将来を左右する大会を控えた女子高生ゴルファー・夕花。

氷鉋清廉。警察も頼りにする精神科医にして、美学に満ちた殺人鬼・マスカレード。

『僕は―ヒトゴロシ』。謎の詩を残して姿を消した桜井京介は、久遠アレクセイの名に戻り、14歳まで育った屋敷にいた。

美しい社長秘書との結婚を目前に控えたモードデザイナーのポールは、ささやかな幸福にひたっていた。

警視庁の日下刑事は、身分を明かさず書道教室に通っていた。

かつてアイドルとして芸能活動をしていた少女、楯石希津奈。

不景気な英国から日本に出稼ぎにきたホームズが、難事件を鮮やかに(?)解決する赤川次郎の「絶筆」、イタコにホームズの霊を招魂させる奇想天外な清水義範の「シャーロック・ホームズの口寄せ」、妊婦たちが探偵になって不可解な謎に挑むユーモ溢れる松尾由美の「亀腹同盟」

その日、彩は駅で、泣いている少女を見かける。気になったものの、声をかけられなかった。

差出人不明の封筒が、小説家ホーギーのもとに届く。なかに入っていたのは、小説の第1章と礼儀正しい添え状だった。

眠った魚のように山あいに沈む町花園。

海外幻想文学紹介の礎石を築き、長年にわたり先導してきた紀田順一郎・荒俣宏の監修のもと、新生『幻想と怪奇』の企画・編集者が、名作を全6巻に集大成するアンソロジー。

佐野政言が城中で起こした刃傷騒ぎに起因し、田沼意次の嫡男・意知が落命する。

元保安官。人生に不器用だが、静かな誇りを持つ男 消えた人気女性歌手を追うコークは湖に向かうが……。

過去と未来の、どちらにお泊まりですか? 北日本のとある都市でひっそりと営業する『はなぞのホテル』。

秀明はやや軽めの明るい浪人生。明るいといっても二浪目に突入したのだから、多少の屈託もないわけではない。

「ある女性を守って欲しいのです」三年前に医大を辞めた「僕」に、脳神経学の教授が切り出した、突然の頼み。

保根治(ほねおさむ)・男・三十六歳・高校教師。突然、彼のもとへかかってきた電話の主は、いるはずのない“弟”だった。