ηなのに夢のよう
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全1件 1~1 1/1ページ
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殺人事件なんだかそうじゃないんだか良く分からない事件だった。森博嗣先生はミステリー作品で起きる殺人事件に読者が納得できる動機は必ずしも必要ではない、という考え方の作家さんなのだろうか? | ||||
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このシリーズは、犯人というものについてはあまり意識してない。どちらかと言うと過去シリーズに焦点を当てている感じが強い。 このシリーズが今後どのように展開していくのかがとても楽しみ。 | ||||
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なぜか色んな高いところに自殺した死体が転がる森博嗣的日本。。 他殺であれ自殺であれ、私たちが"動機"として求めるのは、近づかない方がいい人、防衛した方がいい状況を見極めるための情報。なので、そうした予見性に繋がらない動機には、"不可解"と思ってしまう。というところは確かに、と思った。 あと細かいが、ある人物の自宅で自殺死体が見つかって善後策を考えるシーン。席を外した方がいいと感じた犀川先生が、「屋上を見に行こう」と提案したやり方は、上手だと思った。 | ||||
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クレーンで死体をつり上げて自殺を誇示する自殺者の願望とは何か?エータなのに夢のようと書き残された文字の意味は?生きていたのに夢みるように自殺を遂げ、自己の存在を世間に知らしめることか。一人理由も明かさずに死ぬくせに、死体だけは見届けてもらいたい、これが自殺者のあまりにも身勝手な願望なのだ❗自殺者は自分が死ぬことを他人に告げ知らせたいのだ。飛び込み自殺などは自分の死体が誰かに発見されることを前提に死んでいるのかもしれない。人知れず噴火口に飛び込む人間はまずいない。自分の死体が発見されないからである。こう考えると自殺とは何であれ、他者へのメッセージなのだ。この小説は自殺の意味を考えさせてくれる好著である。いつものように委細を尽くして説明することはせず、読者の知的想像力にすべてを委ねる。それこそ森流だ。傑作であることは間違いない。森作品の入門としても最適だ。お勧めの一冊だ。 | ||||
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今作久しぶりの重要メンバーが次々登場!各シリーズファンなら「おぉ!」と歓喜するでしょう。 前作「ε」もふれていますが、登場人物が死、自殺についての語るシーンが多いですよね。 真賀田四季博士「Fになる」で死んでいることが普通で生きていることがバクだと言ってましたし。。 Gシリーズ、または森ワールド全体のテーマなんでしょうか?犀川先生の死についての観点は一般的ではないと思いますが 私が考え付かないものだったので「なるほど。。」と思いました。もはやトリックはおざなりですが、テーマの中心に 近付いてきたなとワクワクしながら読みました。 | ||||
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西之園萌絵は好きではなかった。 探偵役にもなれないし、助手としても相応しくはない。 せいぜいが、火事場に好んで集まる野次馬の役目しかないのだ。 彼女がなぜいつも事件に首を突っ込み、執着するのかが今作で解明される。 人の心が最大のミステリーということなのかもしれない。 | ||||
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