白いふくよかな乳房には極彩色の蝶。股間には花芯を包み込むように燃え立つ薔薇。

北海道から、成功を夢みて上京した青年・本田剛。

かつて伝説の諜報員だった、警察署長ブルーノの友人が殺された! 緻密な構成と驚愕の真相で社会問題をえぐる、ベテランジャーナリストが放つ傑作警察小説。

両腕をベッドの支柱に縛りつけられ、風変わりなブローチをつけて殺された若者。

高名な詩人の死に疑いを抱いた警視キンケイドの別れた妻。

小劇場界の著名女優・麻子は、夫で演出家の匠に呼ばれ、雪深い山荘へやってきた。

浚渫会社に勤めるぼくは、東京湾での廃船引揚げ作業従事した日から、妖しい夢にとり憑かれてしまった。

サムライの心意気で新たな時代に漕ぎ出せ! 佐伯泰英の幕末冒険小説、第二十二巻。交易に一族の命運を託した座光寺藤之助。

嵐の晩、別荘に逃げ込んできた男女。その女の虜(とりこ)になったクライヴ。

売れないホラー作家ジム・スティーヴンスは、ある日一通の奇妙な手紙を受け取った。

十津川警部の友人、原口が雲仙で死体として発見された。生前、何かにひどく怯えた様子だったという。

古代吉備の歴史を研究する、岡山県総社市在住の郷土史家・吉野文彦が、東京のホテルで殺害された。

東京都北区に住む彫刻家の自宅から「妖精」が誘拐された!? ブロンズの少女像が忽然と消えてしまったというのだ。

27歳のタクシードライバーをいまも脅かすのは、親に捨てられ、孤児として日常的に虐待された日々の記憶。

「ざつ旅」スピンオフは、日帰り謎解き旅? 「謎解きのテストプレイをしてみない?」 旅好きな新人漫画家の鈴ヶ森ちかは、担当編集から奇妙な提案を受ける。

公金横領の汚名を晴らし、高瀬川のほとりに居酒屋・尾張屋を開いた元尾張藩士の宗因。店の評判もよく繁盛していた。

紀元一世紀のローマ―当時オリーブ油は料理だけでなく、照明・化粧・医療など万能のオイルとして、幅広く利用されていた。

サンディエゴで、子どもの虐待を担当する調査官ボウ・ブラドリーは、インディアン居留地で保護された少年を担当することになる。

“やりすぎミステリー”の旗手が贈る、100パーセントの推理小説!“血の池”に浸かった死体には両手首がなかった。

『相棒』ファン必読!『相棒-劇場版-』のスピンオフ小説として、完全オリジナルストーリーで発売、ベストセラーとなった『鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~』(宝島社文庫)の第2弾の登場です!マンションで起こった警察官によるストーカー殺人事件。

同郷の先輩と共同で法律事務所を構える花吹省吾。この若き正義感溢れる弁護士の元では様々な人間模様が繰り広げられる―。

「令和」初の総選挙当日―。首相の経済政策を批判する新党が議席を伸ばす。

その男、呪いを鑑定する。

土星の衛星タイタンにおける救出任務の最中に遭難した宇宙飛行士パルヴィスは、自らをガラス固化して22世紀に蘇生する。

世界最古で最大の大英博物館。

珍しく引き受けたボディガードに失敗、依頼人は殺されてしまった(WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS)。

東京から、父のふるさと、瀬戸内の小さな町に引越してきたヒロシ。アポロと万博に沸く時代、ヒロシは少しずつ成長していく。

平穏な生活を送っていた主婦が、ひょんなことからバンドを組んだ。

若林嘉男は傷害罪で裁かれようとしていた。夜道で学生に殴りかかり、けがをさせたというのだ。

湾岸戦争での苛酷な体験により、帰還後悪夢に悩まされているSAS軍曹ジョーディ・シャープ。

とうとう私立探偵免許が戻ってきた。長く辛かった失意の時代とはおさらばだ。

宗教都市・深石市で、奇妙なバラバラ死体と、冷蔵庫に圧し潰された変死体が発見された。被害者はともに警官。

モデルとして世界的な活躍を願う理果。

「このおっさんが父さんを殺したんだ!」広島でおきた殺人事件の裁判、被害者の息子の叫びもむなしく、被告人は無罪となった。

ぼくが命を狙われはじめたのは、あの夜の記憶を取り戻してからだった。

あと二日で、四人死ぬ―― ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾! その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。

昭和~令和へ壮大なスケールで描く人間賛歌 人類の歴史は百万年。だが、子どもと女性の人権の歴史は、まだ百年に満たない。

間野新之介は、兄の自刃を受けて、多々良木藩の江戸留守居役を引き継いだ。

沖縄で起きた写真家殺害事件を捜査する十津川警部。失踪した女友達の行方を追うカメラマンの田村。

出稼ぎに出たまま行方不明になった夫を捜しに、幼い子供を連れて上京した沢田つる恵は、所持金を使い果し、やむなく宿泊料を踏み倒して逮捕された。

遺産は1944年にイタリア戦線で従軍中に行方不明となった一人息子のアレグザンダーへ―大富豪ヒュービイ家の未亡人が残した風変わりな遺書に、彼女の埋葬に立ち合っていた親威一同は、胸のうちに秘めた驚きと悔しさを隠しきれなかった。

