わが国最大の兵器メーカー国武重工業の本工場にある豪華接待館。接待嬢の麻利は、その“幸せの間”で消されたのか。

信玄亡きあと屈指の大国を受け継いだ武田勝頼は、内憂外患を抱えていた。

奇妙な小箱を手に、老弁護士猪狩文助のもとへ瓜実顔の美女が現れた。

猟奇犯罪を追うのは、 異端の若き犯罪心理学者×冷静すぎる新人女性刑事! 都内で女性の連続殺人事件が発生。

14年前、わたしは親友と歌を失った 名古屋での結婚生活に終止符を打ち、東京・谷中に戻ってきた沢口遥は、【ルーカス・ギタークラフト】という店に興味を持つ。

明治三十年代初頭。古今東西の書物が集う書舗に導かれる、一人の若き女性。

出演・香取慎吾、本田望結にてドラマ化決定の『一千兆円の身代金』著者の最新刊は歴史認識に問いかけます。

遠未来、変貌した人類が異星人と果てしのない戦いを繰り広げるさまを壮大なスケールと美しいヴィジョンで描く「鏖戦」。

アクランド英国軍中尉はイラクで爆弾によって頭に重傷を負い、片目を喪失する。

山瀬翔太と燎の二人が新婚旅行から帰ってきた翌日、妙な荷物が届いた。中身は風雨にさらされた石の地蔵。

九州新幹線「つばめ」の車中から、五歳の幼児・福田翔が誘拐された。犯人の要求は、翔の父親が開発した新薬の化学式とサンプル。

オウィディウスからフロイトまで、「芸術家」たちの失われた夢が、肉体をそなえ、息づき始めた。この夢は、誰がみた夢なのか―。

二十世紀初頭、列強各国のスパイや地下組織がしのぎを削っていた魔都・上海で、五歳の少年・朱雀が見たものは?ファン待望の朱雀幻夜シリーズ、第一弾。

「検察側、完黙崩せず」 実在の未解決事件の奥に待つのは光か、更に深い闇か 小4男児が自宅を出たまま失踪した。

天橋立を望む一軒家で血の惨劇。目撃者の証言で、夫を刺した妻が起訴された。

これまでも数々の事件に巻き込まれてきたジェーク&ヘレンのジャスタス夫妻。

警視庁で発足した「確定死刑囚捜査班」の任務は、死刑が確定した事件の再捜査。

入学早々、俺は失敗した。親の仕事が探偵だと口走ってしまったせいで、クラスメートから相談が持ち込まれるようになったのだ。

法では裁けぬ悪人に鉄槌を下す四人の男たち。狙いを定めたのは英国外務大臣だった。

男はなぜ、罪を重ねるのか? 涙腺崩壊必至! 心奪われる入魂のミステリ。 片桐達夫、五十九歳。

夫の暴力に耐えかね家出し、豪邸の住みこみメイドになった志津子。

幸せになれると思ってた。あの案内状が届くまでは。

時間理論を応用してつくられた超高速移動機の内部に亀裂が発見された。そこからは別の時間、別の世界が覗き見られるという…。

4人の人間が同時刻、遠く離れた四つの場所で殺害された―。龍王という名前のついた場所で。

“旅の仲間”エディとスザンナを得たローランドは、二人を新たな“ガンスリンガー”として教育しながら“暗黒の塔”への旅を続けていた。

ごく普通の夏休みだった。津波が起きるまでは…。

