神様が殺してくれる Dieu aime Lion



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    6.00pt (10max) / 2件

    6.33pt (10max) / 6件

    Amazon平均点

    3.72pt ( 5max) / 18件

    楽天平均点

    3.37pt ( 5max) / 97件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    2pt
    サイト内ランク []C
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2013年06月
    分類

    長編小説

    閲覧回数3,806回
    お気に入りにされた回数1
    読書済みに登録された回数7

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    神様が殺してくれる

    2013年06月27日 神様が殺してくれる

    女にしては、美しすぎる。 パリの女優殺害に端を発する連続殺人。両手を縛られ現場で拘束されていた重要参考人リオンは「神が殺した」と証言。事件の手かがりは、彼の異常な美しさだけだった。 幻冬舎創立20周年記念特別書き下ろし作品 連続殺人、舞台はリール、パリ、ミラノ、フランクフルトそして東京。 パリで往年の大女優が絞殺された。両手首を縛られ現場で拘束されていた重要参考人リオン・シャレットは「神様が殺した」と警察で証言。彼は同時に殺人者として僕の名前も挙げた。が、僕に身に覚えはなく、殺人はまったく不可能だった。リオンは大学の寮の僕のルームメイトで、当時から多くの人をその美しさで幻惑した。僕は卒業以来2年半、一度も会っていない。容疑者の特定はおろか手がかりもないまま、やがて起こった第2の殺人。ミラノで有名ピアニストが絞殺された。またもや現場には昏睡したリオンがいた。インターポール(国際刑事警察機構)に勤務する僕は、現地の警察と連携しながら、独自に捜査を始める――。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

    神様が殺してくれる Dieu aime Lionの総合評価:7.30/10点レビュー 20件。Cランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:
    (4pt)

    神様が殺してくれる Dieu aime Lionの感想

    単純に犯人の名前を挙げずに『神様』としたのは上手い。
    ただ、舞台を海外に設定したのは正解だが、素直に騙されたと受け入れられる人は少なそうだなと感じた。

    どうして犯人が神様になるのかと終始描かれている内容+犯人のとある伏線からどちらも正解だったにも関わらず、犯人は違ってました(笑)

    どうしても2つの要素を1つに結び付けられなかった。

    エーカー
    NWKWLAAY
    No.1:
    (8pt)

    神様が殺してくれるの感想

    久しぶりの最後に「ん!」となるオチが用意されたミステリでした。海外が舞台でこのストーリーでは日本よりもそのほうが自然に受け取れると思います。周到に用意されたミスリードの上手さとお話の面白さ、主人公を取り巻く人間関係の多彩さなどが話の内容や展開を盛り上げます。
    インターポールの事務職員が遭遇するミステリアスな事件。連続殺人のオチがそう来たかと思うほど予想外でした。(もっとも何も考えずに読んでいるので、オチが楽しめるわけですが)森博嗣氏の久々のミステリらしいミステリを読ませて頂きました。今後も楽しいミステリをお願いいたします。
    最後のシーンまで犯人の予想はつかなかったのですが、チラホラと見える伏線でもしかしたらと感じた読者もいたことでしょう。でもその鋭さはこのミステリを楽しむためには少し仇となっているかも知れません。最後のオチを楽しむスタイルがこの本をもっとも面白く読む方法だと思います。

    ニコラス刑事
    25MT9OHA
    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.18:
    (5pt)

    少女マンガみたい

    語り手のレナルドが学生時代に同室になったリオンの描写が少女マンガに出てくる美少年みたいだ、という印象を受けました。男女を超越した、それこそ人間ではないかのような美しさなんだろうなと妄想しながら読みました。
    ラストで驚かされて前に戻って読み返したりもしたのですが、実はレナルドもかなりの美形であるというのも、直接的な描写はないもののわかります。本人に自覚はないものの、ぱっと見で女性であってもおかしくない綺麗な顔立ちをしているわけです。
    レナルドが自身の美しさに気がついていないのも、本作の叙述トリックのひとつではないでしょうか。
    神様が殺してくれるAmazon書評・レビュー:神様が殺してくれるより
    4344024095
    No.17:
    (5pt)

