エイダ

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種別
長編
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あらすじ

1998年05月01日 エイダ (ハヤカワ文庫 JA (599))

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評判

エイダの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 C ランク

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エイダの総合評価:

8.00/10点 レビュー 9件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9
(3pt)

賛否分かれそう

1994年発表だがそれほど古臭さは感じない。
むしろ扱っているネターーー量子論、並行世界、量子コンピュータ、ヴァーチャルリアリティ、宇宙論、人間原理、神さまと神話世界の俗人化、ディファレンス・エンジン、フランケンシュタインーーー等々は現代だからこそラノベ並にポピュラーになり(陳腐化ともいうが)、誰でも気軽に読める作品になっていると思う。
作中で入れ子構造になったメタフィクションを扱っているが、この作品自体が著者によるメタフィクションとなっている箇所もあり、ギミックとして面白い。
ただ、様々な要素を詰め込んだ割には物語にはあまり関係がなく、結局のところ光と闇、ビッグバン宇宙論とプラズマ宇宙論の戦いというシンプルな構造の装飾品に過ぎないことに気付く。
いや、それぞれの要素に関連性はあるのだが、よくよく考えると必要性は無いと言ったほうが正確だろうか。

この作品を恐ろしく完結に要約すると、ーーー人類が量子コンピュータを用いたことにより並行世界に干渉することが出来るようになり、ビッグバン宇宙論的存在である人類と、相容れないプラズマ宇宙論的存在であるスパイラーがそれぞれの存在を賭けて戦うことになったーーー
それだけである。

よくよく考えるとバベッジのディファレンス・エンジンが出てくる必要はないし、フランケンシュタインの物語もオーガスタ・エイダもバイロンもシャーロック・ホームズも間宮林蔵も同じである。
ただ、「必要は無い」というのは構造上の話であって、エンタメ要素としては必要であったのだろう。
実際これらの話はそれぞれ面白い。
このごちゃまぜ感を素直に楽しめるかどうかで賛否は分かれそうではある。

個人的には、この作品は中長編の力作ではなく、ワンアイデアを生かした短編であった方がより心に残る佳作と成り得たのではないかなあなんて思ったりもする。
エイダ (ハヤカワ文庫 JA (599)) Amazon書評・レビュー: エイダ (ハヤカワ文庫 JA (599))より
4150305994
No.8
(3pt)

賛否分かれそう

1994年発表だがそれほど古臭さは感じない。
むしろ扱っているネターーー量子論、並行世界、量子コンピュータ、ヴァーチャルリアリティ、宇宙論、人間原理、神さまと神話世界の俗人化、ディファレンス・エンジン、フランケンシュタインーーー等々は現代だからこそラノベ並にポピュラーになり(陳腐化ともいうが)、誰でも気軽に読める作品になっていると思う。
作中で入れ子構造になったメタフィクションを扱っているが、この作品自体が著者によるメタフィクションとなっている箇所もあり、ギミックとして面白い。
ただ、様々な要素を詰め込んだ割には物語にはあまり関係がなく、結局のところ光と闇、ビッグバン宇宙論とプラズマ宇宙論の戦いというシンプルな構造の装飾品に過ぎないことに気付く。
いや、それぞれの要素に関連性はあるのだが、よくよく考えると必要性は無いと言ったほうが正確だろうか。

この作品を恐ろしく完結に要約すると、ーーー人類が量子コンピュータを用いたことにより並行世界に干渉することが出来るようになり、ビッグバン宇宙論的存在である人類と、相容れないプラズマ宇宙論的存在であるスパイラーがそれぞれの存在を賭けて戦うことになったーーー
それだけである。

よくよく考えるとバベッジのディファレンス・エンジンが出てくる必要はないし、フランケンシュタインの物語もオーガスタ・エイダもバイロンもシャーロック・ホームズも間宮林蔵も同じである。
ただ、「必要は無い」というのは構造上の話であって、エンタメ要素としては必要であったのだろう。
実際これらの話はそれぞれ面白い。
このごちゃまぜ感を素直に楽しめるかどうかで賛否は分かれそうではある。

個人的には、この作品は中長編の力作ではなく、ワンアイデアを生かした短編であった方がより心に残る佳作と成り得たのではないかなあなんて思ったりもする。
エイダ Amazon書評・レビュー: エイダより
4152078685
No.7
(5pt)

すごいものを読んだ

裏表紙のあらすじを読んで、色々と読んだり知識がないと楽しめない本かな、と思ったが、ちゃんと知らない人も楽しめるように書かれていて楽しく読めた。
まさに現実が物語に侵食される話で、フランケンシュタインの怪物が出てきたり、一つの章でいきなり役が変わったり、山田正紀本人が出てきたり、登場人物がいきなりゾロアスター教の悪魔になったりと油断出来ない小説だ。
ちょっと私には難しい部分もあったが(このお粗末なレビューからもわかるだろうが)ものすごい小説なのは確かだ。オススメ。
エイダ (ハヤカワ文庫 JA (599)) Amazon書評・レビュー: エイダ (ハヤカワ文庫 JA (599))より
4150305994
No.6
(5pt)

すごいものを読んだ

裏表紙のあらすじを読んで、色々と読んだり知識がないと楽しめない本かな、と思ったが、ちゃんと知らない人も楽しめるように書かれていて楽しく読めた。
まさに現実が物語に侵食される話で、フランケンシュタインの怪物が出てきたり、一つの章でいきなり役が変わったり、山田正紀本人が出てきたり、登場人物がいきなりゾロアスター教の悪魔になったりと油断出来ない小説だ。
ちょっと私には難しい部分もあったが(このお粗末なレビューからもわかるだろうが)ものすごい小説なのは確かだ。オススメ。
エイダ Amazon書評・レビュー: エイダより
4152078685
No.5
(5pt)

これは、もう一つの神獣聖戦の物語である

これは、もう一つの「神獣聖戦」の物語である。並行世界に生きる人類とスパイラーの戦いは、虚空間での鏡人=狂人と悪魔憑きの戦いでもある。(スーパーキャット ニーチェのような猫も出てくる。)
それを1800年代のオーガスタ.エイダ女史を中心にして、分からない世界を分からないなりに分かったかのような気にさせる物語である(何のこっちゃ。でも多くの読者もそうだろう)。
丁度、山田正紀も受賞したSF大賞の発表誌であるSFアドベンチャーが休刊になり、SFというジャンルが消えて行ってしまうという危惧があったのだろう。それに抗うかのような渾身のSF力作である。
エイダ (ハヤカワ文庫 JA (599)) Amazon書評・レビュー: エイダ (ハヤカワ文庫 JA (599))より
4150305994

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