一家惨殺の犯人は旧友なのか? デビュー作にして〈ニューヨーク・タイムズ〉ベストセラー。灼熱の町のフーダニット。

高校教師・香奈江は、担任の生徒・恒夫との結婚を密告され懲戒免職となる。続いて、恒夫が惨殺され、彼女は夫殺しの容疑者に。

フィレンツェ。襲撃を受け病院を逃げ出したラングドン教授。

OLから探偵に転身して二十年。

火車先輩消滅!? 正規職員を目指し、地縛霊を説得して回る夕霞だが、相棒の火車先輩に最大のピンチが訪れ……。

十二月。クリスマス前の賑わうショッピングモール。

戦国時代末期。越中の佐々成政は、天下取り最中の秀吉の野望を挫くため、孤軍奮闘していた。

女生徒との恋愛がスキャンダルとなり、都内の名門校を追放された元教師。

「命がけでも、知りたいの？」人生崖っぷち記者が迫る、報道の瀬戸際。

「全裸は究極のエコだ」時の総理大臣がヌーディスト法の施行を高らかに宣言してから一年。

深海四〇〇〇メートルに造られた海底実験施設“バブル”。

享和二年(一八〇ニ年)の残暑の朝、十一代目の元気な泣き声が、鎌倉河岸に響きわたっていた。

北欧ミステリ界トップランナーの新境地! スウェーデン・ウプサラ市郊外の高速道路を走行中のBMWが、突然暴走し菜の花畑で炎上した。

プロレス団体の総帥ダリウス佐々木が対戦直後に急死した。額の傷からは蛇毒が。

「こんな結末は耐えられない」絶対に読んではいけない、禁忌の本が誕生。 こんな結末は耐えられない――。

高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。

二つの殺人をつなぐのは奇怪な二つの伝説だった。ご存知ディー判事、神の名探偵怪異に挑む。

江戸が東京と改まった明治の世。幕府の崩壊で二十三年間の幽囚の身を解かれ、文明開化のすすむ東京に舞いもどった男がいた。

とある企業の新社屋完成披露パーティーに招かれた吸血鬼クロロックと娘のエリカ。

卒業単位欲しさに訪れた研究室で俺を迎えたのは、目鼻立ちは整っているが、異様なまでに不機嫌な少女だった。

これまで数々の未解決事件の謎を暴いてきた特捜部Q。

法廷に立つや、ヨレヨレ爺さんから熱闘弁護士に大変身する猪狩文助の痛快事件簿。

瀬川朝彦、35歳。無給のポスト・ドクターである。

二十五年前に姿を消した、百発百中の予言者「ヒミコのオッサン」。

英国国会議事堂の時計塔、ビッグ・ベンの改修工事中、壁の中からミイラ化した死体が発見された。

リーガル・サスペンスの王者が帰ってきた 10年前の判決は冤罪だったのか？しょぼくれ弁護士vs.辣腕女検察官、熾烈な攻防を支える、美貌の元判事と一匹狼の刑事。

鮮やかな赤に塗装された死体が、深夜マンションの駐車場で発見された。死んでいた男は、赤井。

ある寒い晩、3人のひとり暮しの老人が死んだ―パリンダーは運動場の泥濘に倒れ、ディークスは入浴中を何者かに襲われ、自転車に乗ったウェスタマンは車に衝突し、息を引き取る前にこう罵った。

