水木しげ子さんと結ばれました



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初公開日(参考)2014年02月
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長編小説

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水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)

2014年02月08日 水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)

今日は転校初日で、もう学校に着いていなければいけないのに、僕は今、死体を埋める穴を掘っている。そんな僕の左手の「ある存在」―それを追って振り返ると、僕以上に血みどろで、死体をいじくる女の子がいる。―水木しげ子さん。まるで人形のように完璧に美しく、けれどとても恐ろしい女の子。でも、彼女こそ僕の「運命の人」に間違いない。だって、彼女の左手の小指は僕の左手の小指と「運命の赤い糸」で結ばれているのだから…。殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」で結ばれてしまった二人に、次々と訪れる数奇な殺し合いの「運命」の行方は―?ただ一度の電撃小説大賞・20回記念特別賞受賞の怪作、ついに登場!!(「BOOK」データベースより)




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水木しげ子さんと結ばれましたの総合評価:5.43/10点レビュー 14件。Dランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.14:
(1pt)

失礼ながら…

話としてはとても面白く星4つはつけたいところですが、どうしても許せない部分があったため失礼極まりないと理解しつゝ、この様な評価をつけさせていただきました。
先ず良いところから書かせていただきます。
どのような話であるかは既に紹介されていますので、感想のみ書かせていただく事とします。
話の構成が上手い為展開が読めず、次はどうなるのだろうかと期待しながら読み進めていくことが出来、大変楽しく感じました。どの話も良い意味で気持ち悪く悪趣味で、作者様の想像力には感服いたしました。
次に失礼とは思いますが、どうしても許せない点を挙げさせていただきます。
ヒロイン(というべきなのかはわかりませんが)の名前を水木しげ子としたことに対し水木しげる先生のファンの一人として激しい怒りを覚えました。怪奇漫画の神様といっても過言ではない人物を、それもこの本が出版された当時まだ御存命だった方の名前をここまであからさまにしかも性別を変えてキャラクターの名前として使うというのは水木先生への冒涜であると思います。不遜な物言いとは思いますが倫理観を疑います。これだけの話を作ることが出来るだけの想像力をお持ちなのですから、水木しげる先生のファンがこの本をどう感じるか想像していただきたかったと感じております。
大変長文になってしまい申し訳ありません。何度も申し上げますように文才もない自分が、この様に作家先生を批判するなど失礼極まりない事とは存じておりますし、水木しげる先生のファンとしての意見を書くのは、この様な場には相応しくないという事も重々承知しております。
不快に思われた方がおられましたら誠に申し訳ございません。
水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)より
4048663135
No.13:
(4pt)

赤い糸は呪いか絶望かそれとも運命か……

『水木しげ子』という、読み手の潜在的なバイアスをうまく利用したネーミングセンスが素晴らしく、
ただでさえ奇怪なキャラクターの行動原理かがより強調されるような錯覚に陥る。
冒頭部分における、赤い糸で結ばれた相手が残念かつおどろおどろしい美少女・水木しげ子だったという
事実のみならず、いずれは彼女を殺すか、或いは彼女に殺されるかどちらかに辿り着くという、
主人公にとって更に残酷な事実を突き付けるくだりそして、連作短編の四つのエピソードが相互に作用しているさまに、
ストーリー作りのうまさを感じる。
また、一見するとあまり重要とは思われない、思わず見落としてしまうような伏線で彼女が
人ならざるものであることが示唆されていたり、「あの学校は、普通ではありません。風が吹かない場所には集まるのです、
濁ったものが。どうか、お気をつけください」という言葉に、学校自体に何かしらの秘密が存在していることを暗喩させているところに、
伏線の上手さを感じざるを得ない。(ストーリーをスポイルしているわけでは無いのでご安心を)
また、比喩表現のバリエーションに舌を巻くのと同時に、自分自身が危機に陥っているにもかかわらずしょうもないこと
(言うなれば、上司や学校の先生に怒られている時に、「もしここがテロリストに占拠されたら」みたいな全く無関係
かつアホなことみたいな)を考えるといった細かい心理描写を決して面倒くさがらずに描き切っている上、
残りページの厚さが薄くなってもオチが見えて来ないことに、作者のポテンシャルの高さを感じ取ることができた。

ただ、主人公の弟を守るため、警視庁本庁の刑事である自身の立場を最大限利用して水木しげ子を含む
生徒たちを調べ上げるほどの姉がどうしてあのような『行動と選択』(具体的な内容については本文にて)をしたのか、
そして、3Gないし4Gの携帯電話で『そんなこと』ができるのか(これも本文参照。PDCならソニー・エリクソンの
preminiなら可能かもしれないが、PDCは既にサービスが終了している)といった、いくつかの引っ掛かりがあったのが残念。

最後に、主人公の背中に残った『七つの大罪』を連想させる死神の鎌あるいは数字の7にも似た痣について、
そしてしげ子さんが苦手とする虹子ちゃんがこれからどのように関わって来るのかは、次巻以降に明らかになるのでしょう。
水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)より
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No.12:
(5pt)

人を選ぶ本

ここでの評価があまりよくないないので買ったことを後悔しつつ読んだら
思いのほか面白かったです。
読んでいて変な所や感情移入しにくい部分はありますが
この手のラノベをあまり読んだことがなかったので個人的には満足してます
水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)より
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No.11:
(1pt)

