もう終わりにしよう。
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どういうことか理解しました。理解できたと思えるだけですが、たぶんそういうことだと思います。 そうであれば、太字で随所に挿入される事件についての現実の会話はない方がいい気がしました。 あの会話があることで、解釈はほぼ1つに絞られると思うのだけど。それ以外の解釈があるのでしょうか? 分かってしまえばそれほど意外性はないのですが、出だしの「もう終わりにしよう」が最後は別の意味になるというのが面白かった。 何だかいつも独り言を言って頭の中で会話している自分のことが書かれているようで、妙な親近感を持ってしまいました。私ももう終わりにしたいです(笑)。 | ||||
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何回も読みたくなり 読む人によって色々な解釈ができるように描かれているらしいが、まんまと自分に通じるものを物語に発見して不気味に思ったり、終盤で語られる私たちに自分が参加しているような錯覚を覚えた。 このような本を生み出す作者に興味を持たずにはいられない他の作品はまだ日本では出てなさそうだけど出たら必ず読みたい。 役に立たない事を真剣に考えることを愚かと感じる人にはこの作品はお勧めしない。 なんだかんだ考えることが好きな人はつながりを感じたり象徴をあてはめたり楽しめると思う。他の作品も読んでみたいな。 | ||||
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一度さらっと読んだだけでは 理解不能。 もう一度、先入観を捨てて 誰のセリフなのかを決めつけず 読んでみたいが・・・ 読む気力がなかなかわかない。 疲れる。 | ||||
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二度読み必至のスリラーとあるように、最後まで読んでみて、振り返るとこの物語の意味が何となくわかるような仕掛けになっているサイコものスリラー。巻末解説も含め、あまり説明を読まずにとにかくこのあまり厚みのない本に取り組んでみるとよいのだろう。 一言でいえば奇をてらっている。読書中にあまりいい印象を持てずに終始した作品なので、最後に仕掛けがわかっても、読書自体はあまり楽しめなかったかな、との印象が強く残る。 なあんだ、そういうことか、とわかった時にも何故かすっきしりない。作中に、誰かわからない人物の会話がフォントを変えて挿入され、その中でとても気持ちの悪い残忍な異常事件を彼らは振り返っている。その意味も章もすごく短いために忘れてしまいそうな言葉たち。後でその部分だけでも読み返すと、なるほどな、となる。ことによると振り返っても未だわからなかったりするかもしれない。 一人称の独白文体の持つ罠を使ったミステリーというのはままあると思うけれど、ここまで仕掛けを主体にした作品は珍しいかもしれない。Netflixでチャーリー・カウフマンによる映画化が決定とされているらしいが、この作品をどのように映像化するのか、少しも思いつかない。きわめて麻薬的な映像を繰り広げるのだろうか、程度の推測しか思い浮かばない。 いずれにせよ、この奇妙な物語を読んでみてはいかがだろう。個人的には、自分の安全性を守るため、この作品がおすすめですとは言えない。自分が相当に変わった趣向の持ち主だと思われないために、この読書後の感想は、作品同様、謎のままにとどめておこうと思う。 | ||||
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「もう終わりにしようと思ってる」、恋人と彼の実家に向かっている女性の視点から描かれる物語。 幼い時に現れた謎の男、自分の番号から届く不可思議なメッセージ、どこかぎくしゃくした彼の実家での物事と、彼女の視点で話が進んでいく合間に、 なんらかの大きな事件が起きた後――おそらくは未来だろうと思われる――の人々の会話が挟まって、この先に何が起きるのかというサスペンスを盛り立てていきます。 以下、少しラストのことに触れます。 短めの長編(300ページ未満)なので、おかしな出来事たちにどう筋の通った説明をつけるのか、最後に何が起こるのかが楽しみで一気に読み終えましたが、意外性はあまりないところに落ち着いた印象で、「それなら全部に説明はつくけれど、ちょっとずるいかな」という気がするかもしれません。 読みながら予想こそしていませんでしたが、メインアイディアに似たものを据えて、ある意味さらにスケールが大きい映画(そこそこ有名?)などもありましたから、 このオチには、驚きというより、なるほどねと納得する人も多いかもしれませんね。 個人的にはそこは少し残念でしたが、読ませるサスペンスですし、オチを知ったうえで読み返すと、シーンの意味がいろいろに読み取れて楽しめるという面もあります。 この作風を知ったうえであとがきにある作者の次の作品も読んでみたいなと思わせる、ちょっと変わった小説でした。 | ||||
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