(短編集)

エンドコールメッセージ



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初公開日(参考)2002年07月
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エンドコールメッセージ (双葉文庫)

2004年04月30日 エンドコールメッセージ (双葉文庫)

レンタルビデオテープにひったくり事件の映像が録画されていた。その仕掛けは、人々が抱える様々な葛藤を浮かび上がらせ、やがてある青年の生きる道をも照らし出す―表題作「エンドコールメッセージ」。深みのある人間ドラマと、巧みなミステリー的プロットが見事に融合した、小説推理新人賞作家のデビュー作。 (「BOOK」データベースより)




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エンドコールメッセージの総合評価:6.67/10点レビュー 3件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.3:
(3pt)

ミステリーの限界がある

結局、短編ですから謎をどうしても取って付けた形で解決せざるを得ないわけです。
やはりミステリーは長編でないと難しいのかもしれません。
エンドコールメッセージAmazon書評・レビュー:エンドコールメッセージより
4575234451
No.2:
(3pt)

平均点以上の佳作揃い。

本書には四編の短編がおさめられている。それぞれおもしろくミステリとしてのカタルシスには一歩届かずの感はあったが、平均点以上の出来ではないかと思った。

本書の中で一番印象に残ったのがラストの「明日に囁く声」である。この作品はミステリ的にも成功してるし、尚且つ話自体もいかにも無惨で心に残る。詳しくは書けないがぼくはこの作品を読んで、下田治美の「愛を乞う人」を連想した。こういうことが現実として存在するということに激しい憤りをおぼえる。そして、それだけで終始することなくラストの二転三転の効果がまた違った感慨を残す。素晴らしい。それにしても作者オリジナルだとおもわれる作中作の絵本「子ギツネ どろん」にはブッ飛んだ。まさかあんな結末迎えるなんてねぇ。ちょっと絵本では考えられない。

他の作品については概ね平均点だ。巻頭の「風の吹かない景色」と次の「エンドコールメッセージ」は今までに読んだことのない物語展開が新鮮なのだが、どうも作者の意図するところが鼻についてイマイチ乗れなかった。もう少しストレートに描いたほうが心に響きやすいと思うのだがどうだろう?それでも、話自体はページを繰る手を止めさせないおもしろさだった。

「便利屋稼業 猫捜索顛末記」は、本書の中では唯一ユーモアの漂う作品である。でも、この路線はいまのところこの作者には必要ないと思われた。こういう方向ではなくシリアス路線で徹底してもらいたい。というわけで、四作品通読した感じではラストが飛びぬけてよかったが、全体的にみて平均点を少し上回という感じだった。次の作品に乞うご期待というところか。
エンドコールメッセージAmazon書評・レビュー:エンドコールメッセージより
4575234451
No.1:
(4pt)

唾つけとくなら、今!

「エンドコールメッセージ」という洒落たタイトルに、格好だけミステリーな現代小説なのかな、と手に取ってみた。まったく事前の知識なく読み出したら、これが面白いこと。深夜にもかかわらず、短篇4作を一気読み!であった。
レンタルビデオの最後のあまった部分に録画された犯罪映像をめぐる「エンドコールメッセージ」。アルコール依存症が集まる禁酒の居酒屋で持ち込んだコップ酒をあおる不信な中年男の狙いは…という「風の吹かない景色」。
あちこちの書店で同じ絵本を買い続けるという不思議な行動をとる妊婦は二重人格なのかを扱う「明日に囁く声」。
行方不明の猫が居たのが絶縁中の義母の家だったという「便利屋稼業 猫捜索顛末記」。いずれも凝りに凝った伏線やトリックが面白い。しかし、読者を引き付ける魅力は実は、犯罪が何故おこったのか、犯人側の論理を軽んじないストーリーテリングにあるのではないかと思われる。派手な殺人や謎解き、華麗な探偵など現れる訳ではないが、この山之内正文は地に足の着いたリドル・ストーリーの書き手として大きく化けるのではないか? 2002年の「このミス」「W文春」の1位を取った「半落ち」の中田秀夫が短篇の集大成として連作短篇による長編でブレイクしたように、数年後が楽しみである。
エンドコールメッセージAmazon書評・レビュー:エンドコールメッセージより
4575234451



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