首都高バラバラ死体 囮捜査官 北見志穂2(女囮捜査官2 視覚)



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長編小説

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山田正紀・超絶ミステリコレクション#3 囮捜査官 北見志穂2 首都高バラバラ死体 (徳間文庫)

2022年01月12日 山田正紀・超絶ミステリコレクション#3 囮捜査官 北見志穂2 首都高バラバラ死体 (徳間文庫)

死体を積んだ幽霊列車、首都高を大爆走! ? ミステリ史上屈指のシリーズ連続刊行・第二弾 首都高パーキングエリアで発生したトラックの居眠 り暴走事故。現場に駆けつけた救急車が何者かに乗 っ取られた。猛追するパトカーの眼前で、乗務員と ともに救急車は幽霊のように消失する。この奇妙な 事件を発端として、首都高のあちこちで女性のバラ バラ死体が──被害者は囮捜査官・北見志穂の大学 の同級生だった。錯綜する謎を追って銀座の暗部に 潜入した志穂が見たのは……。(「BOOK」データベースより)




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No.4:
(5pt)

一気読み必至でエンタメ度満点のミステリ。

SM愛好家としては、「参ったな」と言いたくなる、凌辱描写から、バラバラ殺人が起こる。さらに、衆人環視の中、性行為を見せ付ける、売春場面もSM的で見逃せない。囮捜査に赴いた志穂が、公開売春現場を見せ付けられ、どんな女もそのうち人に見られないと興奮しなくなる、お前もな、と暴言を吐かれる場面があり、妄想をかきたてられずにいられなかった。

  SM行為を官能的でなく、公序良俗に反する唾棄すべき行為と描かれるので、SM愛好家としては複雑だが、スリリングで息もつかせぬストーリー。読者が推理を働かせる余地はないものの、意外な真犯人の発覚まで、一気読み必至でエンタメ度満点のミステリと評価したい。
山田正紀・超絶ミステリコレクション#3 囮捜査官 北見志穂2 首都高バラバラ死体 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:山田正紀・超絶ミステリコレクション#3 囮捜査官 北見志穂2 首都高バラバラ死体 (徳間文庫)より
4198947139
No.3:
(4pt)

今回の敵はサイコ殺人鬼

首都高でトラックがタンクローリーに突っ込む大事故が起こった。駆け付けた救急車が搬送中の患者に乗っ取られるという怪事件が起こる。その後、首都高のあちこちで女のバラバラ死体が発見される。
解体趣味のサイコ殺人鬼ものである。冒頭が交通事故で始まるところがユニークだ。
男の性欲のどうしようもなさが、前作以上にリアルに描写されており、凡百の官能ミステリとは一線を画す。北見志穂が例によって色々とピンチに陥る。犯人像と真相の意外さは、けっこう気に入った。
脇役ではエロ投稿雑誌編集長(女性)が、いい味を出している。
山田正紀・超絶ミステリコレクション#3 囮捜査官 北見志穂2 首都高バラバラ死体 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:山田正紀・超絶ミステリコレクション#3 囮捜査官 北見志穂2 首都高バラバラ死体 (徳間文庫)より
4198947139
No.2:
(5pt)

首都高バラバラ殺人事件

首都高速の南池袋パーキング・エリアで起きた大事故。その事故現場に
倒れていた三十代後半の白髪の男の傍らにはなぜか女の右足があった。
その男と女の右足は、救急車で運ばれたのだが、車内
に血痕だけを残し、救急隊員たちとともに消失してしまう。
数時間後、首都高の各所で女の左腕、首、胴体、左足が
発見され、にわかにバラバラ殺人の疑いが浮上してくる。
さらに死体の身元が銀座のホステスで、おとり捜査官
北見志穂の大学時代の同級生であることが判明し……。
被害者や容疑者が志穂の知人であるため、
“北見志穂自身の事件”の側面も持つ本作。
猟奇性とエロス、そして狂気に彩られた疾走感あふれるサイコスリラー
が展開されるその裏で、作者会心の超絶トリックが構築されています。
そのトリックは、常軌を逸した猟奇殺人という派手な様相を煙幕として、
巧みに真相をカムフラージュしているのですが、あまりにもうまく隠蔽
したために、却ってその凄みが読者に伝わり難いというのが残念な所
(「バラバラ」を活かした、××××と同パターンの○○○○・トリック!!)。
シリーズ中、最もパズラー色が濃いと世評が高いのも頷ける傑作です。
女囮捜査官〈2〉視覚 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:女囮捜査官〈2〉視覚 (幻冬舎文庫)より
4877286101
No.1:
(4pt)

トリッキーなシリーズ2作目

警視庁科学捜査研究所特別被害者部の女性捜査官、通称女囮捜査官、北見志穂のシリーズ2作目。バラバラに切断された死体の謎、トリック、動機に犯人像と、どれをとっても申し分なし、シリーズを代表するトリッキーな作品です。その分ちょっとわかりづらい点もありますが、おもしろいミステリがないと嘆いている方、ホントにおすすめですよ。と、持ち上げたところで疑問が一つ。これはシリーズ1作目「触覚」でもあったことなのですが、張りっぱなしの伏線(だと思う)や明らかにされないままの謎がちらほらと・・・(私の読みが足りないのかな?)。せっかくの伏線を作者が忘れてしまうということもないだろうし、これはきっとシリーズの後の作品で大きな意味を持ってくるんだろう、次作をますます期待させるための作者のテクニックなんだろうと、良い方向に解釈しておきましょう。なにせ作者はあの山田正紀なのですから。
女囮捜査官〈2〉視覚 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:女囮捜査官〈2〉視覚 (幻冬舎文庫)より
4877286101



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