源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義



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    初公開日(参考)2019年06月
    分類

    長編小説

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    源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義 (講談社文庫)

    2022年01月14日 源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義 (講談社文庫)

    1160年、平治の乱の後、源頼朝は平清盛によって助命される。後に大納言・時忠が、「此一門にあらざらむ人は、皆人非人なるべし」とまで言い放ち、知行国三十余国、荘園五百ヵ所、田園その数を知らずと言われるまでに栄華を誇った平家一門の命運は、この瞬間に窮まった。 後に平氏を滅ぼすことになる頼朝を清盛はなぜ救ったのか? 平氏を滅亡に追い込んだ天才武将・源義経は数々の戦果を挙げたにもかかわらず、兄の不興を買って非業の死を遂げる。その義経が怨霊として祀られていないのはなぜなのか? 二つの謎が解けるとき、源氏と平氏の真の姿が現れる。(「BOOK」データベースより)




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    源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義の総合評価:8.44/10点レビュー 9件。Bランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.9:
    (2pt)

    つまらない

    冒頭、いきなり、平清盛の背後でししおどしがコンと言っていて笑った。
    鹿威しは京都の詩仙堂が起源と言われている。詩仙堂が建てられたのは1641年。江戸時代。
    清盛と池禅尼の会話より480年後。
    大丈夫か。

    旅行ガイドとウィキペディアから切り貼りしてきたような引用がえんえんと続く。
    源平合戦に関するありとあらゆる平凡な説明が羅列されているから、便利と言えなくもないが、それなら他にもちゃんとした歴史家が書いた入門書がたくさんある。
    途中、架空の登場人物たち(現代の)がしゃべったり飲み食いしたりするシーンがさしはさまれ、それが少しも面白くない。

    安徳天皇が女性だったとか、頼家も実朝も北条政子の生んだ子ではなかったとか、主人公の教授の説く仮説が下世話でつまらない。
    それにいちいち「ええっ?!」と驚くためだけに存在する若い女性キャラと若い男性キャラがつまらない。

    義経がなぜ怨霊にならなかったか、という謎を解くというから、ずっとがまんして読んでいったら、結局
    「性格が純粋だったから」
    だと。
    ばかばかしい。

    たぶん、読んだのが間違いだったのだ。本当に歴史好きの人は、この著者の本などはじめから読まないのだろう。
    読んだ自分にがっかりだ。
    源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義Amazon書評・レビュー:源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義より
    4065161622
    No.8:
    (4pt)

    大河では描かれない(であろう)物語

    講談社文庫 高田崇史著『源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義』のレビュー。
    付いている帯に「“鎌倉殿の13人”必読書」とあるように、今年のNHK大河ドラマに合わせるかのようなタイミングで、2019年6月に刊行された単行本が2022年1月14日第1刷として文庫化された。
    解説は、書評家の大矢博子氏。

    単行本も厚かったが、この文庫版も約560ページとボリューミー。
    飲食や交通機関の描写等に間延び感が無くもないが、いわゆる正史では触れられない蘊蓄に興味があれば、最後まで読みこなせるだろう。

    源平合戦や鎌倉抗争史において俺が特に疑問に思っていたのは、北条政子の心情だった。
    尼将軍といわれるほどの実力者であっても、その子である頼家・実朝、孫の一幡・公暁の謀殺・暗殺を止められなかった、あるいは黙認していたという点が、いかに実家の北条氏大事とはいえ、信じがたい部分だったのだ。
    本書では、その疑問をあっさり解決してくれている。
    そういう事だったのか!

    源義経による「一ノ谷の合戦」や「壇ノ浦の戦い」の“奇跡”を実際に再現してみせようという実験番組を見たことがあるが、本書には、そういう現実的かどうかは問題ではない“真相”が提示してある。
    池禅尼が源頼朝の助命嘆願をした本当の理由、崇徳天皇をはじめとした歴史を動かし現在にも繋がる怨霊の影響、頼朝の死の真相、そして小余綾(こゆるぎ)俊輔が最終講義において(源平合戦ではなく)「平平合戦」だと言った意味・・・。
    本書は、おそらく大河ドラマでは語られないであろう「源平物語」であり、「真・北条氏」を描いた作品である。
    源平争乱や鎌倉初期に興味がある方は、こういう歴史の見方もあるのだという感想を読後に抱くに違いない。
    小余綾先生の“忠実な生徒”である橙子と誠也によるフィールドワークにより、ちょっとした旅行気分も味わえるかも♪

    なお、怨霊・執念・血族といったことから来る“おどろおどろしさ”により、読書中の俺の脳内には、『八つ墓村』が重なって見えていた。。。
    源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義Amazon書評・レビュー:源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義より
    4065161622
    No.7:
    (4pt)

    面白い

    面白いの他人事
    源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義Amazon書評・レビュー:源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義より
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    No.6:
    (5pt)

    読みごたえあり。

    分厚く値段も張ったので中古を狙って漸く読む事ができました。
    正直言ってこの本を読むまで源平関連の小説には興味がありませんでした。
    なんですが、この本は読み始めるとずるりずるりと源平の世界にのめり込まされました。
    元々鎌倉時代は源頼朝から殺されるドス黒い嫌な時代のイメージがありましたが、改めて細かく書かれると更なるイメージダウンが起こりました。
    その反面、賞賛されるべき事ではありませんが、源氏・平氏の自害する潔さや君主想いの言動などジーンと涙してしまう切なさとカッコいいと思わせられる面も出てきました。
    平家物語を読んでみたいと思いましたが、長さに断念かな。
    源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義Amazon書評・レビュー:源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義より
    4065161622
    No.5:
    (5pt)

    定説にこだわらない斬新で素直な切り口

    固定観念を外して、素直に歴史を読み直すと、今まで見えなかったことが見えてくる。
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