法廷の王様 弁護士・霧島連次郎
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軽く読めるリーガルものを期待したのですが・・・ まず、裁判というものは検察の起訴内容を審理するところであって、弁護人が真相解明をする場ではありません。それに、公判前整理手続で起訴内容が事実ではないと判明しているのに、開廷するなんてありえないでしょう。裁判官や検事に恥をかかせることなく幕を引くことこそ、弁護士の腕の見せ所であるはずです。 主人公の霧島弁護士を持ち上げるために、周りがとにかくバカに描かれています。 霧島とペアを組んだ雨宮は、あなた本当に弁護士?というほどバイトの学生レベル以下です。 警察、検察、裁判官が全くストーリーに絡んでいない時点で、リーガルサスペンスとしては破綻しています。 そもそも、話の冒頭で証拠の瑕疵が見え見えです。 生活能力のないやり手弁護士の兄としっかり者の妹のドタバタ日常劇であればまだましだったと思うのですが、主な舞台は弁護士事務所で、登場する弁護士がみな間抜けに見えてしまいます。 読了するのに30分もかからないので、興味のある方は立ち読みでどうぞ。 | ||||
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尊大で負け知らずのスゴ腕弁護士と,かなり見飽きた感のあるキャラクタ設定ですが, プロローグから早々と弱みを見せ,以降もチラホラ,しかも全てが語られたかと思えば, それを打ち明けて相手の情に訴えるなど,あまり定まっていないというのが率直なところ. 確かに法廷では王様のごとき振る舞いですが,法廷の場面自体が最後の章にしかなく, あとは新人や同僚をこき使う程度で,これでこのタイトルはだいぶ盛り過ぎに映ります. また,物語はそれなりにまとめられますが,探す真犯人が半分ほどでわかってしまい, 見え見えのヒントを見落として奔走をする残りの半分は,いささか退屈に感じられます. 主人公が苦しむ過去の傷も,そのためだけに用意された飾りもののようで薄っぺらく, 一冊で畳むには仕方がないのでしょうが,もう少し彼自身の掘り下げがほしかったです. | ||||
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