松尾芭蕉ゆかりの地、東京・深川で水死体が発見された。

雪に埋もれた別荘で、ひとりひっそりと暮らす作家・伊波伸二。彼のところに、記憶をなくしたという美少女が迷い込んできた。

美人ホステスをレイプするつもりで誘い出し、崖から突き落として殺害したという容疑で二人の若者が起訴された。

組織というものを甘く見ていたのかも知れない……。

新天地ニューヨーク。一弥は新聞社で働きヴィクトリカは探偵事務所を構えた。

連続殺人事件を追っていたジャーナリストが殺された。警視庁副総監から特命が下り、命がけの覆面捜査が始まる。

元禄5年、葉桜の季節。薩摩藩下屋敷の広大な谷地に、槍隊、弓隊を組織した百人の屈強な藩士が待ち構えていた。

妻のお和歌が子を宿した麻之助。

目に見えないモノを視ることで事件を解決する青年・日暮旅人。

1815年、パリに向かう英国人青年が救った見目麗しい伯爵夫人。

坂口安吾、絶賛! 金田一耕助ものに続く由利先生シリーズ 肝試しに荒れ果てた屋敷に向かった女性は、かつて人殺しがあった部屋で生乾きの血で描いた蝙蝠の絵を発見する。

「明石原人」を取材中の新聞記者・前田淳子が須磨駅で行方を絶った。

ビール会社の営業課長、明良。部下からも友人からも信頼される彼の家に、謎めいた贈り物が?都議会議員の夫と息子を愛する篤子。

ある冬の夜、24歳の雨宮純江は同じ会社の中年男性に処女を捧げた。

朝の通勤ラッシュ時に、満員の乗客を乗せた電車が脱線した。

映画化決定!シャーロック・ホームズの未発表原稿が見つかった!?時を同じくして小さな依頼主が持ちこんだ『不思議の国のアリス』、史上初の和訳本。

高校を退学になったばかりの少女チャーリーは、ある盗みをきっかけに姉の恋人と争いになり、抵抗の果てに彼を殺してしまう。

主人公・香丞はかつてプロ入り間違いなしと謳われた元・天才少年棋士。

マンションの屋上で遊んでいた幼女が忽然と姿を消した。母親は誘拐されたと言い張るが、何の連絡もなく日は過ぎていった。

神奈川県警公安の螢橋政嗣は、警察庁警備局長の田中一朗の指示で、特捜班の一人として動いていた。

引きこもっていた息子が、突然元気になった。息子を苛めていた子が、転校するというのだが…「カラス、なぜ鳴く」。

芸術棟に、フルートを吹く幽霊が出るらしい―吹奏楽部は来る送別演奏会のため練習を行わなくてはならないのだが、幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまった。

魔術士の名家に生まれながら、魔力を持たない“黒髪”として蔑視されてきた夢野幸太郎。

2度の受験に失敗し、浪人生活を送る木村昌彦。

膨大な寄付金や不正入学、脱税などでマスコミを賑わせている私立医科大の副理事長が、ホテルの一室で五億三千万円を強奪された。

横浜から香港へ向かう豪華客船クレオパトラ八世号に乗り込んだ薬師寺涼子警視。

胸に勾玉の痣を持つ高校生の天童純は、平安京で出会った水葉に似た少女を追いかけ、長谷寺の弁天窟へ。

ポチこと須川くんが、高校入学後に一目惚れしたクラスメイト。

東京・神楽坂の路地に佇むレストラン、マージュ。イケメンシェフ、真沙流が出す絶品チーズ料理で人気の店だ。

ニューヨークの高級ペントハウスで開催されたパーティで、主宰者の俳優が毒殺された。

夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。

コンビニの店員が男にナイフを突きつけられるなか、電話の音が響いた。

黒ビロードのカーテンは、ゆるやかに波をうって、少しずつ左右へ開きはじめた。―十二月十日に開幕する中井文学。

愛人との心中未遂で娘を死なせた母親。血塗れの凶器を前に、男殺しを認めた温泉旅館の女主人…被告人には必ず事情があるものだ。

シャクリと呼ばれるポンプ・アクション6連発銃、ウインチェスター・M12。その銃を手にした男たちのそれぞれの生き方―。

家庭も仕事も行きづまっていた梅宮正樹は、妻子と要介護の母を連れ、田舎町・睦間に移り住む。

京都府警本部捜査一課の音川音次郎は、正義感あり人情ありという、まれに見る腕利きの刑事。

霊が「見える」けれど、その存在を否定したい天哉。

『のぼうの城』から六年。

冴えない大学生の南里遼太郎は、合コンで出会った夕紀の眩しいまでの美貌が忘れられなかった。

証拠よりメレンゲを、手錠よりケーキを。 パティシエに転向した繊細すぎる元・刑事。

早朝の教室で、高校生中町圭介は死んでいた。コピーの遺書が残り、窓もドアも閉ざしてある。

時は一五五六年。勢力図を拡大し続ける西国の両雄、戸沢家と児玉家は、正面から対峙。