カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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いやあ、なんとも気持ちの良い小説だ。久々に童心に帰り、ワクワクしながら読み進めることができた。 | ||||
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森博嗣初映像化もされた本作は大学生たちが村に伝わる「カクレカラクリ」に挑むというもの!冒険的要素と謎解き要素が絡まって、なかなか面白かった。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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森博嗣の非シリーズもののミステリ小説。 裏表紙のコピーによれば「爽快青春ミステリィ」。うーんどうなんだろうと思いながら読み始めた。 工学部のお気楽な男子大学生2人が主人公のよう。ヒロインは、とある地方の村の名家のお嬢様。その村にある廃墟となった鉱山と工場を愛でるというのが男子2人の旅の目的のはずだったのだが・・・。というイントロ。さすが理系ミステリな森先生、自分は廃墟マニアではないのだが、機械装置まわりの描写がおもしろすぎてグイグイと引き込まれてしまう。 青春ミステリィということで、誰かが死んだり殺されたりするわけではないというのがポイントか。120年前に仕掛けられたというカラクリ仕掛けが村のどこかに隠されており、それが今年動き始めるはずなのだ、という伝説というか村の言い伝え。それはいったいどんな仕掛けなのか、どういう立地に設置されたはずなのか、当時使えたはずの工業材料や技術、120年間メンテフリーで維持できると期待できる構造、などなど。仮説を考えだしては捨て、思いついては検証を繰り返す。うーん、まさに理系ミステリの真骨頂、てな感じであります。 最後のほうの謎解き?は少々ご都合主義的な香りもしなくはないのですが、とにかくそこに至るまでの考察の数々が楽しくて仕方ありません。こんな変な読者ばかりではないかもしれませんが。 | ||||
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男子大学生2人が、同じ大学に通うお嬢様の実家付近に隠された「隠れ絡繰り」を探す物語。舞台は田舎。旧家2つがいがみ合っているという設定です。キレイなお嬢様には元気な高校生の妹がいて、高校教師や妹のボーイフレンドらとともに、隠れ絡繰りがどこに隠されているのかをずっと探しています。 会話の端々にくすりと笑えるユーモアがあって、面白かったです。登場人物の名前をそのまま変えてしまえば、Gシリーズが出来上がりそうな感じですね。 | ||||
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This is not quite what I was expecting. | ||||
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洒脱な文章で、別になんの事件も起こらない話ですが、すらすらと読めて楽しめました。ライトすぎないのもいい感じです。森作品後期特有の『そういう芸術だったオチ』でもありませんし。図書館で借りてみてください。面白いですよ。 | ||||
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本は際限がないしあまりレビューしたくないのですが、これはラノベっぽかったので例外として一言。 「森博嗣版、ラノベか?!というような、現実感のない、でも妙に濃いキャラと設定で始まる物語ですが…着地点は普通で常識的でした」 この本はタイトルの響きに惹かれて買いました。ホイっと買ってプイっと読むにはちょうどいい軽さのお話だと思います。 もっと濃い話になるかと思っていたのでラストへ向けて静かになっていく感じが不思議で面白かったです。 どんどん静かに地味になっていく謎とラストシーンの動きの対比もよかったと思います。 でも私はS&Mシリーズと黒猫の三角、女王シリーズが好きなのでこれは「うぅん…」という感じでした。 森先生にはいつかラノベにも挑戦してもらいたいです。もちろん流行イラストレータの絵付きというやつで、です。 もしかしたら既にチャレンジしているのかもしれませんが、先生の著書を全部読んでいるわけではないのでわからないです。 S&Mシリーズ辺りを英語にも翻訳してもらいたいですが難しそうですね。 | ||||
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