    お気に入り

    森氏の作品はページ数が少なくても読みごたえがあります。文系の私には難解なところもありますが、好きです。
    神様が殺してくれるAmazon書評・レビュー:神様が殺してくれるより
    4344024095
    No.16:
    (3pt)

    森ファンなら○だが、ミステリィとしては×かも

    いわゆる「ジャケ買い」をした人が多いみたいなので、本書のタイトルを考えた森先生と、カバーデザインを手がけた鈴木成一デザイン室の見事な勝利ではないでしょうか。内容がどうであれ、ビジネスの観点では売れたもの勝ちですから。

    ただし、その内容に関しては森先生の代表作となる作品でないと断言できます。事件の解決に関わる重要事項が、最後の最後まで明かされない点において、「夢オチ」に匹敵するぐらいのオキテやぶりだからです。

    物語の中に伏線をはるでもなく、唐突に最後の最後で重要情報が開示されるので、「なんだそりゃ、そんなの絶対わかるわけないじゃん」という印象です。

    重ねて言えば、フランス、ベルギー、スイス、ドイツ、イタリア、台湾、日本と世界各国を舞台にするのですが、各都市の描写が浅く、各国の刑事のキャラクターの違いも感じられなかったので、その必然性が感じられませんでした。

    もしかして、物語の中心的役割を果たす“ものすごく美してくて、男性なのにまるで女性のように見える人物”を日本人で成立させるのが難しく、その人物を白人に設定するために舞台を外国にしたかったのでしょうか。

    それならそれで、もう少し取材して、各国の描き込みをするべきだったのではないかと思いました。

    いろいろ書きましたが、要するにタイトルとカバーデザインの出来映えに内容が追いついていないということです。森先生は以前に幻冬舎に印税をちょろまかされたことがあると書いていたので、幻冬舎の本は真剣に書くつもりがないのかもしれません。
    神様が殺してくれるAmazon書評・レビュー:神様が殺してくれるより
    4344024095
    No.15:
    (1pt)

    雰囲気小説

    残念ながらつまらなかった。
    森博嗣ファンには申し訳ないが、クソみたいなオチだとしか感じられず、読後に残ったのは苛立ちのみ。
    文体のせいか全編通してナルシスティックな陶酔感が漂っていて、話のテーマ的には良いのかもしれないがどうにも好きになれない。
    スカイクロラシリーズの様な浮世離れした世界観ならしっくり来るのだろうが、現実世界を舞台にしたストーリーにこの人の文章は鬱陶しく、空々しい。
    美貌の青年の魔性っぷりも今ひとつ伝わって来ない。というか、魅力ある人物がこの作品には居なかった。
    神様が殺してくれるAmazon書評・レビュー:神様が殺してくれるより
    4344024095
    No.14:
    (2pt)

    うーん

    森作品は70作程度読んでいます。大学や研究室等、作者の見知った環境以外の描写は抽象的というか取材したり調べたりしてまで書く気が無いんだろうなぁという印象です。
    ヴォイドシェイパシリーズも真っ白な背景で演者が白々しくしゃべくり倒す安演劇という感じで全く没入感がありませんでしたが、そういうもんかと割りきって読めましたし細かい描写の有無が本質でも無いと思わせる味わいがあって面白くもありました。しかしこの作品は正直短編でサラッと読ませる位で良かったのでは。
    Wシリーズもこの作品と同じ臭いがします。
    森作品が好きか嫌いかと問われれば好きです。でも作品に順位をつけるなら今作はかなり下位ですね。不快な思いをされたファンの皆様にはお詫び申し上げます。でもまたVシリーズの時みたいな興奮を味わいたいじゃないですか。
    神様が殺してくれるAmazon書評・レビュー:神様が殺してくれるより
    4344024095



    その他、Amazon書評・レビューが 18件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク