恍惚病棟



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    初公開日(参考)1992年07月
    分類

    長編小説

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    恍惚病棟 (ハルキ文庫)

    1999年04月01日 恍惚病棟 (ハルキ文庫)

    東京郊外のK市にある、聖テレサ医大病院老人病棟の痴呆患者・伊藤道子が行方不明になった。老人病棟で心理士のアシスタントをしている平野美穂は、付近の駐車場で倒れている道子を発見するのだが、心筋梗塞で死亡してしまう。その後、つぎつぎと老人たちが不可解な事故に巻き込まれてゆき、美穂は事故の裏に犯罪の匂いを嗅ぎ付ける。老人たちが主張する「死者から電話がかかってくる」とは一体何を意味するのか?鬼才が贈る異色の本格ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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    恍惚病棟の総合評価:6.80/10点レビュー 5件。Cランク


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    No.5:
    (4pt)

    細かく伏線を張った、山田正紀流の本格ミステリ

    元は1992年に刊行された作品である。
    刊行年代を考えれば、この作品はSF的な発想に基づいたミステリである。
    老人医療問題をテーマとした社会派ではないし、リアリティを追求して医療を描いてもいない。
    細かく伏線の張られた、技巧的な面白さこそを楽しむべき作品である。
    その意味では、著者流の本格ミステリと見ることが出来る。個人的には非常に面白く読んだ。
    恍惚病棟 (ノン・ポシェット)Amazon書評・レビュー:恍惚病棟 (ノン・ポシェット)より
    439632538X
    No.4:
    (4pt)

    前代未聞!ボケ老人探偵!?

    痴呆症老人が入院している精神病棟で連続殺人事件発生!
    入院患者であるが、ほぼ正常に回復した
    元刑事長谷川は看護婦と捜査を開始する。
    四年以内に老衰死しそうな老人達を
    わざわざ殺すのは何故か?
    妄想の中に生きていて現実世界に脅威を与えない
    無害な老人達の筈だが?
    老人達の主観の妄想世界と現実世界の捜査が錯綜する!
    空間失見当識、時間失見当識〜人格崩壊の様々な妄想世界に
    生きる老人達だが、彼等には死者と電話で話すという妄想は共通していた。
    異なる妄想世界なのに、幻聴だけが全く同じ世界なんて有り得ない!
    地獄の悪魔の陰謀か?
    妄想世界が実在している現実空間の正体が暴かれるとき、
    物語はSFでもホラーでもない驚異の結末を迎えるのか!?
    探偵自身もキチ○イなのに大丈夫かいなw
    さすが正紀!
    変態ロリコン作家は若い女ばかり殺したがるが、
    本書は老人連続殺人事件ですぞ!
    幻想と現実が錯綜する小説って、
    SFでしか書けないと思われがちだが、
    社会派推理小説でも書けることを提示するとは、
    天才正紀は良い仕事しますねぇ。
    恍惚病棟 (ノン・ポシェット)Amazon書評・レビュー:恍惚病棟 (ノン・ポシェット)より
    439632538X
    No.3:
    (3pt)

    医学系推理小説の難しさ

    医学系推理小説の難しさは、先端技術の記述にあると思う。小説の中に
    織り込めれば問題ないが、どうしても、専門用語を積み重ねる形で表現し
    がちだ。また、多少なりとも、近未来的な部分を取りこまないと犯罪が成
    立しにくいところもある。「恍惚病棟」は、主人公を心理士アシスタント
    とすることで、そういう面を極力全面にださぬように工夫はされているが、
    全編に流れる痴呆患者病棟や患者の様子だけでは、謎解き部の記述の重さ
    に耐えられないように感じた。
    恍惚病棟 (ノン・ポシェット)Amazon書評・レビュー:恍惚病棟 (ノン・ポシェット)より
    439632538X
    No.2:
    (3pt)

    構成力は見事

    痴呆対応の病棟という設定を推理小説的に利用しているだけで、描写や人物の書き込みに深みがないのが残念。老人の独白が織り込まれるなど、構成はさすがと思わせるところがある。謎を楽しみつつすいすいと読めるエンターテイメント小説ではあります。
    恍惚病棟 (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:恍惚病棟 (ハルキ文庫)より
    4894565161
    No.1:
    (3pt)

    構成力は見事

    痴呆対応の病棟という設定を推理小説的に利用しているだけで、描写や人物の書き込みに深みがないのが残念。老人の独白が織り込まれるなど、構成はさすがと思わせるところがある。謎を楽しみつつすいすいと読めるエンターテイメント小説ではあります。
    恍惚病棟 (ノン・ポシェット)Amazon書評・レビュー:恍惚病棟 (ノン・ポシェット)より
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