捩れ屋敷の利鈍
- Vシリーズ (10)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.33pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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Vシリーズもいよいよ終盤に差し掛かり、とうとうS&Mシリーズの西之園萌絵と国枝桃子が登場する、2つのシリーズが一堂に会することになった。その記念的作品が第8作の本書。 | ||||
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S&MとVのリンクということで、保呂草さんと萌絵と国枝先生が事件に巻き込まれる話。やっぱりS&Mのキャラはいいですね!今回はトリック云々よりも、キャラを楽しむような話で、みんなの会話が面白くてニヤニヤさせられっぱなし。 | ||||
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メビウスの輪をイメージして作られた「捩じれ屋敷」とロッジで起こる二つの密室殺人と秘宝「エンジェル・マヌ―バ」の消失!謎に挑むはシリーズの保呂草潤平とS&Mシリーズの西之園萌絵!そして、犀川先生の代わりに国枝先生が萌絵の保護者役を買っていたのも新鮮で良かった(笑) | ||||
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Vシリーズでは雰囲気が特異だ。 文体の違いか、はたまた紫子と練無がいないだけで、 こうも雰囲気が変わるものか。 一瞬、保呂草、秋野と主語が入れ替わるので、 私は、きたきた叙述トリック、と思って、 緊張を強いられて読むことになった。 でも緊張は要らない。 薄い本なのでたまたま手に取るという場合もあるかもしれないが、 そういう人がいたらかわいそうだと思う。 S&M、Vと読み続けてこなければ、 何が面白いのかよく分からないだろう。 結局、S&MとVのシリーズ間の関係という、 森マニアだけが関心を持つ問題に重要なヒントとなる、 保呂草の古い友人とは誰なのか、 という謎を提示するだけの作品。 | ||||
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エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣が眠る“メビウスの帯”構造の巨大なオブジェ様の捩れ屋敷。密室状態の建物内部において、事件が生じ、宝剣も消える。S&MシリーズとVシリーズがリンクする密室ミステリィ。観察される現象は、ある仮定に基づいた認識を解釈した結果に過ぎず、制約があることによってのみ成立するのでしょう。 「変ですか?でも、思いつこうと思わなければ、思いつかないでしょう?考えなければ、アイデアは浮かびません。突然、何もしていないのに思いつくなんてことはないはずです」 | ||||
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メビウスの輪をモチーフにした建物の中で起きる、 エンジェル・マヌーヴァと呼ばれる宝剣の盗難事件と密室殺人事件の話です。 『すべてがFになる』を始めとするS&Mシリーズの、西之園萌絵ちゃんと、 『黒猫の三角』から始まるVシリーズの、保呂草潤平というクールな探偵かつ泥棒、 2つの別々のシリーズ作品で活躍していた登場人物が、 この作品では一緒に登場します。 そんなファン垂涎の設定なのですが、私は≪捩れ屋敷≫の構造が上手くイメージ出来なくて、 おもしろいんだけどイマイチはまりきれなかったです。。。 | ||||
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講談社ノベルスのウン周年記念のための書き下ろしということで、森サンの2大シリーズのメインキャラ、西ノ園萌絵と保呂草順平が相まみえます。探偵さんと泥棒さんの頭脳戦ということで、結構楽しめました.しかし、いつもながら殺人事件は添え物でどうでもいいってかんじですね。もともとお芝居の予定でしたし。なくてもよかったんじゃないかな。メビウスの輪のオブジェにエンジェルマヌーバって、これ知恵の輪ですね、巨大な。ログハウスのトリックもいらないな。まあ、2大キャラの頭脳戦を楽しむのが、このお話のメインですからあとは添え物ってことですね.でも、マンガチックというか、アニメチックというか、絵が浮かぶような作品でした. | ||||
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本作はVシリーズの一作品であるのだが,西之園萌絵も登場する。 つまり,S&MシリーズとVシリーズは同じ世界で起こっているお話ということが明らかになるわけだ。 そのうえ,本作を深く読んでいけば,S&MシリーズとVシリーズの関係も見えてくるかもしれない。もし,本作を読んでもわからなければ,Vシリーズの最後まで読破すればきっとわかるはずなので,それから読み返してみると面白いかもしれない。 Vシリーズだけあって,本作の内容は保呂草の叙述という設定になるので,萌絵は第三者的位置づけになり,どちらかというとエンジェルマヌーヴァを追い続ける保呂草の活躍譚という感じである。 萌絵というキャラクタを保呂草の目を通じて見てみると,S&Mシリーズの感じとは違ってまた面白い。 | ||||
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