祖母から聞いた、四国の森の奥深くに伝わる「壊す人」と「オシコメ」の創造の物語を、MとTという記号を用いて書き記す。

彼。渋谷一也。

それは、ただのレースではない。２年連続で本選出場を逃した崖っぷちチーム、古豪・明誠学院。

京都の松老寺で、国宝「鳥獣戯画」絵巻の抜け落ちた部分・“断簡"が発見された。

絶世の美女ミッシェルが黒こげの全裸死体となって発見された。両手足を針金で縛られ、焼死させられたのだった。

弁護士の妻に前科が。若き弁護士・花吹省吾は驚愕した。

リュパンが逮捕される。神出鬼没、天下無敵の怪盗紳士が豚箱入りとは。

フランス人とパレスチナ人の血をひく男ベイダは、以前パレスチナのゲリラ組織に属していたペテン師。

皇太子の寵愛を受け、ボヘミア王国で暮らすアイリーンは、宮廷で進行する陰謀に巻きこまれていた。

その美貌とは裏腹に、引退した老判事の執事兼ボディガードとして仕事に身を捧ぐセーラ。

信州・白馬の八方尾根で白骨死体が見つかった。

いつも、一人で頑張るあなたへーー。

信州のメルヘン合衆国と北陸のめるへん共和国。似た名前が縁で、JR初の“国際特急”が両ミニ独立国を結ぶことになった。

慰めなんかいらない。癒されなくていい。

オートバイ事故により同乗していた律子を昏睡状態にしてしまった広田時彦は、責任を取り、恋人がいたにも拘らず、意識の戻らない律子と結婚した。

脚本家ヴィクトリアの再婚相手は、映画プロデューサー。

あの子の輝きに、生かされている 千葉県富津市の清掃会社に勤めるハチこと町谷亜八は、過去に傷害事件を起こし執行猶予中の身。

毀すこと、それがばさら――。

時は18世紀末、老中・松平定信のころ。蝦夷地では、和人の横暴に対する先住民の憤怒の炎が燃えあがろうとしていた。

好評を得た『シャーロック・ホームズの秘密ファイル』につづいて気鋭の女流が贈る、正調贋作第二弾。

巨匠が紡ぐ、珠玉のロマンティック・ミステリーの数々。 50年の作家人生の集大成。

女性作家マイナが催した、読心術師ペニイクを囲んでの夕食会。

鋭い味覚と嗅覚で江戸の事件を解決! 前代未聞の「寿司ミステリ」 日本橋で寿司屋「すし銀」を営む銀蔵は、かつて定廻り同心だった。

共同で「有楽法律事務所」を開設している弁護士の花吹省吾と虻川照夫。

迷走と妄想の迷探偵・紅門福助の元に奇天烈な依頼が飛び込んできた。

教会、坂道、異人館…長崎って、エキゾチックで素敵な街!ところが、私、麻衣子たちを待っていたのは、悲しい事件だったの。

E・A・ポオの作品に見立てた連続殺人事件。盗まれたポオの手稿と殺人事件の謎を追う究極のビブリオミステリ。

ネットライターをしながら画家を目指す真結は、あるとき乗っていた電車がトンネル事故を起こし車内に閉じ込められてしまう。

一九一二年の十月。作家のジム・ブレイクはハーパー社の依頼でニュー・オーリンズへと向かった。

公訴局で働くローズ・ダーヴィには誰にも言えない秘密があった。

父と子の絆に熱い涙。サントリーミステリー大賞・読者賞ダブル受賞作 一度も会ったことのない息子が死の淵に──。

失踪した恋人・昭彦を追って、テレビレポーターの路子は伊勢志摩へと向かった。そこで彼女は真珠養殖の会社社長・夕子と出会う。

物語の冒頭に置かれた〈作者からの注意〉に、驚くべきことに、奇妙極まりない殺人劇の容疑者たち四人のリストが公開されている。

地上げ屋の悪質な営業妨害を老弁護士猪狩文助に相談していたパスタ屋「Z」の主人浜崎隆雄が、殺人罪で勾留された。

九州の西岸にあるS市の旧家大牟田家のあるじ、子爵の敏清は、当時18歳の美女瑠璃子を妻とし、親友川村義雄と三人でしあわせな日をおくっていた。

誰も知らない、ゴッホの真実。 天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。

時任卓也は警視庁捜査一課直属の敏腕特任単独捜査官。

手に汗にぎって笑ってください。

顔見知りの刑事に頼まれ、片山刑事が、赤いスーツの女を尾行して列車に乗り込むと、そこにはなんと、同窓会で旅行に出た妹の晴美、石津刑事、そして名探偵三毛猫ホームズがいた。

恐怖と哀しみがまじりあう、恒川光太郎を味わう短編集。 異才が10年の間に書き紡いだ、危うい魅力に満ちた11の白昼夢。

デビュー作「息を止める男」、死体撮影にとり憑かれた男を描く「魔像」、轢殺に快感を覚える運転士の「鉄路」他、初期の犯罪小説から後期の科学小説を収録。

大ヒット商品にからみ、起きた殺人。人間のエゴイズムとサスペンスが目をそらすことを許さない迫真の傑作。

満員御礼の驚きと興奮を、その手に!ミステリーの「今」を一冊に凝縮した豪華アンソロジー!

深夜、メンタル・クリニックの〈仮眠室〉で男が射殺されていた。

京都五条大橋で女性を轢き殺した久世山朝子は、「幽霊が牙を剥き、私を襲ってきたのでアクセルを踏んだ。

『このミステリーがすごい！ 』大賞・隠し玉として17歳でデビュー、Z世代の現役女子大生作家・日部星花（ひべせいか）が描く本格ミステリー！ 高校一年生の袋小路鍵人は、しばしば事件に巻き込まれ、強制的にクローズドサークルに閉じ込められてしまう。

愛媛に署長として赴任してきた若き警察キャリア。やる気ナシ。