あとがきのとおりです

水木しげ子を書きたかったんであって他のキャラはどうでも良かったんだなとしか
ひきこもりの事件なんてアレ一つで一冊書けるだけの葛藤や経緯が作れたはずなのにあっさりしてて事後描写も無し
クラスメートの女子の登場理由は何もなくただしげ子という人物のエピソードを語るだけの人形
主人公に対し過保護でエロゲのヤンデレヒロインのようだった姉があっさり黒幕に引っ掛かる
主人公は良くも悪くも精神的に普通の人なので余計な過去設定もいらなかったはず
アレだけの過去をぶち込むならもっと主人公にも世間とのズレが欲しかったのにクラスメートに避けられる描写はギャグ扱い
しげ子以外一切が添え物なわけです、主人公含めて
そして肝心のしげ子が他のレビューに既にあったように薄っぺらい
コレ猟奇でしょ? こういうの好きでしょ? わざわざこんな本買うんだからさ
というのが透けて見える
水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)より
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No.10:
(1pt)

ありえないことが多すぎて突っ込みが追い付かない

ネタバレありますのでご注意ください。

 推薦文は「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」の入間人間先生です。
「これが大賞じゃない? 相変わらず、見る目のない連中だ」
 ……とありますが、単に第13回の自分の投稿作(「みーまー」の元作品)が最終選考(審査員全員が読む)で落とされたことをネタにしているだけですよね。
 普通に読んだら、絶対に大賞なんかやらない、という感想を抱くはずですから。……だから、ね? 入間先生? 「ごめん、忙しくて読んでないや。てへぺろ☆」って言っていいんですよ?

 以下、ネタバレありの感想です。

 作者さあ……本当にアホなの?
 なーんで自分でわざわざフォントいじりまでして書いた設定(70Pのものです&特設ページに明記してある3つの事柄)を何度も忘れちゃうかなあ。
 最後の「糸は、『呪い』なんかじゃない! これから起こる悲劇を回避する術を教えてくれる、『希望の糸』なんだ!」というご高説には読んでて寒気が走りましたよ。悪い方のね。ハイハイ、偽善者乙ー。
 お前さあ、楽に「前に君に見せた電車轢殺事件は、結婚詐欺師(もう海外に逃亡している)に騙された女性に『あなたの無念を晴らすことは出来ないかもしれませんが、同じようなことをしている男がいますから、そちらで代用しては?』って俺が吹き込んだから事件が起こったんだよ」って聞いてるのに、馬鹿なの? アホなの?

 あと、明言はされていませんが……この話って本当は短編部門に送られてきたんじゃないの? と疑いたくなります。それぞれの事件が独立しており、特に日影と四隅の事件なんか挟んだ意味が全くわかりませんでした。単なるページ稼ぎなら削れよ。ただでさえ、値段600円超えてるんだから。

 そして微妙なファンタジー(?)要素。
 しげ子が屋上庭園で育てていた食虫植物――ならぬ『食鳥植物』とか、別に話に関係ないんだし削ってもいいですね。

『トビラ堂』もあまりに、話(しげ子)にとってご都合主義過ぎる役割。しかもノブオ(店主であり、医者)が両方のまともな目玉が無いのに、かなり難易度の高い手術が出来る腕前……ってどういうことだよ、おい。

 そんでもってゲーセンのレースゲームぐらいしかしたことのない、たった十六歳の主人公が、しげ子に命令されて最後の話の犯人の車をいきなり運転出来るってどういうことだよ。バイクならまだわかるんですが、車のシフト操作とかどうやってわかったんだ? ご都合主義過ぎる。

 更には、しげ子が縛っている犯人を拷問しようとして腹にメスを入れた時に「その時何故か、コツッ、と音がした」って描写だけで済ませるのはどうして?(これは後で「犯人が携帯を胃の中に入れている!」という主人公の推理()に繋げるためです) 普通なら犯人も胃に貫通するぐらいまで(しかも、その時の体勢的に携帯電話は背中の方に落ちていたと思われる)深くメスを刺されたら、悲鳴ぐらい上げてもいいような気がするのですが。

 ついでに犯人がしげ子のメスを奪って自分の指を切り落として拘束から逃げ出す描写もありましたが、そんなの普通は無理に決まってるだろ。しかも指を2本も? ハイハイ、すごいでちゅねー。まず骨の部分でメスが刃こぼれするっちゅーねん。それに麻酔も無しに1本でも指を切ったら、痛みで次の指も切れないし、1本の指を失っているなら力が入らなくてメスを握れないっつの。

 第一、どんだけ小さい携帯だったら飲み込めると思うんだよ。どこの世界でそんな小型な携帯売ってるんだよ。しかもビニール袋包みとか……仮に飲み込めたとしても、歯に糸を繋いでるんだったらたった一度だけでなく、常に嘔吐反射起こりまくりだっちゅーねん。少しは調べて書け。一応現代を舞台にしているんだから、辞書で『現実味』と『整合性』という単語を引くのを作者にはお勧めします。

 伏線回収もなってない。
 主人公の父親が冤罪を被せられた事件の本当の犯人は? クラスメイトで人気者の虹子を出した意味は?
 唯一褒められるのはイラストぐらいでしょうか……と思ったら、生煮えさんってあんまり描き分け出来てないんですよね。樹と虹子とか、口絵カラーで並べてみたら、目とかまったく同じなんですが。あと、長滝も原文では「口髭のある~」とか書かれてるのに、つるっつる。あっはっは。
 そういうことで、超地雷のスーパー駄作です。
水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:水木しげ子さんと結ばれました (電撃文庫)より
4048663135



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