トーマの心臓 Lost heart for Thoma
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先人のアドバイス、というコトバが宙に向けて飛び立ち、消えていきます。 このリライトは、精密に成功したのだと確信しました。 原作は、10代のころ読み、別篇2話も読んで、作品全体に対するイメージは、かなり早い時期に決まっていたと思います。「御手は あまりに 遠い」に愕然としてから、いったいどれだけ過ぎたのでしょうか。 あとは、p.314です。 | ||||
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森先生が好きな萩尾先生が好きな「トーマの心臓」のノベライズ化です。内容?森のオナニーです。これじゃ「トーマの心臓」じゃなくて「森の陰茎」だよ。 | ||||
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最近、森氏のエッセイにはまっていて、まだ作品のほうは読んでいないのだが (なにしろ膨大な量があるので、どこから読んだものか見当がつかなかった・・)、 名作『トーマの心臓』のノベライズである本書を読めば、純粋に小説家としての 技量がわかるのではないかと思い、ためしに手に取ってみた。 感想はというと、読みようによっては素っ気なく感じられるほど抽象度が高い森氏の文体と、 原作の作品世界がなかなかうまく合っているし、一つの解釈としては全然ありだと思うが、 描かれなかった部分への物足りなさも若干残るというところだろうか。 本書による「解釈」の最大の特徴は、原作をオスカーの一人称小説として書き直したところにある。 このため、冒頭部でユーリがトーマの死に懊悩したり、エーリクに対して攻撃的な態度を取るところが すべてオスカーの視点だけから描かれることになり、この部分は確かに成功していると思うのだが (エーリクの良い意味でのナイーブさが、オスカーの視点から描かれるところも新鮮)、その一方で、 後半になってユーリが進路の大幅な変更を決意するまでの内面が全く描かれず、結末にかけて 若干の物足りなさを残したことも否定できない。 一人称で視点人物を固定すると、必然的に上記の限界が出てくることになるが、おそらく本書に 三人称での描き方はそぐわないものと思われる。最良の解決法は、オスカー以外にユーリ、エーリク にも視点人物を割り振り、一人称の話者が順番に交代する方法を取ることではなかったかと思うが、 これだと構成が非常に複雑になり、作品の規模も数倍になったことだろう。本書が一つの「解釈」 としてはありだと思う所以である。 | ||||
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森博嗣。 彼について想像してきたのは、無機的な人間だと思ってた。 でもこれを読んで、彼はとても人間が大好きな人なのではないかと思った。 しかも、根底から人間を信じていて、可能性を諦めてなくて、人に対してとても優しい人なんだと思う。 そう感じられる、本作です。 | ||||
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漫画は読んだことあります。この話を男性が書いたらどうなるのだろうと興味があり読んでみました。 原作の雰囲気を壊すことなく、安心して読み進められました。 文章も美しく、心地よかったです。 原作にあった恋愛要素は抑え気味ですが、これはこれで素敵なお話でした。 びっくりしたのは、登場人物が日本人だったことです。 でも、あまり違和感なく読めたと思います。 | ||||
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