よき自殺



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    よき自殺 (集英社文庫)
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    初公開日(参考)2015年10月
    分類

    長編小説

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    よき自殺 (集英社文庫)

    2015年10月20日 よき自殺 (集英社文庫)

    真冬のバルセロナ。若い女性が地下鉄に飛び込んだ。彼女の携帯電話には不可解なメッセージと、木に吊るされた3匹の犬の死体の写真が…。カタルーニャ州警察警部エクトル・サルガドは、女性の勤める会社では、他にも自殺者がいることに気づく。相次ぐ自殺の裏にあるおぞましい真相とは?一方、産休中のレイラ・カストロ刑事は失踪したエクトルの元妻を捜すが…。好評のバルセロナ・ミステリー第2弾。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.2:
    (4pt)

    一作目を読んでなくても楽しめる

    今年読んだミステリーのなかで、設定はいちばん好きだったかも。 スペインのじゃっかんテキトーな感じとかが感じられてよかったのかな笑 真犯人についてはふーんというか、真犯人が明かされるシーンがけっこうそっけなくてびっくりしたけど、それ以外は満足。 何より一人ひとりのキャラクターがしっかりえがけてたのがよかったかな。 三部作ということで、三冊目が楽しみなのと同時に一作目を読まないと!
    よき自殺 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よき自殺 (集英社文庫)より
    4087607127
    No.1:
    (4pt)

    スペイン発の警察小説3部作、その2

    スペイン・カタルーニャ州警察のエクトル・サルガド警部の別れた妻ルトが失踪。その行方をサルガドではなく、妊娠中の同僚刑事レイラ・カストロが追うことになる。
     一方、≪アレマニー化粧品≫の社長秘書サラ・マーラーが地下鉄に身を投げて自殺するという事件が発生。この化粧品会社では4か月前に財務部長代理のガスパー・ロダナスが家族と無理心中していた。この二つの自殺に関連性はあるのか。サルガドが捜査を始めると、さらに別の社員の死亡事件が起こる。

     バルセロナを舞台にしたスペインの警察小説『死んだ人形たちの季節』の続編です。サラ・マーラーが身を投げる直前、彼女の携帯電話に奇妙な写真が送られていたことが判明。その写真を見て動揺するサラの姿が防犯カメラにとらえられていたことがわかり、彼女の自殺は俄然、大きな謎を秘めたものへと様変わりしていきます。
     
     スペインの警察小説だけに、かの国や中南米の現代事情がそこかしこに散りばめられています。
     「今年2010年」になってから夫の手にかかって死亡した女性が44人という数字が出てくるほど、スペインのDVがことのほか大きな社会問題として報道され続けていること。
     アルゼンチン人にとって“行方知れず(desaparecido)”という言葉は、1976年から1983年にかけて軍事政権が反政府勢力を逮捕・監禁・拷問にかけた暗い過去を示すこと。
     近年の不動産バブル崩壊で、スペイン国民の多くが経済的な打撃を受けていること。
     喫煙大国スペインでも最近、禁煙法が施行されて店ではタバコが吸えなくなってきていること。
     バルセロナのラス・アレーナス闘牛場だった場所がショッピングセンターに再開発されたこと。
     そうした数々の事柄が、スペイン(語圏)好きである読者の私の気持ちを大いに刺激しました。

     連続自殺事件の顛末そのものは、なるほどと思わせる一方、本格ミステリーというほどの作品的高さは感じられませんでした。
     むしろルトの失踪事件が最後の最後でさらに大きな謎を提示する形で終わることに、してやられたという思いが残りました。

     最終巻にあたる第3部『Amantes de Hiroshima』が邦訳で読める日はいつになるのでしょうか。
    よき自殺 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:よき自殺 (集英社文庫)より
    4087607127



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