翳った旋舞
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誰も死なないのですが、って推理小説は誰かが死ななければならない、ってものではないでしょうが。企業内部の人脈争いを若いOLの目を通して描いた内容ですが、かと言って人間関係はさほどドロドロしているわけでもなく、つまりは出世したい方々のエゴを冷めた目で滑稽に描いている。内容は難解でなく読みやすかった、って清張の作品は概ね読みやすいですけど。「清張にしては内容が薄い」って指摘もあるかも知れませんが、気軽に読める作品もあって良いでは?。 | ||||
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三沢順子は 新聞社の資料調査部に 配属された。 地味な仕事であるが、重要な仕事だ。(今では、インターネットがありこの作業は少なくなっているはずだ。) 人物の写真を間違えることで、会社に激震が走る。部長は世渡り上手で 腰掛け。 次長は麻雀、競馬、競輪にでかけてしまう。新聞社は余裕があったのか緩んでいた。 川北編集局長が 弛みを一掃するような懲罰人事をおこなう。 順子はいたたまれなくて 辞表を出そうとすることから、人生の変化が始まる。 真佐子は順子の高校時代の友達で、銀座の一流クラブのホステス。 人のあしらい方がうまく、一流と言われる人たちとの付き合いがある。 江木郁子は会社の電話交換手。この女が ネタバレ行為をする。昔はのんびりしていたのだ。 川北 テレビの丸橋、海野辰平。順子の前には 次々と 雲の上の人にあっていく。 そこでみる 人物は 卑屈に見えた。順子は 酔っぱらって ビールを海野辰平にかける。 順子は 大きな人生の転換を迎えたのだった。 松本清張の文章は 丁寧に組み立てられ 女が 成長する様を克明に描く。 よくわからない 女 のこころ が おもしろい。 河内三津子という存在が アンチテーゼ。 | ||||
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個人読書履歴。一般文学通算243作品目の読書完。1985/07/10 | ||||
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