白の協奏曲(コンチェルト)
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30年前に書かれた作品ということであるが、30年前でこの完成度。名作「アグニを盗め」と同じ時期であれば、それも納得。構想の非現実的さ、謎の真相、など今の山田正紀では、著者自身が納得せず、本になることはないだろうが、ファンにはたまらない貴重な作品である。 | ||||
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久しぶりに読んだ山田正紀。かなり好きなタイプでした。 1978に雑誌掲載され、作者自身がなにかが気に入らず、ずっと単行本化されていなかった作品で、2007年に単行本化。ミステリ評論家から面白いからと促され読み直し、作者自身が面白いと再発見? 冒険小説に属するらしいが、日本に冒険小説がろくに定着していない時代から、本格冒険小説は避け変化球ばかり投げようと心に決めてた作者らしい作品。東京を無人化するという話。たしかに動機がファンタスティックすぎるといのはあるが、それも含めて好きだ。アニメにすると良いかも。 | ||||
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表の顔はオーケストラ、裏の顔は詐欺師集団が 謎の女に唆され、史上最大のハイジャック事件を起こす! ジャックするのは東京、人質は東京都民一千万人! 恫喝の道具は、ナチスが開発した秘密潜水艦。 東京湾から隅田川を遡上し、 ミサイル(サブロック)で皇居の隣の沼を攻撃。 核爆雷が装備されていたら、国体はアボーンされる。 公安課長は、都民を避難させる作戦を発動。 どうなる東京!タイムリミットは24時間!! 謎の女の目的とは!? という話です(実は違うw) 小松左京の「物体O」へのオマージュである。 「首都消失」ではなくて「物体O」だと言うのがミソ。 普通の作家なら実は詐欺師なオーケストラの設定だけで、 シリーズ化して量産しそうだが、 天才の山田正紀にとっては、捨て石の小ネタにしか過ぎない。 皇居攻撃ネタも単なるオマケ。 テロリストと官憲の知恵比べアクションの枠をアウフヘーベンしている傑作。 天才の突き抜け過ぎている物語に、 普通の人は付いていけないかもしれない。 ラストの真相に怒る人もいそうだなw | ||||
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